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#8.自分を生きる♪「癒し歌やえ」を再開した理由

今日は少し、自分のことを書こうと思います。

「子どもたちの生きる力」を考えながら、子どもたちの心の声や その子自身の輝きを引き出すことに注力してきたけれど、

私自身がまず、自分の心に耳を傾けて、そこから「自分を生きる」と決めて動き始めた去年。少しそんな話を書いてみようと思います。



『「癒し歌やえ」を再開した理由🕊✨』

ちょっと重苦しいことも書いてるので
余裕のある方だけ読んでください🙏

自分の中で長年 封印していた
自作曲を歌うこと。

20代〜30代、オリジナルの歌で
お仕事をいただけるようになった頃

「広くファンを作って売れる為には
 色んな人が共感するような言葉や
 ちょっと斬新な曲を書いた方がいい」
と言われたことがあった。

たしかに、流行歌なんかは
そうやって売れていくんだろうけど

私は元々はステージに立つのが苦手で
比較評価される音楽が苦手で

色んな人にチヤホヤされたいとか
有名になって売れっ子になりたいとか
そういう思いで歌を書いたり
歌ったりしたことはなかった。

私にとっての言葉は心と繋がっていて
偽りのことばかり口に出すくらいなら
言わないほうがいいと思ってしまう。

歌も同じで
耳心地がよくても 心が伴わないものは
どうしても手も口も止まってしまうし
なんか自分で歌っても嘘っぽくて
そういう歌はどうも書けない。

小さい頃私は、喘息があったから
みんなと一緒に走り回ることも
運動会や遠足も お出かけもお泊まりも
苦しくなることが多くて
なかなか楽しめなかった。

だからかどうかはわからないけど
音楽は私の日常で、一番の友達だった。

家の中が大変だった時も
悲しい時も 寂しい時も
孤独に打ちひしがれそうな時も

奏でる時も 聴く時も、音楽はいつも
心に寄り添ってくれるものだった🌷

どんなに現実がお先真っ暗だと感じても
心がパーっと晴れていくみたいなイメージが
一面に広がって 心が躍った。

落ち込んだ時、心の奥まで染み込んで
同じような思いをしてる人が
この世の中にいるんだなって感じて
泣きながら励まされた歌もあった。

音楽の世界では劣等生だった私だけど
「いつか私も、誰かの心を
 そっと支えられるような
 音楽をつくりたい」そう思った😌

だから、夢が現実になった時、とても嬉しかった。

ファンの人から
「明日からも がんばって生きようって思えました」とお手紙をいただいた時、私自身も
本当に生きてきてよかった と思った。

だけど、自分の言葉や音楽が
誰かを傷つけてるのかもしれないと感じた日から少しずつ、
自分の歌と言葉に責任を感じて
歌うことができなくなった。

自分の感じることは
自分の中にしまっておこう…そう思って
自分の歌を歌うことをやめてしまった。

それから、10数年
自分の歌を歌うことを 忘れかけていた中で

どうにもこうにも苦しい時期に
また たくさんのメッセージがおりてきて
自分の歌う夢を毎日見るようになった。

勇気を出して その歌を聴いてもらった日
「これは 八重ちゃんだけの歌じゃないよ」
と言ってくれた方の、言葉と涙から

同じような痛みを感じてきた人の
心の奥に響く歌になれたらいいな

その人や目の前の人の持つ魂の輝きを
心で感じてくれる人もいるのかもしれない

そう思って、感じるものを歌にして、
また人前で歌ってみようかな と思った。

たくさんの人が なんとなく いいかもねって
気に入ってくれる歌じゃなくていい

たったひとりでもいい

この言葉と歌に 込めたメッセージが
その人の心の支えになったらいいな

見えてなかった 幸せを見つける
ヒントになったらいいな

大人も子どもも みんな
自分であることの素晴らしさを感じながら
生きたらいいんだよねって

そんなことを感じてもらえたらいいな

そんな思いが溢れてきて
また少しずつ歌っていこうと思った。

10数年前、歌を聴いて
「癒し歌やえ」と命名してくれた人がいた。

自分の歌を癒しというのか
自分ではよくわからないけど

自然や人や見えないものから
伝わってくるメッセージ

自分の感じる大切なものを また少しずつ
自分らしく歌っていきたいと思う🌈🕊✨

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