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午前一時の過客
2021年10月29日 00:15
午前一時善悪の話をしよう。世の中には、善というものと悪というものがあるらしい。見たことはないが。そして、偽善、という言葉もあるらしい。これも見たことがない。偽といえる人たちは、本当、を知っていることが条件だ。わかるだろう?では、善の本当は何だい?私には見当もつかないんだ。その善は、だれにとっても善なのかい?雲が白い、横断歩道は白い、雪は白いのと同じように。どうなんだい?
2021年9月13日 18:30
午前一時。そういえば、昔小学生のときに、秘密基地を作っていた山があった。近くには駄菓子屋とさびれたバイク屋。いつも自転車で向かっていたところに、車に乗って行ったんだ。そして、目の前の現実にまた、言い訳を始めたんだ___とりとめのないもの、という言葉がある。わざわざ言わなくても、ものはすべてとりとめがないのに。でも、事実忘れていた。まっさらだった。ブランコを作った木、見張
2021年9月12日 22:40
午前一時。日々が川のように無常に流れて、その要素は必ず変わっているはずなのに、依然として川であるということに。どうしようもない人生を見た気がした僕は、流れに逆らおうとまた、違いを生むために今日の言い訳を始める__『人間は常に幸せになるために行動する。それがたとえ自身を殺すことであっても』__というのは、だれの言葉だったか。本当に思い出せないが。電子の網に言えばすぐ引っかかるだろうが、つ
2021年9月7日 18:14
午前一時。人から特別な力を感じたことがあるだろう。この人は、すごいってなぜか思う人がいただろう。なんなんだろう。あの不思議な力。僕にはない。能力という機能なのか?そうじゃない気がする。そうしてまた、僕は、自分に宿りはしないかと願いながら、言い訳を始めるんだ___この世は、人間という商品の陳列棚だ。それぞれが動いて、それぞれが手に取る。手に取ったその商品しか自分は知らないから、それが特別
2021年9月6日 21:33
午前一時。働きはじめ、一日の流れがわかるようになった。起きて、食べ、座り、食べ、座り、食べ、浴び、寝る。時間があっても、結局座っているだけだ。休日も。起きて、食べ、 食べ、 食べ、 浴び、寝る。休みというただの空箱の中にいる。明日も、明後日も、しあさっても、何年も、何十年も、そして、死んでいく。毎日、クライマックスのない映画を何十周もみるような。僕はヒーローでも
2021年9月4日 17:47
午前一時。最近少し、本を読んだ。だから、少し、賢くなった気がする。自分じゃないものを取り入れたから。傍から見れば、自分から発さない限り、変哲もないただの僕だというのに。そしたら、話す相手のいない僕にとって、それはまた無駄な時間な気もした。そうしないために、また僕は必死に言い訳を探す___僕には、手が2本、足が2本、目が2つ、耳が2つと、いった具合に構成されている物体だ。おそらく、そうい
2021年9月1日 20:48
午前一時。僕はまた言い訳を始める__何でもかんでも、効率を求める風潮が、社会人の間では、流行っている。何でもかんでも、みんなが思う理想の、模範的な、人間になることが、良いことだと、世界で流行っている。理想とは、模範とは、信仰であり、偏見である。大流行は、常識になったり、法律になったりすることで、問題意識から外れ、世界にそれを所与のものとして考える人々を大量生産することで、いよい
2021年9月2日 17:40
午前一時。いつも通り眠れない僕は、いつも通りその原因を自分の日常の不完全燃焼にあると決めて、いつも通り何か意味があることをしようとまた、意味なんてものはないのに、いつも通り言い訳を始めた__僕は、僕の人生において、ずっと若い。子供かもしれない。大人。というものがある。親、先生、お隣さん、友達の親。それらは皆大人と呼ばれていた。そして僕は、僕たちは大人とは呼ばれず、子供と呼ばれた。小
2021年8月29日 10:48
どうも。午前一時。突然ですが、自分は。日記を書いてましたが、誰かに見てもらいたくて、気休めにここに書こうかと。誰も見ないかもしれないけど、だれか見るかもしれないから、その光だけでうれしくなるよね。前まで家で、一人で、真っ暗だったので。通りすがりの午前一時。今日銭湯行くときにママチャリ漕ぎながらかっこよくね?って思った。誕生おめでとう。実体は都内でエンジニアしてま
2021年8月31日 18:23
午前一時。僕の目には物体が写る。それを僕は認識している。物体に名前が付けられる。これはパソコン。机。ソファ。腕、手、指叩いて、音が鳴る。。 これは読点。水。 わかる?? ?人間、言葉、作る使う君。人。僕。人。人と人は同じ人間、僕と君同じ。違うでしょ?なぜ?すべて、決めつけ。本当はそんなものないんだ。同じようにも見えるまやかし。ない