連載(100):人類の夜明|まどろみの中で「寂しい人のために」
寂しい人のために
世の中には、寂しい思いをしている人は意外に多いものである。
たとえば、
○ 幼い時に親と別れ別れになった。
○ 幼い時に親を亡くした。
○ 子供を亡くした。
○ 恋人を亡くした。
こんな時、人は悲嘆にくれるものである。
人生とは寂しいものだ、侘しいものだと・・・、
しかし負けてはならない、忘れてはならない、思い出してほしい、その環境を選んだのは自分自身であることを・・・。
ではなぜ、そのような環境を選ばなければならなかったのだろうか?。
人は幸せに浸っているときには、決して人生に疑問を持たないものである。
しかし、不幸に出会い悲しみにうち震えるとき、
人生とは何だろうか?、
人間とは何だろうか?、
死とは何だろうか?、
と疑問を持つようになる。
あなたは人生に疑問を持つために、そのような厳しい環境を選んだのである。
その環境を決して無駄にしてはならないだろう。