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福島墓参旅行'24
▼時間稼ぎの段
毎年行ってる墓参旅行のレポ。というか来年の自分のためのメモ。ちょっと今年は書きたくないけど書かないと辻褄合わんことを冒頭に書いたけど、冒頭だとすぐ目に入るし見るたびおちこむからちょっとどうでもいい冒頭を書きたくて今このブロックを書いている。もうちょっとなんか書きたいな。
えー、最近寒くなってきましたな。旅行に行ったのは3週間程前。いい気候の時期に旅行行ったなとは思うけど、私あんまり紅葉が好きじゃなくて。本当は5月~8月ぐらいに行きたい。新緑が好き。もしくは雪。一度でいいから雪景色の中旅行したいなあ。でも家族は同意してくれないから一人旅だな。それもいいな楽しそうだ。車移動至上主義だけど雪は運転できないから電車だな。樹氷とか雪の壁とか見てみたい。紅葉とか桜もきれいだと思うし見れたら嬉しいけど、絶対に混雑を伴うじゃん。好きじゃないって言ったのは、そこまでして見るほどじゃないっていう意味で。混んだ上に見えるのが紅葉じゃちょっとなっていう感じ。去年今年とこの時期の旅行が定番になっちゃってるけど、本当は変えたいなあ。と思っている。
このくらいにして、レポを始めます。あいかわらず長い。
▼一旦は諦めた今年の旅行
まだ消化できてないからなるべく端的に書くけど、今年の夏に祖母が亡くなった。高齢とはいえ何の兆候もなく突然のことで、家族全員放心。既に宿の予約は済ませていたけど、今年の旅行は当然中止だろうと思った。
落ち着いてきた頃、旅行について改めて相談。考えてみればこの旅行は元々祖父の実家の墓参りのために行っているものであって、祖父が元気なうちはなるべく連れて行かねばという話になり、例年通りの福島行きを決めた。
3ヵ月過ぎた頃からだんだんと楽しみになってきて、Google Mapに行きたいところを保存したり、細かく行程を考えた。去年のレポ(https://note.com/imae26/n/nfbcdb9daa600)にも書いたけど、私は行きあたりばったりの旅も好きだし、分刻みのスケジュールを考えるのも好き。ただ、家族旅行でスケジュールがあるなんて嫌がる人が多いよね。だから人には見せない。組むだけ組んで、自分で満足するだけ。考えるのが楽しいのです。
▼今年のおまけはどこに行く?
旅のはじめに祖父の実家のある福島県三春町へ墓参りに行くことは決まっている。ただ自宅のある千葉から福島は遠く、それだけで帰ってくるのはもったいないので、ついでのおまけ旅行をしているという感じ。おまけの大半は会津。たまに那須・日光あたり。
今年のおまけはどこに行こうかと考え、当初、私は三陸方面へ行きたいと思っていた。震災の遺構も見ておきたいし、贔屓野球チームの贔屓選手の出身地でもあり、彼がチームにいるうちに行っておきたかった。その選手は、うちのチームにしては珍しい注目度の高い選手で、余計な情報を話さないためにマスコミに嫌われ、好き勝手な記事を幾度となく書かれ、それを鵜呑みにしている他球団ファンたちからも嫌われている。ひどい話だ。私は彼の人格が好きだ。確かにクソガキ畜生だけど、お前らが思っているよりずっと重いものを背負っている。
そして我が母もまたネットの記事を鵜呑みにするタチなので、その選手のことが嫌い。且つつらいものから目を逸らすタイプなので、震災遺構も見たくない。そんなこんなで三陸行きは却下された。いつか1人で行くことになりそうだ。
お次のターゲットは茨城県。弟の住んでいる日立や、ずっと行きたかった大洗を観光してみようかと、いろいろ調べて、細かい行程まで作っていた。今年も2泊3日の旅にするのは決まっていて。例年通り2泊とも福島だと茨城で遊ぶ時間が少なすぎるということで、水戸のビジネスホテルへの宿泊を検討。1人部屋で、夕食は向かいにある居酒屋にしようなどと話しながら、ホテルの予約を済ませた。たまにはそういうのもいいよね、と冒険の気分だった。しかしその後に祖母のことがあったので、冒険する気はなくなり、慣れた福島を旅することにして、茨城の旅はまた来年以降の宿題とした。隣県だからがんばれば日帰りできるしな。
会津の東山温泉にある、何度も宿泊している宿に2泊することにして、とりあえず1、2時間くらいは離れたところで遊べそう。去年も同じように会津に2泊して、1日目に二本松・本宮・福島・国見町、2日目に柳津や三島のほうへ行ってみたけど、今年はどこに行こう。1日目の三春のあとに行くなら郡山や裏磐梯や猪苗代?2日目は大内宿や塔のへつり?
