私の中にいる色んな自分
私の中に色んな私がいる。
今まではどちらかというとその中のポジティブな側面だけを拾おうとしていた気がする。
ドロドロした感情が出てきたとしても、気付かないフリをしたり、気付いたとしてもポジティブ変換したりして、心地よくない感情、感じたくない感情を無意識に葬り去っていた。
それは、「人から好かれる自分」「良い子でいなければならない自分」を良しとする、昔からの癖だ。
そして、それはなかなか手強い。
去年から少しずつ、ありのままの自分を受け入れ、どんな感情も感じるようにしてきた。
「嫌だ」という思い。
「しんどい」という思い。
「サボりたい」気持ち。
「本当の事を言いたくても言えない」自分。
そんな自分がボロボロ出てきて、何度となく号泣した。
それでもまだまだ、たくさんの自分を亡き者にして、心の奥底に閉じ込めている。
感じたくない気持ち、認めたくない自分。
そんな自分をしっかり感じて、認めてあげたい。
そうする事で少しずつ、玉ねぎの皮を剥くように、本当の自分が姿を現し、本来のエネルギーが戻り、魂は輝きを増すのだろう。
その時、どんな景色が見えるのだろう?
私はその景色を見てみたい。
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