菅原道真公を祀る「太宰府天満宮」天神信仰の発祥の地 学問・至誠・厄除けの神様
太宰府天満宮は、菅原道真公を祀る天神信仰の発祥の地として、また学問・至誠・厄除けの神様として篤い信仰を集めています。
毎年約1000万人の参拝者が訪れており、全国各地には道真公をおまつりした神社が、およそ1万2000社あるとも言われています。
道真公は無実ながら政略により京都から大宰府に流され大宰府において、ご生涯を終えられました。
死後は怨霊として恐れられる存在でしたが、その後は稀有な才能を発揮した功績から「学問の神様」とされ、全国の天満宮等さまざまな場所で信仰の対象とされています。
「和魂漢才」という言葉があります。
京都北野天満宮や大阪天満宮など全国的にその石碑が建立されています。
「和魂漢才」とは、天神様すなわち菅原道真公ゆかりの精神に由来する。「教養としての漢学に精通しつつも日本文化の心=和魂は失わない。和魂と漢才の融合が大切である」という学問の基本姿勢を示した文言といわれる。
学問に親しみ、誠を尽くされた菅原道真公(天神さま)。
江戸時代には子供たちが学ぶ寺子屋の普及とともに、「学問の神様」である天神さまは、人々の間で「子供の守り神」として慕われるようになりました。
太宰府天満宮の近くには、「令和」ゆかりの地となった「坂本八幡宮」や「大宰府政庁跡」などの観光スポットもあります。
機会がありましたら一度足をお運びください。
■太宰府天満宮
〒818-0117
福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号
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