そんな感じで考えながら、去年行こうとしていた米沢の存在を思い出す。お隣の山形県だけど、三春からも1時間半、会津からも同じくらいの距離。しかもじいさんの好きな鯉が食える。ということで今年のおまけは米沢に決定。
山形のことを調べていると、米沢まで行けばどこでも行ける気がしてしまう。長年の夢である銀山温泉や立石寺、蔵王ロープウェイなど、見どころの多い県だ。中でも蔵王は米沢から1時間もかからない距離で、地図だけ見ていると行けるかもと思ってしまう。ただ冷静に考えて、千葉から走ってきた80歳超のじいさんが限界を迎えるだろう。紅葉の時期とも被るから相当混むみたいだし、今回は諦めた。また宿題ができてしまった。
▼決して余裕があるわけではなく
昨年は急遽旅行を決めたので、家の貯金から費用の大半をカンパしてもらったけど、「来年は貯金して行きなさい」と祖母に言われていたので、昨年の旅行後から祖父・母・私で貯金をしていた。1年をかけて貯めた20万。貧乏家族にしてはがんばって貯めたけど、物価があがっていてなかなかカツカツだと思う。全ての経理は私に託された。
今年は、値段や混雑を考慮して日・月・火という日程にした。土曜日に暇しながらゆっくり荷造りしたのは新鮮だったけど、土曜日のソワソワには耐え難いものがあったので、やっぱり土日月がいいと思ったな。まあでも妥協してもいいと思うくらい価格の差があるので仕方ないけど。
贅沢はしすぎないけど、せっかく行くんだから我慢はしない。特に飲食は妥協しないように、祖父と母が残金を気にするような場面がないようにがんばりたい。
さて、記憶が新しいうちに行程を書いておこう。
【行程】
▼10/20(日)
偶然にも去年と全く同じ日付。1人になってから急激に弱ってしまった祖父に無理をさせるわけにはいかないと、分刻みで組んだスケジュールは心に秘めつつ、「次はどこに行こうか」と言われたら私が目星をつけたところへゆく、といった形にした。
●3:00地元発🚗
●4:55-5:00 江戸崎PA
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早起きして出てきた感覚なのに、あたりは余裕で夜なのが不思議。月が出ていてすてきだった。
●5:40-5:50友部SA
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うす暗い中に牛久大仏のシルエットが見えて興奮。去年よりもはっきりと見えた気がした。去年と同じ、朝食に飲むヨーグルト。
●7:30-7:35阿武隈高原SA
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昨年は飲むヨーグルトだけで朝食を済ませたのに、今年は腹が減ってしまい、豚まん1つとからあげを3つを買ってみんなで分けて食べた。
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●7:45-8:05 三春着、墓参り
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任務完了の気持ち。じいさんを連れてこられてよかった。
●8:10-8:15 三春大神宮
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私は前にも来たけど、じいさんが地元なのに一度もお詣りしたことがないというので寄ってみた。母のでかい車で行ったのでちょっと運転がちょっと怖かった。
●9:00-9:05 吾妻PA
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山形へ向かう。走っている間山々が美しすぎて、パーキング寄ればよく見えるんじゃない?と言われて停まった。建物の裏手から吾妻山が見えて、小富士も見えたけど、運転してる時がピークできれいだった。吾妻PAはトイレとファミマと幸楽苑だけで構成されてるおもしろいPAだった。山の写真を撮ってくれと言われるのが嫌だから運転してやる、と母が運転を代わってくれた。
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●9:50 上杉城史苑・上杉神社・松岬神社
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目当ての上杉神社や松岬神社、上杉博物館は同じ敷地内にあり、この上杉城史苑という土産屋に車を置いて散策。まず上杉神社へお参り。立派だけど派手でなく整然としていて、すてきな神社だった。御朱印と“なせばなる守り”を授かり、おみくじも引いた。63番。推し野球選手の背番号で嬉しかった。
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入口の橋のところで大量の鳩にパンをちぎって餌付けしている人がいてたまったもんじゃなかった。量もとんでもないし、人になついていて逃げる気配はないし、仕方なしに行儀悪く走り抜けた。鳥嫌いにとっては、あのサイズの虫がいることだと置き換えて考えていただければと思う。
上杉神社の鳥居を出たところに松岬神社があり、そちらにも御挨拶。米沢の発展に大きく貢献し崇め奉られる上杉鷹山公を上杉神社から分祀したのだという。後に景勝公や、兼続をはじめとした重臣も合祀し、祭神は六柱となっているとのこと。挨拶できてよかった。
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●10:30-10:50 上杉博物館
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祖父が疲れてしまうだろうということで1人上杉博物館へ。11時に昼食を食べに行く算段だったので、ダッシュ。元々これは決めていた。ゆっくりできないのはもったいないとは思ったけど、ここまで来てスルーよりはマシだと思った。結論、ダッシュでも行って正解。
歴史にわかの私でも知っている名前が次から次へと出てきておったまげ。ちょうど鷹と馬にフィーチャーした特別展をやっていて、国宝である狩野永徳の上杉洛中洛外図屏風や、織田信長・豊臣秀吉・徳川秀忠らと交わした手紙や鷹を送った礼状など、気絶するレベルの展示が並んでいた。入った直後は1分おきに時間を確認してたけど、途中から展示に圧倒されて時間を見るのを忘れ、あっという間に15分経っていた。
その後グッズを3分くらいで購入。歴史好きな友達のお土産もと思ってポストカードを適当に買ったけど、屏風のポストカードが絵柄似たのが何種類もあってわけわからんまま買った。時間ない中へたに厳選せずにもっととりあえずごっそり買ってくればよかったと後悔。
