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【アプリマーケティングの基本の基⑦】Metaのインストール広告について詳しく解説!

自社アプリのプロモーションで、このようなお悩み…ありませんか?

・新規インストール数が増えない、これから増やしていきたい
・アプリのプロモーションで何から始めればいいのか分からない
・インストールだけじゃない!アプリの利用率を上げたい!

この記事では、広告を活用したインストール獲得の方法をご紹介!アプリインストール広告の種類から運用方法について、アプリマーケティングの基本を1から説明していきます。

以前、アプリインストール広告の概要について大まかにまとめましたが、今回はその中でもMetaのインストール広告について詳しく解説していきます。


Metaのインストール広告について

Meta社が運営する下記のプラットフォーム内でアプリのインストール広告の配信が可能です。

①Facebook
②Instagram
③Audience NetWork
④Messenger

①~④全てに配信はもちろん、特定のプラットフォームにのみ配信を行うことができるので、アプリの種類やターゲットとなるユーザー属性に合わせて配信先を設定します

Meta - インストールキャンペーンの特徴

こちらでは、以下の三つについて説明していきます。

特徴①Meta内へのアプリ登録が必要

通常のWEB広告、さらには他のアプリインストール広告とも違ってMetaのインストール広告では、Meta社が提供している【Meta for Developers】に広告配信を行うアプリを登録する必要があります。
こちらは、以前の記事でご紹介したSDKとは別途で連携が必要になります。


Metaでアプリインストール広告を行うために、Meta for Developersで作成したFacebook内でのApp IDを取得してSDKと連携をします。
これによって、FacebookやInstagramでのインストール獲得数を取得できるようになります。

ただし、こちらの連携はアプリ開発に携わっているエンジニアでないと対応が難しい部分になるため、エンジニア担当者と連携して配信準備が必要です。

特徴②課金方法

Metaのインストール広告では、インプレッション課金・クリック課金の他にインストール課金での配信が可能です。
インストール課金は、ユーザーにアプリがインストールされた際にだけ課金される形態なので、広告の表示回数やクリック数の影響を受けないメリットがあります。

一方でインストールが伸び悩む場合は、かえって配信が鈍化する恐れもあるため、配信の効率を最適にするためメディア側からはインプレッション課金が推奨されています。

最適化されるポイントについてはGoogleアプリキャンペーンと同様にインストール最適化だけでなく、アカウント登録・課金といったアクションの最適化も設定ができます。
インプレッション課金で配信量を担保しながら、インストールを行いやすいユーザーに向けて広告を最適化させる学習が望ましいでしょう。

特徴③プレイアブル広告の配信ができる

こちらはゲーム系のアプリでの活用が多いのですが、Metaのインストール広告では、実際のアプリ内の使用感を広告内でユーザーに体験させて、インストールモチベーションを上げる配信が可能です。


皆さんも、Meta内の広告に限らずこのような体験型のアプリ広告と接触することはないでしょうか?
通常のアプリ広告に比べて「アプリを体験する」要素が含まれるのと、体験もお試しとして気になる部分で終わってしまうため、ユーザーの利用モチベーションが高いままインストールに繋げることができます。

プレイアブル広告を利用できる配置面は、、Facebookフィード、Facebookストーリーズ、Meta Audience Networkインタースティシャル、Audience Network動画リワードの4か所で、カスタマイズ機能を利用すればInstagramのフィードやストーリーズへも配置できます。

Metaでインストール成果を出すポイント

ここからは、Metaのアプリキャンペーンでインストールの成果を出すためのポイントを2つご紹介します。

最適化ポイントの精査

Metaのインストール広告では、インストールの獲得数を拡大・効率化させる配信以外にも、その先で行われるアカウント登録や課金数を拡大・効率化させる配信も可能です。

インストールはされてもその先のアクションのCVRが低い場合、最適化しているポイントをインストール→該当アクションに変更することによって、該当アクションを行いやすいユーザーに向けての配信に切り替わります。

一方で、配信の質はインストール最適化時よりは上がるため、表示・クリック・インストールなどの単価は上がる可能性もあり、機械学習を効率化させるためにもCV数が必要になるので、以前よりも予算を多く投下しなければならない要素も出てきます。

ターゲティングの精査

MetaはSNS広告の中でも機械学習に優れた特徴を持っているため、ターゲティングの面でも配信の効率化を図ることができます。
基本的なデモグラ情報・興味関心などをターゲティングする方法以外にも、インストールキャンペーンで獲得したユーザーデータなどを活用して、インストールしたユーザーと似た属性を持つ対象に配信を行うこともできます。

当社の場合、初動はインストールの最適化で必要最低限のターゲティングを切りながら、機械学習の最適化を最優先にしつつ、効果に合わせて最適化ポイントの切り替えやターゲティングを設定して効果を改善しています。

クリエイティブ

スタート時は、どのクリエイティブがインストールに繋がりやすいかが分からないため、できる限り全てのクリエイティブタイプを網羅した状態での配信が適切です。
そこから配信をしていく中で、どの訴求・クリエイティブタイプがCVRが高い・CPI抑制に貢献しているのかをABテストしていき、パフォーマンスを改善していきます。

各クリエイティブの傾向としては、静止画よりも動画の方が表示コストはかかるものの、インストールには繋がりやすく、全体のCPI抑制に貢献することが多いです。

当社では15~30秒の動画広告以外に、ABテストで効果の良かった静止画バナーを一部分だけ動画化した簡易動画を作成し配信を行っております。

バナー内のテキストやイラストなどの一部分が動くだけでも、ユーザーからの注目・視認性を上げることができるので、作り込んだ動画広告をすぐに準備することが難しい場合は簡易動画の入稿もおすすめです。

まとめ

今回はMetaのアプリキャンペーンについて紹介しました。

【特徴①】
Metaのアプリインストール広告は、他メディアと違ってMeta for Developersと実装中のSDKとの連携が必要
【特徴②】
プレイアブル広告で、ユーザーにアプリ内を体験させてインストールに導く配信ができる
【特徴③】
成果を上げるには、目的に応じて最適化するポイントやターゲティングを変更することが重要

アプリインストール広告で効果を出すには、最適な広告運用と配信メディアに合ったクリエイティブが必要です。
当社では、アプリ業界に特化したチームで広告主様のプロモーションのお手伝いをしております!

詳しく話を聞きたい…!という方は、ぜひコーポレートサイトからお問い合わせください。


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