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12月ぷらっと試飲会 Vol.8

今年も1年お疲れ様でした。

1年の締めくくりに、少し趣向を変えて・・。
今回はとっておきのワインとそのワイナリーが造る美味しいドライフルーツのセットをご用意しました。

Holidayピノノワール&アルバリーニョ2022
ドライフルーツ シャインマスカット 

それでは早速試飲スタート!



ワイン勉強中O

わ、いい色―!この色の冬リップがほしいです。

中堅M
妖艶な色味。深くて透明感があるね。
今回アッサンブラージュが面白くて、ピノ・ノワールとアルバリーニョという配合・・・

ベテランK
造りての金原さんはその時の葡萄の熟度をみて、酸味が足りないとなれば品種で補うんだよね。発酵は安定しているし、上手く複雑味を乗せながら、この非常にバランスのとれた味わいは歪みが無さ過ぎて、上手さに気づかない可能性がある笑。

M
確かに・・緻密笑。
金原さんと言えばその正確さというか計算された造りに定評がありますよね。
そしてウッディファームと言えば、アルバリーニョやプティ・マンサンの品種を上手く使いこなしているイメージもあります。

O
改めてアルバリーニョやプティ・マンサンの品種特性ってなんですかね。

K&M
酸味!

O
酸味!?

K
今回収穫をギリギリまで伸ばして熟度を上げたピノ・ノワールを使用して、そこに酸味の要素でアルバリーニョを投入したのではないかと・・。

M
このフラットに伸びていく感じがいいですね。

K
前半はピノからくる木苺系の風味、タンニン、そこにアルバリーニョのグリーンさが相まっていい。混醸ならでは。

O
とにかく飲み心地が最高です。
難しいこと考えず飲み進めたいワインです!

お料理は何が合うかな~。

K
カニ、ポン酢、湯豆腐、エビシュウマイ・・
和食が良さそうだね。

M
ワインにちょっとスパイス感あるからクリスマス時期ならシュトーレンなんかいいかも。

O 
シュトーレン大好きです!!

K
温度は今いいね!冷蔵庫から出して15-30分くらい?
12月に飲むなら10-12℃くらいかな。

M
そしてグラス!大事かも。
ジャンシスグラスみたいにちょっと大きめなグラスよりは、案外ピッコログラスぐらいやや小ぶりでシンプルなほうが、味わいの個性が取りやすいかな。私的には抑揚がでて美味しい。香りがハーバルで、メンソール、冷たい風を感じる・・ワインから風出てる笑。
トマト系の料理なんかも良さそうな。

O
そしてそして~、なんと今回の定期便のお届けには初めてドライフルーツがセットで付くんですよね?試食してみましょう!

M
これ凄い・・。
一口かじるだけで、ベッコウ飴、紅茶、はちみつ、八角、ナツメグ、シナモン、柑橘皮、何かスパイシーで芳醇な甘みが広がるの。

O
え・・これって砂糖も何も加えてないシンプルなドライフルーツなのに・・?!
すごい・・。

K
普通のレーズンだと噛んだ瞬間ちょっとザラつきある味わいが広がるけど、これは味わいクリアというか旨味がストレートにくる、雑味が無い。そして後から旨味が襲ってくるね。噛むほどに皮の旨味でてくる。美味しいなあ・・。



*小話*


金原さんの計算、設計通りのワイン。
ナチュラルでポップだけど、精密で隙がないから凄い説明が難しいワインかもしれません。

ピノ86%、アルバ14%。
と、わざわざ1%の違いを書くところが金原さんらしいです。

金原さんは日本ワインの造りての中でも若手のホープで、
アルバリーニョとプティ・マンサンを捕手品種として使うのが若手の醸造家らしい柔らかな考えで面白いところです。

そしてこの2品種は酸が落ちづらいのが特徴。

味わいは前半黒葡萄、後半は白葡萄のニュアンスがでてきます。

なにかペアリングでバッチリ合わせるワインではなくて、ダラダラ飲み続けたい・・。

年末の忙しい最中に、
年末のお疲れ様に、
ほっと一息つけるセットをお届けします。
今年も一年ありがとうございました。
良いお年をお過ごしください。


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