とんでもないボリュームの展示を20分で見て、興奮状態のままじい母に合流。急いだけど約束の10:50を少し過ぎて53分くらいだった。待たせてごめんだけど、行ってよかった。次の目的地まで博物館のすごさを熱弁した。展示室や博物館の建物自体もとても立派で、公園一帯もきれいに整備されていて、米沢藩及び上杉家の格の違いを見せられた。そうそうここは有名な刀剣五虎退と姫鶴一文字も所蔵していて、お目にかかれないことは調べて知っていたけど、ポストカードとクリアファイルを買って今回は満足。また絶対に行きたい。
祖父と母は上杉城史苑でお土産を物色していたらしい。ちゃっかり試飲までして、私の好きそうな酒を買ってくれたようだ。
●11:00-12:10 鯉の六十里
昼食。じいさんは昔から鯉が好きで、事あるごとに食べたいと言っていたので、ここはマストだった。事前に調べた感じかなり老舗の雰囲気があって、汚い感じだったらどうしようと思いながら行ってみた。営業してることは事前に確認してたけど、時間が読めなかったので予約はせず。中に入ると、靴を脱いで立派な階段をあがるようになっていた。古いけど、きれいにしていて良い雰囲気のお店。予約じゃないと席が選べないとのことで廊下側だったけど、十分すてきなお部屋。店員さんもフレンドリーで感じがよくて、じいさんのジョークにも付き合ってくれてた。
3人とも、鯉の甘煮(うま煮)定食を頼んだ。いつもならいろいろ細かく頼んでシェアしたりするけど、いつもそれで食べすぎるから、うらみっこなしの1人前ずつ。15分くらいしてまずあらいや刺身を中心とした前菜や小鉢が運ばれてきた。かわいらしいお皿にすてきな料理が並んでいて、食べる前から既にここにして正解!って思った。じいさんに燗酒を頼んだら、母がこの先全部運転するから飲めと私にも飲ませてくれた。
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あらいは食べたことがあったけど、やはり本場はレベチ。ブリッブリでおいしかった。私が1番気に入ったのは初体験の刺身。良い味と食感。佃煮等もおいしかった。10分ほど経って甘煮とごはん・みそ汁が運ばれてきた。みそ汁にも花が散らしてあってすてきだった。
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ただ甘煮が、私は苦手だった。その名の通りではあるんだけど、とんでもなく甘くて。鯉の身はとてもおいしいんだけど、頭がクラクラするほど甘く、蓋に身を引き上げてなんとか食べきった。でもそれは私だけの話。じいさんはおいしかったようで、長年の夢がかなったといいながら食べていた。濃い味が好きではない母も満足していた様子。2人がうまかったならよかった。
私は元々甘いものもあんまり好きじゃないしうなぎのタレとかやきとりのタレとか苦手なので、甘煮って書いてあるんだから本来は避けるべき。でも頼みたかったし、後悔したわけではない。これがじいさんがいつも散々言ってる甘煮ってやつか!って知ることができたし、鯉の身は今までで1番うまかった。いい雰囲気だったし、おいしかったし、いい体験ができた。
建物の隣にある鯉の池を覗いて次の場所へ。
●12:15-12:30 東光の酒造
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今回1箇所めの酒造。有名な東光の酒造で、名前は小嶋総本店というらしい。東光“の”酒造と、“の”が入っていたのはそういうことだったか。趣深い建物の中はおしゃれなショップになっていた。入った瞬間、『献上酒』という酒があり、名前とパッケージに一目ぼれした。この地で献上といえば上杉家へのことだろう。これは買って帰らねばと思った。
機械の試飲コーナーがあり、一足先に中に入った母が既に専用コインを購入済み。400円で6種の中から3種選んで飲むことができ、まず『純米大吟醸 袋吊り』という1番値段の高い酒をいただいた。次に人気NO3とポップが貼ってある『純米大吟醸 左利き』、最後は気になっていた『献上酒 純米吟醸 木桶仕込』を試飲。値段ごとに出てくる量が違って賢かった。私は吟醸系の酒が少し苦手だけど、どれも飲みやすくておいしかった。
献上酒には試飲した木桶仕込の他に、十水仕込という種類があった。木桶が3300円、十水が2200円。どちらもイチオシのようだったけど、パッケージが好きだった木桶仕込にした。かっこいいのでお土産にも買おうとしたが、私にしては奮発だったので自分の分だけ。セコイ。
そして後日、この献上酒だけはオンラインや他の店で購入できないことを知った。確かに当館限定とか書いてあったけど、あまり気にしていなかった。あの場所でしか買えない酒だったことに気付き、もっと買えばよかったと後悔。大事に飲みます。
入口にあったこの酒造の歴史に関する資料室を見て、次の場所へ向かう。
●12:35 旧米沢高等工業学校本館(ドライブスルー)
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時間はないけど一目見てみたくて、そこまで遠回りにもならないから前を通ってみた。西洋風でいかにも歴史のありそうな建物。想像していたよりも立派で、通っただけでも大満足。たまたま地図で見つけてマークしておいてよかった。いつかゆっくり見てみたい。
●12:40-13:00 上杉家御廟所
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ここも行かなくちゃと思っていた場所。歴代藩主が祀られている。それぞれに廟屋という建物があり、中央に謙信公、その手前に横並びで他の藩主が祀られていた。見たことのない形式だったし、どれも神社のようなお寺のような作りで、上杉家らしさを感じる。大きな杉並木に囲まれ、上杉家の権威を象徴するような良い場所だった。駐車場は無料、拝観料は500円。行けて良かった。
●13:10-13:30 上杉城史苑(2回目)
さっき私が博物館に行っている間、祖父と母はここでお土産を見ていて、私に薦めたいものがあるという。距離も離れてないし、次向かう方向にもちょうどいいし、ということで再び訪れることに。祖父を車で待たせ、買い物とトイレを済ませた。まさか2回来るとはな。なんか親近感が湧いた。
良い感じのおみやげが買えたし、トイレも行きたかったし寄ったこと自体に後悔はないんだけど、このあたりで私の気持ちがゆっくりしてたのはちょっと失敗。というのも私が当初組んでいたタイムスケジュールでは、全ての場所での滞在を長めにとっていたので、データ上は15:55チェックインの予定になっていたけど、当日おそらく早まってくれるだろうと踏んでいた。案の定、廟所までの時間で、予定より50分も巻いていて、これなら理想の15時チェックインができるかも!と余裕をぶっこいていた。
●13:40-15:55 米沢猪苗代線/西吾妻スカイバレー/裏磐梯
米沢から宿を取っている会津東山温泉まで、最速1時間20分程度で行ける道があるが、せっかくだからと、裏磐梯に抜ける山道を行くことに。それでも予定では1時間45分くらいだったから、そのぐらいの差ならいいかなと思っていたけど、実際には紅葉を見に来た車が多かったり、私が写真を撮りたいだろうと3箇所くらい母が車を停めてくれたりと、最終的に2時間15分かかってしまった。上杉城史苑の寄り道と併せてちょうど予定時刻。不覚にもカンペキなタイムスケジュールを組んでいたようだ。結局は私のわがままでじじいの老体に鞭を打ってしまったというわけでした。
