転職先をきめる。
委託契約が終わる年、転職のタイミングが来た。有難く様々なところからお声がけいただいた。
自分は働く上で法人理念を大事にしてきた。
トップが同じ方向かどうか、本音で語ってくれるか。
地域課題やその法人やその業界の
何かを変えたいな、
コレがこれまでポイントでもあったのかもしれない(自分で気がついてなかった笑)
しかし転職先の選択肢が多く
なかなか選べない。
・以前働いてた地域で過去の経験と資格を活かす新規事業の責任者。
・地域は異なるが、過去に経験した同じ職務で自分が大きく成長できたきっかけの業務。
・上司同僚の顔ぶれも分かりこれまでの経験を活かせる公的な場。
・専門外だが目指す方向は理解でき、経験も活かせて運営にも携わる場。
・魅力あり自分がやりたい事だが生活はかなり難しくなる仕事。
・周知されておらず魅力が多い法人だがスタッフ達が疲れ果て助けて、だらけの職場。
・自分の後任として来て欲しい、頼むとの依頼。
・来てくれないと潰れる助けて、の法人。
・一般企業から新規福祉事業のコンサルお誘いなどなど10社以上
私は利他的な思考の傾向があり
苦手な事として自分が主軸となる場面での主体的行動や自己決定が苦手な人間。
誰かのためなら、スーパーマンみたいに強くなったり決断も行動も早い。
一般的には障壁が強そうな「改革」を
何度か携わってきたおかげで
強さや決断力や合理主義と見られてきた。
が…自分の事や自己選択となると
からっきしダメ。
自己選択と自己決定も
自分の利益を考えて決めることも
自分の望みを依頼することも極端に苦手。
これまでの生育歴が大きく影響している笑
過去の仕事の選択は全て
「いまの私で良い、と言ってくれる
私を求めてくれる場」を選択し委ねてきた。
自分はどうしたいのか?という思考は答えが出ない。
同業者や友人らのアドバイスも含め
情報の渋滞が脳内で起こってたので、1冊ノートを買って自分で整理していくことにした。
この歳になり改めて
<自分が求めること>を書き出した
<自分の経験値>も
<仕事から影響する自分の生活環境>も
意図と違うことを書いてることもあった笑
<やってみたいなーと密かに思ってたこと>
なんでソレを選択してこなかったのか
<その理由>も書いたのが良かった。
意外に忘れてたから。
一番楽しく成果も高い職場があった
非力な自分や酷く傷つけられた事もあったけど楽しさで辛さを忘れてた。
何が楽しかったのか分析したけど
どんなことが自分は傷ついてしまうのか?
<何を大事に思っていたのか?>
人の意思に委ねながら
流れに身を任せ大きな仕事をしてきて
やっかみもあった
酷く傷ついたこともあった
助けたい、と踏み込んだものの
大きなものを逆に背負ったり
良くない選択もしてきたかもしれないと
マイナスな選択を繰り返さないためにも
これまでの自分の選択から
ネガティブな情報も書き出した。
20年位前に一緒に働き尊敬していた上司が
【仕事は楽しくなくっちゃ!】
と言って転職していった。
仕事がデキル彼女は
当時かなり辛そうだったが
今はいつ会っても凄くいい顔をしている✨️
その「仕事は楽しく」に強く共感していた。
でも、これまでは生活のため。
仕事は大好きだけど「楽しく」ではなく
経済面の理由もあり所得を最優先していた。
楽しく。とか、やりたいこと!
は選択肢になかった。
子ども達の自立をきっかけに
家族や経済面を理由には出来なくなった笑
なので『私はどうしたいのか』と
選択を迫られるようになった…
大事なことは何か?
これまでの経験値で法人に寄与できることなのか?
理念か、組織体制や待遇か、
業務内容なのか?
人的な職場環境なのか
将来性か?
やっぱり勤務地や時間・休日条件なのか。
本業でコレをしているくせに
自分の働き方は分析してこなかった笑。
全てを加味して
優先順位とその理由を書き出して
客観的に考えてみた。
自分の思考はかなり迷走してた。
日を置くと
そうは言っても…が出てくる。
わかんなくなって
ある時これまで整理したノートの上部に
大事にしたかったコトバ
【仕事は楽しく!】
と大きく書いた。
それって自分にとって
どんな事なのか更に書き出した。
<これから楽しく働けそうな職場>
コレを最優先として、
お誘いあった仕事(職場)の分析をしたものに、それが有るか無いかと
ひとつひとつその理由付けをした。
私がワクワクした仕事
楽しそう!と思える仕事に
決めることができた✨️
今は同僚もステキな人で尊敬する人ばかり。
同じ方向で助け合える職場と成果を共有して次に繋がってる。
やりたいこと、はまだ温めている。
どうしよう、と困惑もあるけど期待され楽しくやっている。
この職場を選んでよかった✨️
選択する、ということが苦手な人は
「転職」て結構大変なことだけど
必ず成長に繋がる。
選択する上で
自分に合うものを見つける手段もあるよ、と伝えたい。
時々ノートを見返してみるけど
やっぱり選んで良かったな、と思えてる。