ぶらりくり -富山編-
1日目
高岡から20分ほど電車に揺られて富山駅に到着。宿に荷物を預けて市街地周辺を散策に。
とりあえずまずは市内中心部を歩いて回ることに。市内を流れる松川を遊覧船で巡ることができるらしい。日本のさくら名所100選に選ばれているので春に来た時には乗ってみたい。
市役所展望塔
富山市役所は屋上が展望塔になっている。
晴れた日には立山連峰や富山湾が見渡せるらしい。が、曇っていたので見えなかった
富山市郷土博物館
加賀藩の支藩である富山藩前田家の居城跡は城址公園として市民に開放されている。富山城の内部には博物館があり戦国時代に築城されてから現代にいたるまでの歴史が紹介されていて、前田利長が使用した140cmの巨大な兜も展示されている。
お昼ご飯 (1日目)
お昼ご飯は当然お寿司。富山に来て寿司食わんかったら何を食えばええんじゃいという強い気持ち。
富山市ガラス美術館
ガラス芸術が盛んな富山の誇る現代ガラス美術作品を集めた美術館。建物自体の設計は隈研吾。
2階ロビーは6階まで続く吹き抜けとなっていて開放感が抜群。
高志の国文学館
大伴家持や堀田善衛、藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄など富山所縁の作家やその作品の魅力を紹介する文学館。
夜ご飯 (1日目)
お昼ご飯は白えび天丼を食べたよ。
2日目
富山運河環水公園
市街地にいながらも「水の街・富山」を感じられる憩いの公園、富山運河冠水公園へ。
公園のシンボル的存在・天門橋からの眺め。全長58mの橋面はタイルと木彫り
STARBUCKS COFFEE富山環水公園店。ご当地のランドマーク店舗
お昼ご飯 (2日目)
お昼ご飯は「もつ煮込みうどん 糸庄」へ。創業50年の地元富山で愛され1日数百食販売されるもつ煮込みうどん。あっさりとしたスープにパンチの効いたモツがなじんで体があったかくなる。最高の一杯。最後にご飯をスープに投入するお客さんも。
パティスリージラフ
岩瀬地区
午後からは、電車に乗って市街地から離れ岩瀬地区へ。江戸時代から北前船の交易地として栄えた街で、現在でもレトロな雰囲気を楽しめる。大町新川町通りは加賀藩が参勤交代に利用した旧北国街道で、日本海運で栄えた当時の賑わいを感じられる立派なお屋敷が並んでいる。
大町新川町通り沿いには北前船のモニュメントが立っている。
北前船廻船問屋 森家
1878年ごろに建てられた豪邸で国の重要文化財に指定されている。
森家は屋号を「四十物屋」と書き「あいものや」と読み、当主は「仙右衛門」を名乗っていた。四十物屋仙右衛門家は江戸末期から明治にかけて北前船の船主、肥料商、諸国の回船業者と取引のあった廻船問屋であり、明治期には金融業に進出して大きく事業を拡大していった。
家屋自体は明治6年の岩瀬大火で焼失し、現在の建物はその5年後に再建されたもの。1994年に重要文化財に指定された。
積出する船にのために玄関から裏の船着き場まで通り庭が通じている。母屋のオイには炉が切られ、天井まで吹き抜けの構造で梁が井形に走っており明かり窓が撮ってある (この構造を岩瀬では「枠の内」と呼ぶらしい)。
国登録有形文化財 旧馬場家住宅
江戸期から海運業で栄え、五大北前船主の一つにも数えられる馬場家の住宅。
馬場家もまた江戸後期から活躍した北前船主・廻船問屋の家。明治中頃には北前船から貴賤経営に舵を切り、近代的な海運業者へと成長していった。馬場家は「岩瀬五大家」の筆頭に挙げられ、北陸の「五大北前船主」の一つに数えられる。特に九代当主・道久の妻・はるは旧制富山高等学校設立のための多額の寄付をした人物としてよく知られている。住宅母屋は七代当主・久兵衛が建てたといわれている。
スタッフの方に見どころを案内してもらえたので説明をふんふんと聞いていたら、最後に「馬場が案内させていただきました」と言われてなんとこの家の持ち主だったことに気づいた。なんとこの馬場家の真向かいに住んでいてボランティアをしているそう。
夜ご飯 (2日目)
夜は富山駅の回転寿司屋さんに。
3日目
3日目は立山に登ろうと思い、早朝に宿をチェックアウトし、富山駅へ。標高3,000m級の高山だけれどもなんと頂上まではバスで行くことができる。