ただ景色はとてもきれいだった。残暑でどこも紅葉が遅れているようだけど、山を登るにつれてきれいに色づいていた。まず母が車を停めてくれたのは、人だかりができていた小駐車場。降りてみると、さまざまな色合いの紅葉と山頂の冠雪を見ることができる場所だった。去年通ったスカイラインとはまた違う色合いで、きれいだった。なにより冠雪なんて目の前で見れると思っていなかったから感動した。地元千葉は雪が降らんので、見ると興奮してしまう。
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その先で母が車を停めてくれた東鉢山七曲りという場所は、桧原湖越しの磐梯山を見下ろすことができる場所。幾度となく見てきた磐梯山だけど、初めて見る姿に感動した。その先桧原湖の淵を通って裏磐梯に抜ける。日が差してキラキラする湖面が美しかった。
そこから先がなんか想像してた感覚よりも長くて、1時間くらいかかった。じい母疲れてた。申し訳ない。でもいい景色が見れてよかった。すんません。
この日は体感とてもいい天気だったんだけど、写真に撮ると雲が多かったのが残念。また違う季節にも行ってみたい。
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●16:00- くつろぎ宿千代滝
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チェックイン。過去の利用を聞かれたから、毎年泊まってると答えると、おかえりなさいと言われて照れた。説明も簡略化されてドヤ顔だったけど、去年と同じ形の部屋をお願いしたものの、階が違ったようで、通路の途中に階段がある階だった。荷物を台車で運んだけど、途中までしか行けず、且つ奥のほうの部屋だったので運ぶのに一苦労。そこは説明欲しかったなと思いつつ、まあ慣れてる感出したのこっちだし。カーテンを開けて確信。こんなに高層階は泊まったことがない。見晴らしがよくていい感じ。身バレを恐れて書かんとこと思ったけどどうせスタッフさんにはわかっちゃうだろうから、メモ代わりに書いとくけど、8階だった。景色はいいけど階段だるいから来年も泊まるなら避けてもらおうかなあ。
去年は夕飯が最速18時だった気がしたけど、今年は17時半があるというのでそうした。ダラダラする予定が前述の通り私のせいで時間が押してしまったため若干急ぎ足。じいさんにヒートショックや転倒などの注意を教えつつ、それぞれ風呂へ。
最上階の風呂は会津の街並みが見下ろせて大のお気に入り。人の入った風呂は苦手だけど、ここは景色が大好きだから、滞在中出来る限り入るようにしている。
●17:30 夕食
部屋に戻って間もなくじいさんも戻って来て一安心。20分くらいゆっくりして夕食会場へ。今年もビュッフェ形式。ここのビュッフェはちょっと変わったメニューが多くておいしいし、じいさんが年々食べられなくなっているから、ビュッフェだと調整できてちょうどいいんだよね。そして相変わらず日本酒に狂った宿でありがたい。至るところに日本酒の瓶が飾ってあるし、夕食会場にもずらっと並んでいてテンションがあがる。
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私は去年も頼んだ日本酒の飲み放題をやろうとウキウキして行ったら、それが仕様変更されていて、全員分頼まないといけないことになっていて。まあ普通に居酒屋の飲み放題なら確かにそうだから仕方ないんだけど、去年と変わったのがちょっと一瞬ショックだった。値段も1700円から2500円にあがってて、1年で800円値上げ。ちょうど1合分ぐらいの値段だから、きっとそんぐらいの量を飲む人が多かったってことなんだろうけど。仕方ない。ただちょっと年寄りはなにかしら配慮して欲しいなとは思ったけども。75歳以上割引とかだったら全員分頼んじゃってたけど、今年は断念。みんな個別に頼むことにした。連泊だから明日もあるし、今日個別に頼んで、思う存分飲んで、もし飲み放題の値段以上に飲んでたら、明日は飲み放題にすればいいしってことで。
こんなにグチグチ言ってるのはその飲み放題が楽しいやつだからなんすよ。よくある居酒屋みたいなただお得なサービスってだけじゃなくて、機械に一升瓶が繋がれてて、チップをかざすと蛇口から出てくるやつ。楽しいんよそれが。だから迷った。でもまあ飲める酒は同じだしな。値段の話をしてしまってケチくさいけど、よりお得なほうを選んだだけで、飲む量は我慢してない。酒だけはケチりたくないからな。
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▽変化を感じるくらいには泊まっているもんで
そこらへんから去年との違いに敏感になって、いろんなことが目に付くように。
まず客層が変わった。今回の滞在を一言でいうと、“ここも外国人観光客に見つかってしまったんだな”という感想になる。外国人の宿泊客が多く、全体的にガヤガヤとした印象。スタッフにも外国の方がいた。外国人客のためにはそういうスタッフも必要だろうし、育ってきた環境も違うから日本的おもてなしがわからなくてもいいと思うけど、日本語がわからない時に立ち尽くすんじゃなくて、他のスタッフを呼ぶぐらいのことはして欲しかったな。何かを聞くと、「あー…」でフリーズされてしまう。こちらから、あ、じゃあいいですって言って改めて他のスタッフに聞きに行く。“少々お待ちください”、っていう日本語をひとつ憶えるだけでいいと思うんだよな。彼が役に立つ場面はあるはずだから、そこは周りのサポート次第だ。
ビュッフェのメニューも少しだけ変わっていた。品数は減ってないのかもしれないけど、前年までのワクワク感が薄くなった気はした。でもまあ変わらず普通においしかったし。ザ・ビュッフェって感じの料理じゃないのがいいんだよな。よくあるオードブルみたいな、冷凍食品並べただけみたいな、そういう平凡なビュッフェじゃない。日本のじじばばも嬉しいだろうし、外国の人も日本的で嬉しいんじゃないかな。相変わらず日本酒も豊富で普通の料理屋ぐらいの価格で飲めるし。外国の人が多いと言ったけど、振り返るほどうるさかったとかではないし。満足。
あとは館内の設備が痛んでる場所が増えたなと思う。年々建物が古くなるのは当たり前だけど、修復できないのかな、と思うところも多い。最初に訪れた時よりかなりチープな印象になった。
無料の飲み物や酒が置いてあるラウンジは特に無法地帯で。無人とは言ったって、もう少し気を配って欲しいとは思った。全体的に人手が足りてないのかな。使用済みのコップが山積みになっていて、長時間放置されているのか、コップについた汚れがかたまってしまっているほどだった。
