教職課程について。①
どうも。第二類要冷蔵です。以前初めての投稿をしましたが、何件か早速ハートをいただきました。ありがとうございます。そこには私の根底を簡単に記してあります。良ければ固定してあるので見ていってください。
挨拶はこのくらいにして、今回のテーマは「教職課程」です。
ざっくりと昔の自分が知りたがっていたことについて、教職課程をほとんど終え、教育実習を完了している現在の自分が回答していけたらなと思います。何かしらの反響があれば詳細を追記するので、ご気軽にどうぞ。
Q①就活に役立つの?
結論:業界によっては役立つどころか、扱いに困ることもある。
大学一年生のころの私は、院に進学することを考えていたので、大学卒業後すぐに働くぞとは思っていませんでした。そんな自分でも、「教職課程を取っている学生は、取っていない学生と比べ学習に意欲的と思われ、就職活動において有利に働くらしい」などといった言説を耳にすることがありました。
はっきり言ってしまうと、全然役に立たないです。教員になりたい、もしくは大学でたくさんの授業を取りたい、といった思いからであれば取ることを勧めたいですが、就活を有利に進めたい、といった思いからでは推奨しません。もちろん教育に関係する業界であれば、有利に働くこともありますが、そうでなければ教職課程を取っていることが直接有利に働くことは少ないでしょう。
では何故か?就職活動をするうえでの「一貫性」に関わってくるからなのです。教育業界に関して言えば、一貫性を示すうえで教職課程を取っていることがマイナスに働くことは少ないです。ですが他業界では話は変わってきます。実際、教育業界以外を中心に就職活動をした私は、一貫性を意識するため、教職について触れないようにすることも多々ありました。
ごく簡単に単純化した例を挙げるとします。デザイナーになることを志していて、またデザイナーを募集している会社の採用面接を受けたとしましょう。その際提出した履歴書に中学校教諭第一種免許状(社会)などと書かれていたら、疑問に思いませんか?なんでデザイナー?先生にはならないの?と。何か納得感のある、それでいて一貫性を持った理由があれば問題ないですが、用意するのが難しいとは思いませんでしょうか。
このような場合はなかなか少ないかもしれません。ですが教職課程にマッチした業界でなければ、勤勉さ(勤勉らしさ)を評価してくれるどころか、答えにくいであろう質問が飛んできます。なので、就活のための教職課程は、一部の場合を除きお勧めしません。
また今回挙げた「一貫性」に関しては、いつか別の機会に後述できればなと思っております。
Q②学生生活との両立は可能?
結論:全然できなくはない、はず!
「教職課程は忙しくなるから、部活、サークルやバイトする時間が取れないらしいよ。」と耳にしたことがあります。さすがに教職課程のためにバイトや部活といった課外活動全てを捧げるのは抵抗があるな、と過去の自分は思っていました。今思えば、上記のうわさはさすがに言いすぎだろとは感じなくもないですがね。笑。
今回もきっぱり言い切ることにします。両立出来ます。ただし、両立のための努力は最低限必要になります。
たしかに取る授業は増えます。教職科目のうち、卒業要件外に該当するものもあるので、履修上限に加えて教職用の授業を取る必要が場合によってはあります。単純に拘束時間が増えるので、上記のような行き過ぎた噂も流れるのでしょう。ただ、卒業までに取ればよい科目も多いので、分割していけば問題ないです。
二年生のころまでは院に進む予定だったので、興味のある授業をたくさん取る他に、週3回のアルバイトと、サークルや課外活動に参加して、そのうえで教職課程の授業も履修していました。淡々とやるべきことをやれば大丈夫です。むしろこれだけ色々やっても友達と遊ぶ時間や暇な時間はあったので、文系大学生って結構暇じゃない?と当時思っていました。
単位を落とさないことが前提にあります。やりたいことをするために、やらなければいけないことを頑張りましょう。自戒の意を込めて…
次回以降について。
長くなってしまったので、この辺で一旦一区切りにしようと思います。次回はQ③「教育実習って何とかなるの?」Q④「就活と被ったらやばくない?」について書いていこうかなと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。では。第二類要冷蔵でした。