好きなもの4
デヴィッド・フィンチャー監督の映画
まず絵の色味が好きすぎる。全体的にイエローだったりグリーンだったり、基本とにかく暗くてどこか湿気てるような雰囲気の色使いがとても好き。映画のストーリーもだいたいドロドロして心が晴れない展開のものが多い印象。このおっちゃんの作風性癖すぎる。本人が嫌いな色として「ピンク」を挙げているが確かに自身の作品に全く取り入れてない気がする。(観たものに限るが)
『ドラゴンタトゥーの女』から入って『ファイトクラブ』『セブン』『ソーシャルネットワーク』『ゴーン・ガール』と有名どころは全部観た。『ベンジャミンバトン』だけはなんかフィンチャーらしくないヒューマンドラマ感が先入観であって未見である。
あとだいたいのフィンチャー作品でサントラを提供してるアーティストの「トレント・レズナー」と「アッティカス・ロス」の2人組との相性が抜群に良すぎる。『ソーシャルネットワーク』でレガッタの大会のシーンで流れる曲はノルウェーの作曲家エドワルド・グリーグの劇付随音楽「ペール・ギュント』の第1組曲第4曲「山の魔王の宮殿にて」を彼ら2人が電子音楽アレンジしたものだが、最初聴いたときはニヤニヤが止まらなかった。もちろん良い意味で。
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