あとやっぱり欧米系の人はおとなしいけどアジア系の隣国観光客は見てられないよな(嫌中嫌韓ではないですむしろ好きです推しもいっぱいいますし。1番行きたい外国は韓国だし2番目は中国です。人によるってのはわかってます。その上で。)。家かと思うほどくつろいで騒いでいた。各地で頭を悩ませているのがよくわかる。
さらにドン引きだったのが、自分が飲んだペットボトルの口を、お茶のサーバーの注ぎ口に差し込んで注いでいる客がいて顔面蒼白。私の好きなルイボスティーだったけど、飲む気が失せた。でももしかしたらそいつは日本人だったかもしれん。挙動が変なおっさんだった。非常識とかいうレベルではない。感覚がぶっ壊れている。コロナ禍を経て変わってしまったよな。日本って前はこんな国じゃなかったのに。とかいうところまで話が及んでしまった。
全体を通して、つまりはここがそのランクの宿になったのだと思った。以前からしたら価格は上がってるから錯覚するけど、物価があがっているだけであって、今の相場で言えば東山温泉の中じゃ最安値に近い。我が家も裕福でないのだから、この雰囲気が相応のなのだと思う。もっといいサービスが受けたいのならもっと金を出せばいい。宿側もさっき書いたみたいな客への対策は、値段をあげることぐらいしかないだろうしな。それは理解している。
ただ10年以上前からお気に入りの宿だったから、変わってしまったことに若干しょげただけ。ペットボトルぶっ刺しオジにドン引きして、部屋にあったアンケートに“全体的に清潔感に欠ける”といった旨の評価を書いてしまったけど、値段にしては満足できる宿だ。
なんだろう書き方が難しいな。全然ネガティブな話じゃないんだけどうまく書けない。印象が変わってもコスパのいい宿だし、変わらず大好きだけど、かつて私がこの宿にもってたイメージを変えなきゃいけないというか。消化するためにここに書いてる。それだけ。
だからもう二度と泊まらないなんてことは全くないし、来年もここでいいかなとは思う。ただ、「ここがいい」から「ここでいい」、に変わったってこともしれないな。
部屋で少し休んでから風呂に行った。帰りにロビーに寄って、土産を見たり『地酒の館』を覗いたり。この地酒の館というのが、ロビーにある日本酒バーなのだけど、20時から営業開始で、いつも夕食で腹いっぱいで行けた試しがない。今年もやはり行けず終い。
書いてて思い出したけど、ここが出来たばっかりの頃、ダンディなおじさんたちが、数人でしっぽり且つ楽しそうに飲んでいるのを見て、当時めちゃくちゃ憧れたんだよな。それからずっとそこで飲むの夢なんだけど、夕飯を卑しく食べてしまうからなかなか行けないんだよな。本当に酒に囲まれてるという表現が正しい宿。癒される。
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長くなったけど、そんな感じの1日目。
▼10/21(月)
●5:30 朝風呂
5:15~だったけど出遅れてしまい、最上階の風呂には既に結構な人数がいたので、2階にもうひとつある風呂へ。着いたのが28分くらいだったけど開いていて、貸切。半屋外みたいな風呂で寒かったけど、こじんまりしてて、ゆっくり入れて嬉しかった。
戻って6:00くらい。部屋の外も何も見えないほどの霧で、雲海の中にいる感じが幻想的ですてきだった。朝食までダラダラできて至福の時だった。一生こうしていたい。
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●7:20-8:00 朝食
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こちらも7時からだったけど乗り遅れ。ゆったりしててたまにはいいね。去年とほぼ変わらないメニュー。今回もドリンクの並びに平然と日本酒が置いてあってさすが。運転する予定のないじいさんだけ飲んだ。今日は昼食を抜く気でいたから、好きなだけ食べた。うまかった。
●9:15 宿出発
私のタイムスケジュールでは8:30くらいに出発する予定だったけど、やはりじいさんも母も年老いたかな。昨日の疲れでゆっくりしていて、既に予定より遅れていた。行程は変更だな、と1人で思いつつ、いつも急いでる家族だから、こういうのもなんかいいなと思った。予定とはいえ誰にも言ってないので、合わせてもらう必要もなく気楽。
●9:20-9:25 松平家御廟
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東山からほど近い山の中にある廟所。これもあって東山に泊まりたいというのもひとつある。以前から熊の出没情報が多い山だけど、去年は全国的に熊に襲われた系ニュースが多すぎてびびって遥拝にしちゃったから、今年こそ前まで行こうと思っていた。けどいざ着いてみたら熊注意の看板が去年より増えて目立つようになっていて、更には熊よけの鈴の貸出もあって、厳戒態勢になっていた。それにびびって今年も遥拝。山道のほうの5段くらいの階段から登ってすぐのところに容敬公が祀られているんだけど、そこから全員を想って、容保公を想って、お参り。遠くからで申し訳ない。ビビリで申し訳ない。もっと守るべきものがなくなったら熊も恐れずちゃんと前まで行ってお参りします。それまでプロの方々、この立派な廟所の保全をお願いします。また来年来ます。と、後ろ髪を引かれながらこの場所を後にする。
●9:35-10:10 飯盛山
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いつも停める観光案内所の無料駐車場が満車で、土産屋の駐車場に停めた。以前も停めたから知っていたけど、売店で買い物してくれたら停めていいよってシステム。靴下を忘れた母が赤べこの真っ赤な靴下を買った。笑える。何年もうちは無料でやってんだっておっちゃん言ってたけど、前は500円とかだった気がするけどな。その頃はどこも呼び込みがすごくて賑わってたなあ。だいぶ廃れてしまった。
じいさん疲れちゃうから置いていこうと思ったけど、スロープあるから行くと言って、上まで一緒に行った。隊士の墓参りをしたあと、広場で白虎隊の格好をした女の人の演武があって、じいさんがそれを見てる隙に私と母は自刃の地に行って、鶴ヶ城を望んできた。そこで母が小銭入れを落としたようで、アジア系の観光客の人がすぐ拾って教えてくれて感動。気を付けようと肝に銘じた。その後母に仕事の嫌な電話が2本かかってきて、たまたまここでかかってきたのも何か意味があんのかも、とか言いながら散々な思いをしてた。おもろかった。
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洞穴を見ながら下っておしまい。今年も挨拶ができてよかった。私の1年は御廟と飯盛山でリセットされる。
市内には他にも墓や史跡が点在していて、どこも一度以上は訪れているけど、毎年全部は行ききれないんだよな。遥拝ということで失礼する。
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●10:50-11:05 廣木酒造
