ビールの社会的地位を向上させたい。
初めて酒屋に行ってきた。目的はもちろんビール。
「ビアバーに行くと高くつくし、アマゾンで買うのもなんだかしっくりこない。」
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「お酒の専門店に行けば良いではないか!」
こういうことです。
カバー画像に使ったビールが今回買ったものです。
狙いは瓶ギネスとブリュードッグを買うことだったのですが、ついつい手が伸びて4本に。
特にシメイブルーなんて見つけた時に買っておきたいですし。
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日本でのビールの社会的地位ってまだまだ低い気がします。
原因の一つとして考えられるのが、未だ根強い”取り敢えずビール”文化。
それを強く感じたのが、学部の先生と面談したときのこと。
趣味の話になり、僕は「ビールを楽しむのが好きです。」と答えた。
すると先生は、「へぇ、どれくらい飲むの?5杯くらいとか?」と訊いてきた。
僕はその質問を軽くいなしつつ、内心は激しく毒づいた。
「ここにもビールの姿を正確に捉えていない人がいる。こっちはビールに多様な種類と魅力があることを知った上で、好きな銘柄をじっくり楽しんでいるんだ。ただの酒飲みみたいな言い方するな。」
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思うんです、もしあのとき僕が「ワインを楽しむのが好きです。」と答えていたら返答はもっと違っていただろうと。
「いいね、どんな銘柄が好きなの?」とかだったはずです。
”取り敢えずビール”文化の日本では、ワインは嗜むものでビールはがぶ飲みするものだという認識が横行しています。
大手企業がこぞってピルスナースタイルに走ったため、日本人には偏ったビールの常識が植え付けられてしまったのです。
クラフトビール市場の拡大とともに、近年ではビールの価値が再発見されているけれど、それはたくさんのブルワリーやビアバーのある都市部に限った話。
ビールには多種多様なスタイルと銘柄があり、そのどれもが美しいのです。
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今後もビール検定の資格保持者として、ビールの社会的地位向上にささやかに貢献していこうと思います。
何か新しい活動ができないかと模索中...