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空知を盛り上げて行くためのワイナリーYAMAZAKI WINERY(北海道三笠市)訪問記

2024年9月16日
北海道三笠市にある山崎ワイナリーを訪問してきました。
YAMAZAKI WINERYはこの地で代々農業を営んできた山崎さんが家族で営むワイナリーです。ファーストビンテージは2002年。全てのワインを自社栽培のブドウだけで醸造しています。

天候にも恵まれ最高
入り口では風見鳥がお出迎え

畑は石狩川左岸西向き、北国に居ながら南国の風味を得やすいテロワールです。
三笠市の気候的特徴を活かしたワイン作りをしており、そこに自分達の思考を入れないようにしているそうです。「文化的にどう表現をしていくのか。」を地域の方々と話し合いながらワイン造りに生かしていきます。

ワイナリーに着くと一面ブドウ畑が広がってます。

YAMAZAKIWINERYではワインを造るのを目的とはしておらず、真の目的は、地域振興!
物流が整ってる現代はとても便利な環境ではありますが、
ネットを通じてワインだけが売れても町は衰退する一方で、潤うのはワイナリーだけ。
畑があるこの土地に店舗を構えるのは、消費者にここまで足を運んでもらい、「空知を利用してもらうため」なんだそう。

今回お話しを聞いたのは栽培責任者兼販売責任者の山崎太地さん。
大学で講師もされています。

大学生へのアンケートで「三笠市に何が欲しい?」と聞くと「スターバックスコーヒー」が1位に上がるそう。
どこに行っても人気ですね~。
地元の学生にとってはそうであっても、旅行客にとってはスターバックスが目当てではない。
この場所でしか出会えない事、この地でしかできないものに価値を見出せるようなあり方を作っていきたいと地域交流に積極的に取り組んでいます。

さっそく収穫スタートです!

今回はバッカスの収穫をお手伝いしてきました。
私たちが伺った9/16は今年初収穫との事で俄然やる気に!

太陽の恵みをたっぷり得たバッカス。
お手伝いしたのは2時間と微力ではありましたが、2024年ヴィンテージができるのが我が子の成長のように楽しみです。

2時間張り切って収穫して来ました!
太陽の恵みを浴びた芳醇なバッカス
8割くらいまで溜まったらカゴを木の下に置いていきます。
何故8割かと言うと、カゴを重ねながら回収するので、ブドウが潰れないようにする為です。
暑いくらいの収穫日和でした!ブドウになった気分🍇

空知で飲んでほしい!だけどIMADEYAもあります

貴重なワインの大半がワイナリーに併設の店舗での販売のため、本来であればたくさんの方に山崎ワイナリーに訪問していただき、周辺のレストランや宿を利用し、空知の活性に繋がる事を私たちは願ってます。

それでも、遠くてなかなか行けないと言う方々はぜひ、IMADEYAをご利用ください。畑からくる南国のトロピカルな果実味、空知の冷涼感や清涼感を感じながらお楽しみ頂ければと思います。
一部IMADEYAで販売しているワインをご紹介します。

ピノ・グリ2023
輝きのある黄金色、
良く熟したトロピカルフルーツの香り。
南国フルーツを感じさせる重厚な果実味。

筆者がワイナリーで購入したもの。
畑のニュアンスが感じられます!

シャルドネ2023
グリーンがかった色調。柑橘系果実や花の爽やかな香りと、鉱物を思わせる硬質な香り。
良く熟した果実味と、冷涼な土地をまっすぐに感じられるシャルドネ。

ソーヴィニヨン・ブラン 2023
グリーンがかった色調。凛とした柑橘果実や果皮のフレッシュで爽快な香り。柑橘果実味弾ける果実の味わいと、葡萄の力強さを感じられるソーヴィニヨン・ブラン

ツヴァイゲルト 2023
紫や黒色の濃い色調。ベリーやスパイスの香りの針葉樹を思わせる冷涼な香り。フレッシュな果実味と優しいタンニン。
伸びやかな余韻が楽しめるツヴァイゲルト

ピノ・ノワール 紺 2022
鮮やかなルビー色。苺やラズベリーの赤い果実、スミレ、針葉樹を思わせる深く清涼感のある香り。果実味と伸びやかな余韻。空知の石川左岸地域の気候風土が感じられるピノ・ノワール


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