プリキュアに学ぶ

スタートゥインクルプリキュアも最終回を迎え、ヒーリングっとプリキュアが始まりました。タイトル言いにくいし。

ここの所毎年2月に新シリーズが始まるので、12月のクリスマスシーズンにはプリキュアグッズを欲しがらない娘は、何か学んでいるのだと思います。

さておき、

プリキュアに限らず、対立関係にある敵味方同士が共闘するシーンをよく見かけます。その時は、決まって互いにとって驚異となるさらなる強大な敵に立ち向かうために一時的に手を組みます。その後、仲間にはなりませんが、対立関係にはもうありません。違う次元に分かれ、それぞれ生きていくのです。

多くの場合、強大な敵の出現が近づいてくると、なんとなく敵キャラの背景や想いが伝わってくるストーリーが展開されます。私はこれまで嫌な奴、敵と思っていた相手の“正義“に触れ、共感し、一方的に嫌な奴と思うことができなくなります。

もしかしたらこれも一種の「対話」なのかもしれません。少年漫画などで見かける「こぶしで語り合う」も、ある種の対話なのかもしれませんね。

漫画に限らず物語において、人を動かすのは理屈ではなく人の感情です。理屈はその後、理解を助け、判断を下すために使います。

どちらがいいというわけでなく、なんとなく順番があって、その順番を違えるとうまくいくものもうまくいかないように思います。

あなたが自分の人生にとって大きな決断を下した時、情と理がどういう順番で動いたでしょうか。

私はついつい情ばかり先走ってしまいがちですが、オットが「理」の人なので補完してもらっています。