【菜虫化蝶】なむしちょうとなる『たぬきの嫁入りと雨恋』啓蟄/末候☘️
北陸は、本当に雨が多い。
「弁当忘れても傘忘れるな」
と言われている土地柄。
どんよりとした雲におおわれた空は、子供の頃から見慣れていても、やっぱりあまり好きじゃない。
だから雨が降るなか、パッと陽が射すだけで嬉しくなる。
顔までほころぶ。
そのわけは、私の妄想の山あいで「狐の嫁入り」がしずしずと執り行われているからだ。
いまだにそんな妄想ばかりしている私に、当時小学生だった三男坊が、雪の降る中のちょうとした晴れ間につぶやいた。
「あっ、たぬきの嫁入りや」
「へぇ、雪ん時は、狐じゃなくってタヌキの嫁入りなんや?知らんかったぁ」
そんな母に息子は言った。
「誰にも言うな」
なんや嘘かい!
たびたび騙される母を、楽しんでいる様子の我が家の三男坊。
でも今回、この思い出話を書こうとして調べたらチラホラ出てきた。
雪の降る寒い地方では「狸の嫁入り」使っているところがあるらしい。
息子が誰かに聞いたのか、はたまた単なる思い付きなのか、今度あったら確かめてみよう!
でも、そんなささやかな思い出は、本人は覚えてないだろうな。
皆さんの故郷ではどうなのだろう。
(全国の「狸の嫁入り」分布が気になる私に良かったらコメント下さい☘️)
話はかわるかが、夫ヨッシーさんは天気に対してめちゃくちゃマイナス思考である。
ゴルフの日程が決まると10日後の天気予報を確認し
「あぁ、雨だぁ!」
と、嘆いている。
そんな10日後の天気予報なんてコロコロ変わるのに
「大丈夫やって」
という私に
「能天気なオマエの言うことなんかアテにならん」
と言う。
能天気?
ここでまたハタッと疑問に思う。
能天気?脳天気?
能天気が正解だが、ヨッシーさんに「能天気のオマエ」と言われるたびに「脳」という漢字で連想してしまう私。
まぁ、どっちでも良いけど、私自身能天気なことは自覚している。
そのマイナス思考のヨッシーさん、今年初のゴルフに息子と出かけて行った。
私の友人たちの間でも雨男として有名なヨッシーさん。
なぜかと言うと、彼がゴルフをしている間、私は友人とランチを毎回計画し、楽しんでいるからだ。
話題は自然と、こういう流れになる
「夫→ゴルフ→ランチ→やっぱり雨」
ここしばらく北陸には珍しく洗濯日和が続いた。
なのに、今日は朝からどんよりと曇り空。
天気予報は午後から雨マーク☔️
私は今日も友人とランチ♡
地元のお蕎麦屋さん
メニューは「温かい」か「冷たい」かのみ。
お値段は1300円でこんなについてくる。
後で、珈琲とお菓子も!
前世が雨乞いなんじゃないかと思われるヨッシーさんのために
「雨乞い」あらため「雨恋」ヨッシーさんで、濡れずに帰って来ますように!!
そう願いながら、美味しいランチいただきました。
ご馳走さまでした♡
追伸
スキ♥️ちょうど1000回頂きました。読んで頂いた皆さま、本当にありがとうございます。