カメラのF値を決めるボケ味の個人的基準
SONYのα系のカメラを使うようになってから2年ほどになりますが、撮影時のF値を決める個人的な基準についてメモしようと思います。
メインのレンズが最初はBatis40mmF2から始まり、オールドレンズ(マニュアルレンズ)沼にはまり込んで Nokton Classic 35mm F1.4, MD ROKKOR 50mm F1.4をよく使うようになり、最近は最新の最強レンズ FE50mm F1.2GM を買って楽しんでいます。
Batisを使ってたときはF値はあまり気にせず、基本開放。マニュアルレンズを使うようになってから、多少絞り値を気にするようになりました。しかしながら、オールドレンズを使ってるとどうもあんまり絞ると色の階調感が汚く感じて、結局あんまり絞らないのでした。
というわけで50mm単焦点レンズでのF値の個人的な選択基準はこんな感じにしてます。
F2.8 = 映画で使われる基準F値。ちゃんと背景が背景として成り立っているけど、ある程度ボケててもいい感じで撮りたいときに使う
F2.0 = 基本ボケ味の綺麗さを味わいたいけど、そこそこ狙っているあたり周辺はそれなりに広くピントをあわせたいときに使う
F2.0以下 = とにかくぼかして、ピントがあってる位置以外はボケボケでいい場合に使う
F5.6 = ちゃんと背景として認識できて、少しはボケてもいいけどあんまりボケてない感じで撮りたいときに使う
F5.6以上 = とにかく全部ぼかしたくないときに使う。露出やその他の問題が許す限りぼかしたくないなら絞る。
だいたいこんな感じですかね。