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有名な飛呂喜の酒造で、坂下にあって以前から気になっていたけど土日休みだからなかなか来れなくて、今回平日にしたからやっと行けた。趣のある建物に入ると、売店という雰囲気ではなく緊張。カウンターに2本だけ一升瓶が並んでいて、ハキハキしたお母さんが1人立っている。RPGの武器屋みたい。置いてあったのはどちらも泉川という酒。飛呂喜はなかった。時折抽選で販売している感じで、おいそれと買える代物ではないらしい。調べたらエアマックスばりの競争率らしい。せっかく来たのでその泉川という酒を買った。一升瓶しか作ってないとのことで、あまり酒を飲まない人へのプレゼントにはしにくい。結局自分の分とお土産と2本だけ買ったけど、店を出てから、ここでしか買えないんだから飛呂喜よりも貴重なのでは?ということに気付き、もっと買えばよかったと後悔。また行こう。
お母さんは「私は一升じゃなきゃ足りないけどね!」とか冗談も言ってくれるけど、こちらから聞かないと何も薦めて来ないし、商品展開少ないし、カードとか使えないし、商売っ気はなく余裕がある感じで、飾らなくても潤ってるんだろうな、そりゃ飛呂喜だもんな、と思わせられる場所だった。
廣木からほど近い場所に中野竹子の墓という看板があった。寄らなかったけど、こんなところにあるのを初めて知ったので嬉しかった。また機会があれば。
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●11:20-11:50 新宮熊野神社
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ガイドブックで見つけて行きたかった場所。喜多方にある、大銀杏と長床と呼ばれる特徴的な建物が有名な神社。駐車場無料。拝観料300円、御朱印300円。
熊野神社らしい立派な鳥居と注連縄。修験のかおりがする。参道の正面に銀杏と長床が見える。銀杏は色づくどころかまっさお。それはそれできれいだった。長床は茅葺の壁がない拝殿で、大きな柱がたくさん並ぶ立派な建物。見たことない感じで新鮮だった。その奥の階段の上に本殿があった。左手のほうには撞鐘があった。どうやらこれも歴史がある様子。撞鐘の覆屋の屋根が変えたてホヤホヤって感じの銅板でまぶしかった。なかなかあそこまでのホヤホヤを見る機会はないってぐらいピカピカだった。嬉しかった。
一眼を持ちだして、長床をいろんな角度から撮ってみたけど思うように撮れず。いつのまにかじい母に置いていかれて車までダッシュ。
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●12:05-12:25 木之本漆器店
漆器が有名だと知ってはいたので、どこか寄ってみようと喜多方の中心地まで来てみた。クチコミを見て事前にメモしてたけど、品揃えも雰囲気も良くて安心。贈答用のグラスとお供え用の皿を買った。
●12:50-13:15 太郎庵本社工場
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我が家のお土産の定番。いつもは街中にある会津総本店に行くのだけど、近くを通るし、本社工場ならではの何かがあるかもと思って寄ってみた。朝行った廣木から3分ほどの距離だったから本当は一緒に寄りたかったけど、菓子だから持ち歩きたくないと思い後回しにして再び戻ってきた形。結論から言えば本社工場ならではのものは特になく。いつも買う菓子を買っただけだった。
太郎庵は柏屋・三万石・かんのやなどと違って、他県のパーキングで見かけることがほとんどないので、お土産に買うことが多い。千葉でいうオランダ屋とかなごみの米屋とかの類なのかもしれないけど、おいしいし、かわいいし、長年のお気に入り。
いい時間なので、会津市街へ向かう。この日は会津に来た中で過去一いい天気で、磐梯山はずっと見えているし、吾妻山もきれいに見えて、さらには飯豊山までくっきりと見えていた。山の無い千葉県で育ったから山を見ると大興奮してしまうのだけど、今日は本当に終始美しすぎて、うるさいぐらいずっと感動の声を漏らしていた。心が洗われた。
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途中、ツルハドラッグで水など買い出ししつつ、七日町方面へ。
●13:45-13:55 鶴乃江酒造
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車が停めにくいのを知っていたので、後続車が来ていない隙に私が1人車を降り、じい母は次の場所へ先回りする計画。私はここで買い物を済ませてから、歩いて合流することに。推し酒造なので買いたいものはだいたい決まっている。獅子おどり一升とお土産の純米酒、仏様用のワンカップをちゃちゃっと決めてあっという間にお会計。店員さんが酒造や酒についての説明をしてくれた。ここの店員さんみんな感じよくてすき。
店員さんと私だけのほのぼの時間を過ごしていたのも束の間、小さな店内に20人近い団体客が入ってきた。店員さんもさっきまでとは顔つきが変わって、私も逃げるように店を後にした。
そこからじい母の待つ末廣酒造へと歩く。瓶が重かったけど、車移動だとなかなか歩くことがないから、とても楽しかった。道中は観光客は歩かないような静かな通りだったけど建物は趣があるし、途中野口英世初恋の地みたいな場所があったり、今回の旅を語る上でのハイライトに絶対入れたいぐらいこの数分のさんぽが楽しかった。3泊くらいして、1日は自由時間にして、バスで歩くってのも楽しそうだなあと思った。3分程歩いて合流。
●14:00-14:05 末廣酒造
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車を降りてから10分程で合流できたので、2人にそんなに近かったのか!と驚かれたのがなんか嬉しかった。既に2人で買うものを決めていたようだったので、私は仏様用の山廃300mlだけ買って終わり。毎年来てるから作業と化している。
満田屋に寄ろうと思ったけど相変わらず混んでたし、末廣で味噌漬けと田楽みそ変えたしスルー。
●14:15-14:30 割烹田季野
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こちらも毎年来る場所。ここのわっぱ飯が大好きで、絶対欠かせないのだけど、いつも朝晩をホテルで食べて昼ここで食べると、絶望するほど満腹になってしまう。今年は思い切って予約せず、テイクアウトだけ頼んだ。これが大正解だった。朝も好きなだけ食べられたし、ほどよくお腹が減って来ていて、夕飯が楽しみになっていた。去年は田季野のあと、「夕飯どうしよう…」って悩み倒すほど腹いっぱいだったけど、今年はよかった。改革大事。電話で14:30に予約して、15分くらいに着いて少し待って、14:27受け取た。本当はすぐ食べるものだけど、保冷剤入れて、自己責任で明日までもたせる。
