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観光まちづくりプランの実現に向けてー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテスト2023 福島復興ステージ」

「①大学生観光まちづくりコンテストとは」「②実際に行われたフィールドワーク」「③本選発表会」の記事もご参照ください。

グランプリ受賞チームの葛尾村役場訪問

本選発表会にて「グランプリ観光庁長官賞」に輝いた「筑波大学 都市デザイン研究室」の学生2名がプランの対象として取り上げた福島県葛尾村を2023年11月22日(水)に訪問しました。葛尾村 篠木 弘 村長をはじめフィールドワークで対話した村民の皆さまに、改めて受賞プランの発表を行い、交流を深めました。

観光まちづくりプランの実現に向けた実際の様子はこちらの動画から

プランの概要

グランプリ受賞チームのプランの概要は以下のとおりです。

チーム名:筑波大学 都市デザイン研究室
テーマ名:「かつらうぉ~た~いったび!! ~人口480人+αの一体旅~」

  • 葛尾村の魅力として、①水、②空、③人、に注目

  • 葛尾村を源流とする水の性質から、それを「超軟水」と命名

  • 「超軟水」と澄んだ青空、人の温かさという、3つの「地域資源」を調和させ、魅力的なアクティビティへと展開

  • 人口480人の村という「一体感」を感じ取り、地域住民と観光客が感動を共有し、「一体感」を味わえる「一体旅プラン」を提案

  • 本選発表会では、「超軟水」という新しい地域資源に着目した新規性や実現可能性が高く評価された

葛尾村でのプレゼンの様子

(1)葛尾中学校

プレゼン第一弾として、葛尾村立葛尾中学校の生徒と教員の皆さまに発表会を行いました。

 最初は筑波大学生、中学生ともに緊張していましたが、徐々に緊張もほぐれ、時おり笑顔を見せながらのやり取りがみられました。

パネルや自作の超軟水のペットボトルも使いながら、言葉だけでは無い目で伝えるバラエティに富んだプレゼンとなりました。

(2)篠木村長、村民へのプレゼン

続いて、葛尾村村民会館にて篠木村長をはじめ、フィールドワークでお世話になった方々を中心に村民70名にプランを発表しました。 

発表前に篠木村長が挨拶しグランプリ受賞を祝福しました。
学生2名は久しぶりの村民の方々との再会に緊張がほぐれたのか、終始和やかなムードの発表会となりました。

住民の方々からは「素敵なプランだった。特に星空観賞が良い」「色々な刺激を与えてくれてありがたい」「村民には無くてはならない超軟水を取り上げていただいてありがたい」「超軟水がようやく日の目を見たという印象」「超軟水を是非商品にしてほしい」などのコメントをいただきました。

このnoteではこれまで、今年行われたコンテストの様子を数回に分けて紹介しています。次回はコンテスト後の展開について紹介します。
①大学生観光まちづくりコンテストとは
②実際に行われたフィールドワーク
③本選発表会
④グランプリチームが葛尾村を訪問 (今回はこちら)
⑤今後の展開


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