通勤Disney+「七夕の国」
漫画は気になりつつ読んでなかった
超能力と民間伝承、伝承の外との関わり
この辺が激情的な演出なしに、しっかり盛り上がって終わった10話
最終回以外を一気に見たので
最終回が待ち遠しかった
ゆっくりバックスクリーンに当たるホームラン
念じると小さな穴を開けるコトができる主人公
書類をとめるパンチ穴程度でしかなくて、
何に使えるかも分からないショボさ
ところが大きな穴ができる事件が起こって、
主人公に可能性が見えてくる
その可能性の中に悪魔的なリスクも含むトコが面白い
超能力が1つなのでサイズで強さを示せるのもクール
舞台は現代なんだけど、その空気は90年代
あの頃の呑気さがあった
なんとかなるよと何も考えない
大学生のボンヤリ具合がアハハの笑いとして成立する感じ
どこかお互いに認めあった上でダメさを笑っちゃう
ルサンチマンごっこにかまけた挙句、
他者を対等に評価できなくなった今とは空気が違う
いいよな~
呑気なの
好景気の残り汁のにおい
始まっていきなり戦国時代でビックリするんだけど、
そこのパン!のエフェクトが印象悪かった
ボケた白丸に「なにこれ?安っ!」と不安になった
以降は理性的で必要以上に派手な演出をしないし、
カシコそうな表現が徹底されてて良かった
地味故の緊迫感
真面目な人に問い詰められる感じ
何で最初だけアレだったんだろう
夜のシーンで見えにくかったのかも知れないけど
音だけでも良かった気がする
音といえば、BGM良かった!
コレも必要な箇所でサッと適量出してくれる感じ
ベタだけど使い方がシャレてた
シャレてたから「最終回まだかよ」と思っていた時に
頭の中でBGMが鳴ってた
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