●14:40-15:10 郷工房古今
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武家屋敷併設のお土産屋さんなんだけど、東山への帰り道最後に通るし、買いやすいし、好き。漆器屋も菓子屋も酒屋も別で寄ってるのに毎回結局は最後に寄っちゃう。友への土産とじいと私の箸を買った。
●15:20 宿帰還
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すぐ風呂へ行って、30分くらいゆっくり入った。あがってきて部屋でビール。今日も夕食は17時半にしたけど、それまで1時間以上至福の時。一生この時間が続けばいい。
●17:30 夕食
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今日も飲み放題は頼まず、好きなだけ飲むことに。その直前に部屋でお金の話をしちゃったので、2人が遠慮するといけないと思い、私が率先して飲もうと思ってはりきった。そして、酔ってしまった。量はそこまで飲んでないからベロベロになるとか記憶が飛ぶとかは全くないけど、情緒が終わってしまって、終盤些細なことで大号泣。2人に申し訳ないことをした。
▽情けない失態
些細なことというのが、いや…書くのも恥ずかしい程度のことだけど、スタッフの方とのやりとりの中で起きた。ビュッフェの最後に、私はアイスクリームを取りに行った。これは私の癖なのだけど、置いてあったおしぼりを開けて、小皿とスプーンを拭いた。潔癖ではないけど、拭かないとなんかきもくて、普段からついやってしまう。店の人からしたら、自分たちが手入れしている食器を汚いと思われているわけで、気分がいいわけはない。だからいつもこっそりやるんだけど、酔っていたんだろうか、この時は堂々とやってしまった。
するとやはり目の前にいた1人のスタッフさんに見られていて、「おしぼりの入っていた袋いただいちゃいますよ~」と声をかけられた。それが私はすごく恥ずかしくて、「大丈夫です!!!」と言いながら慌ててゴミをポケットに入れた。スタッフさんが一瞬フリーズしていて、うわやっちゃったと思った。そこで感じよくゴミを渡していればよかったんだろうけど、ただただ恥ずかしくて咄嗟にそうしてしまった。
こんなに恥ずかしく思うのは、私の身なりが汚いことも原因だと思う。こんな小汚い人間が、そういう細かいことを気にしていると思われたくない。自分でも、そんなことよりもっと気にすることあるだろと思うし。堂々とやってしまったのは、自分では気付かない内に酔っているのかもしれないと、それも恥ずかしく思った。本当に正直酔っている感覚がなくて。でも正常な判断ができていないということは酔っているかもしれないわけで。
そして追い打ちをかけるようにそのスタッフさんともうひと絡み。そんなことで食べる気もなくなってたけど、拭いた皿を戻すわけにもいかないし、と思いとりあえずアイスをとることに。アイス屋さんみたいなディッシャーを自分で使って取るスタイル。バニラと抹茶味があった。私は手前にあって目に付いたディッシャーを手に取りバニラアイスを取った。その直後、先程のスタッフさんがズンズンと私の目の前に来て、私が使ったディッシャーと奥にあったディッシャーを入れ替えた。どうやら私は抹茶アイス用のディッシャーをバニラに使ってしまったようだ。私がフリーズしていると、スタッフさんが「バニラ用と抹茶用、両方用意してありましたので」と言った。私は「すみません!!!私逆に使っちゃったんですね!?!?なんてことを💦」といいながら、アイスとディッシャーを見ると、バニラが抹茶色に染まっていることもないし、使っていないほうのディッシャーはきれいな水に浸かった状態だった。間違えたことに焦ってパニックになっていると、スタッフさんが「大丈夫ですよ、まだどちらも使っておりませんのでしたので。入れ替えたので問題ありません。」と言った。アイスを混ぜてしまったようなことがなくてとりあえずホッとしたけど、そんなことより、ただでさえ恥ずかしくて赤くなっていたのに、顔から火が出る思いだった。さっき浮上した酔ってる疑惑も、確信に変わってしまった。情けない。
そのスタッフさんは前日からいた人で、気が利くシゴデキお兄さんだった。ここからは想像?偏見?の話になるけど、そのお兄さんは客がディッシャーを間違えても、取り終えた直後に目の前で入れ替えるようなことはせず、一呼吸置いてからそっと入れ替えてくれるような、そういう雰囲気の人だった。そうせずにわざとらしくしたのは、その直前ゴミの受け取りを拒否した私の態度が原因だったんじゃないかと思う。言い方も、高圧的というほどじゃないけど圧があって、その人のそれまでの雰囲気とは違った。
そんな時思い浮かんだのは、文化の違う外国人観光客や、非常識なペットボトルブッ差しオジ。良い客を演じたくて、部屋もきれいに使ったし、立ち居振る舞いも気を付けていたけど、その人たちと同じになってしまった。むしろ言葉が通じる分厄介かもしれない。私あの客たち見下してたなあ。昨日、えらそうにアンケート書いたなあ。こんな低レベルの客のくせに。ただただ情けなかった。
そんなことを思いながら、席に戻る。切り替えて、今の話をおもしろおかしく話そうとしたら、自然と涙が溢れていた。制御できず号泣。体感は酔ってなくてもっと飲みかったけど、そんな様子じゃ飲ませてもらえないに決まってる。雰囲気を壊してしまった申し訳なさもあって、もっと飲めるよ!なんて言えるわけない。じい母も怒るとかじゃなかったし、私も涙が出ちゃっただけでそんなにめちゃくちゃへこんだわけではなかったから、すぐ元のテンションに戻れたけど。まあ2人は、だるっ、とは思っただろうな。ごめん。最近情緒が不安定だったのと旅の疲れで、いつもより少ない酒でキマってしまったのだと思う。気を付けないと。
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その後ラウンジに寄ったけど、例のスタッフさんがいて、別に揉めたわけでもないから平気だと言ったけど、母に今日はもう会わんほうがいいと止められた。何をされたわけでもない。泣いたのは私だけど嫌な思いをしたのはスタッフさん。しかもたぶん泣いたのは知らないからすぐ忘れただろうし。でもきっと私今日様子がおかしいんだと思って、母の言うことを聞いて部屋に戻った。
その後すぐ酔いが冷めて、もはやシラフ。なんだったんって感じ。涙がたまってたのかな。少し休んでから、もう一度風呂へ行き、就寝。
▼10/22(火)
●5:30朝風呂
火曜はやはり空いていて快適。最上階の風呂から会津の街並みに雲海がかかっていた。見れてよかった。
●7:25 朝食
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朝食も空いていた。そう思うとこの日程もアリだなあ。帰る用意をしていたらあっという間に時間が経った。食事も時間がかかったし、食後も部屋でコーヒーブレイク。もうみんなたぶん疲れてしまっていた。
