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自分の好きなところを言えますか?

先日、家族で話をしていた時の一コマ

俺「自分の好きなところってどこ?」
子1「う〜ん。わからない。」
子2「う〜ん。特にない。」

このやりとりを耳にした時、少し、いや、かなり寂しくなった。

そこで僕は
「え〜。いいところたくさんあるじゃん。たとえば〇〇とか。」
「〇〇とかも得意じゃん」
と会話を続けた。

でも、それって意味のない発言だなとすぐに思った。

自分の好きなところって
「他人が思ういいところ」
ではないし
「自分が思う自分のいいところ」
でもない。

「自分の好きなところ」って
「他者からの視点」
は意味がないし

「いいところ」や「得意なこと」と「好きなところ」
は根本的に違う。

得意だけど好きじゃないことって僕にもあるし、誰にでもあると思う。
不得意だけど好きなことだってそう。

だから、他者がその人に対していいことを言ったり、得意なことを言ったりすることは全くとは言わないが、あまり意味のないことだな〜と思った。

そもそも自分の好きなところを言えることにどれくらいの意味があるのかはわからない。

でも、少なくとも自分の好きなところを言えるようになるためには、かなり自分と向き合うことが必要になる。

だから、自分の好きなことを探究すること自体には意味があるんじゃないかって思う。

自分が何をやっている時に心躍るのか。
ふとした時にどんなことを考えているのか。
自分の琴線に触れるような出来事・言葉はなんなのか。
どんな時に自分のことを素敵だって思うのか。

いろんな角度から自分のポジティブな面を探る。
そしてそれと同時に

自分は何をしている時が苦痛なのか
どんなことは考えたくないのか
嫌な気分になる時はどんな時なのか
どんな自分は嫌いなのか

というマイナスな側面とも向き合う必要がある。

ものごと、いろんな側面があり、さまざまな側面からさまざまな切り口で見ることでわかることがある。

忙しい日常の中で、なかなかそんなことを時間かけて考えることってないと思う。

だから、意識的に立ち止まる時間を作ることは大切。
そして、立ち止まらなくてもふとした時に出てくる感情や思考を書き留めておくことが大切。

何を書きたいのかよくわからなくなってきたから、今回はこの辺でやめておこう。笑

いずれにせよ、自分の好きなところを自分で言えないことは少し悲しいことだと思うし、あまり関わることができていないとはいえ、自分の子供の口からそういう発言が出てきたことは自分にとって少し気持ちが揺さぶられた。

自分の好きなところ。

簡単なようで深い問い。

みなさんは自分の好きなところを言えますか?

ここまで書き終えて、僕は自分の好きなところがなんなのか。

よくわからなくなりました。。笑


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Keita Imada
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