●8:40 出発
もっとゆっくりしたい雰囲気だったけど、今日は家までたどり着かねばならないので、気合いを入れてほぼ予定通りの時刻に出発。
母が行きたがっていた北茨城市にある美術館に寄ろうかと話しながら走る。途中磐梯PAと関本PAに寄って土産を物色しつつ、降りるインターを間違えつつ向かう。
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●11:30-12:10 茨城県天心記念美術館
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元々、地図を見たら高速から近く、寄りやすかったことで目を付けたものの、インターを間違えたのが結構な痛手で、結局わざわざ行くような形になってしまった。
母は横山大観が好きらしく、この五浦の地にも関係が深いと聞き、数年前から訪れてみたいと言っていた。ただやはりあくまで岡倉天心の記念館であって、大観の名前もあるにはあったが、見ごたえのあるものではなかったかな。ざっくり言えば岡倉天心のファンが来るべき場所って感じ。天心がどういう人だったかがわかりやすくておもしろかった。ボリュームはそんなになかったけど。見た瞬間ワア~となる展示じゃなくて、じっくり読んでへえそんな人だったんだ~ってなる感じ。おもしろかった。
でもなにより驚いたのが、建物の立派なこと。正直茨城のはずれのほうだし、こんなに立派できれいな美術館だと思ってなかった。入館料はJAF会員割引で、大人170円・70歳以上80円だったんだけど、入った瞬間のロビーは広いし、展示室もきれいで立派で、今回特別展やってなかったから見なかったけど、まだまだ奥があった。170円でこの建物に入れただけでも貴重だったかもしれんって感じ。トイレも恐縮するぐらい立派で、海も見えるし、ホールみたいのもあるし、県が運営してるみたいだけど、金かかってんなあって感じだった。寄付でもあったのかな。HPに載ってる画像が荒すぎて期待してなかったけど、トイレに寄るぐらいの感覚で寄ってみるのアリ。
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周辺は天心ゆかりの地が点在していて、六角堂なども見たかったけど、もう帰らねばならんということで前だけ通ってみた。海沿いを走ったけど、もっとこう道沿いに風光明媚な海岸線が続いてる感じかと思いきや、公園に降りて歩かないとそういう景色は見えない感じになってて、想像していた感じとは違った。常磐道から近くそこまでのロスタイムにならないから、また来てもいいな。母も、大観色が弱くてがっかりしたかと思いきや、またゆっくり来たい~と言って気に入った様子だったのでまあよかった。
●13:20-13:40 友部SA
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定番友部でお土産物色とスタバ。パッションティーが甘くなっててショック。
●16:25 自宅着
2時間45分ほどかけて帰宅。やっぱ遠いや。
▼来年も行けるように
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3週間経った今も疲れがとれない感じするけど、やっぱり旅行はいいな。ちなみに旅行貯金は結果マイナス。母と私が2万ずつぐらい負担したので、25万くらいないとだめなのかなあ。楽しかったけど、1人8万の価値があったかと一瞬考えてしまうのは、使い過ぎだったってことか。待てよでもこのプランでツアーがあったら安いわ。土産込酒代込、好きなところ行って好きな時間に帰れるんだもん。安いわ。
でもツアーもいいよね。移動で寝れるのでかい。自分で運転して旅行するの好きだけど、年取ってからそう思う。シンプルに自分で計画して新幹線とかで旅行するのもいいけど、バスツアーも行きたいな。
とりあえず金貯めないと。毎年なんも考えず生きてても旅行行けるぐらいの余裕欲しい。特に切り詰めた節約しなくても生きていけるのはありがたいことだけど、豪遊はできんし、貯金もできん。なんとかしないと老後困るよ。でも明日死ぬかもしれないからね。私は使う。
そうそう、最初のほうに書いた、贔屓球団の推し、メジャーに行くそうで。もうすぐお別れだとわかっていたのに、今年三陸に行く決断ができなかったの悔しいな。相変わらずマスコミや他球団ファン、更には自称ファンからもボロクソ言われててSNS避けてたけど、そっとTL見に行ったら私の周りのファンたちや選手は私と同じ感覚でホッとした。本当に彼には夢を見させてもらった。ありがとうの気持ち。これで応援しないと言っているファン、まあ自由だけど、気は合わない。結局偏向報道を信じているわけでしょそれ。私は私の目に見えてるものを信じる。
誰かが言っていた。彼は震災を経験しているから、明日野球ができなくなるかもしれないという想いが強いのだろうと。実際は違うかもしれないけど、間違いなく背負ってるものの大きさと覚悟が他と違うというのは感じる。言いたいやつらには言わせておけ。それに耐えてこそのスターだ。もしいつか日本の球団に帰って来ることがあって、他の球団に行ったらその時はもちろん敵だけど、とにかく今はがんばれ。胸張って行ってこい。応援してる。
話は逸れたけど、貯金できないだけならまだしも、いつかその日生きる金も足りなくなるかもしれない。でもそれでも行けるうちに行きたいところには行っとかなくちゃって思う。
そういえば、ばあさんと2人でも、何度か旅行に行ったな。懸賞で当てた日帰りバスツアー3回(横浜/長瀞・川越/水戸・那珂湊)、福島バス旅行、箱根電車旅行、私が住んでた東京や埼玉に来てくれて遊んだこと、全部いい思い出だ。私が運転するからまた箱根に行こうとか、遠かったら横浜でも行こうかとか、難しかったら近場で県内とか、2人で行こうって、福島旅行終わったら2人の旅行に行こうって、約束してた。ああだめだ。どの旅行も詳細書いたことないから書こうと思ったけど、また今度にしよう。まだちょっとだめだ。
来年も福島は行くとして、おまけはどこに行こうかな。日光行きたいけど紅葉避けたい。時期を早めるには旅行貯金の速度を速めないとならんけども。その間に水戸とか大洗とか筑波にも行きたいな。箱根や鎌倉も行きたい。とりあえず友と年内ディズニー約束したけど、実現するといいな。
長くなってしまったからこんなとこにしとこうな。これから年末になるから寝てられない休日が続く。有給休暇もなかなかジリ貧だし平日の夜にいかに体力回復できるかにかかってる。年老いたとはいえまだまだこれからの世代。がんばろう。
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現地と差がなくてうまい最高
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