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糸島らしさ 1 立石山

糸島市芥屋にある立石山は標高209mの低山だ。
1月2日の朝、山頂を目指して歩き始めた。


志摩サンセットロードを歩いて東側の登山口に向かう。
ゆるやかな坂道をのんびり進むと、なんだか不思議な赤い実をつけた植物に出会う。
「蝮草(マムシグサ)」という名をもつ植物らしい。
枯葉の中にひときわ目立つビビッドな赤が目を引くが、それはちょっとした注意喚起だ。
実は、この赤い実には毒があるそうで、我々は口にしてはいけないものだ。
坂道を歩き続けると、山の頂が見えてきた。
ここから山道に入る。
ちなみにこの登山口にある駐車場と思われる広場から見下ろす景色は、山頂からの絶景を予感させる美しいものだった。
山道は、そこそこの険しさがあるものの山頂までの距離は短い。
上るにつれて山から生え出ているような岩が目立つようになる。
立石山の名は、このような様子からきているのだろうか。
玄界灘と芥屋の砂浜と集落が見えてきた。
立石山の頂上付近からの眺め。
美しい海と海岸線。豊かな農地が広がる。
糸島らしさをひとまとめにしたような絶景がここにあった。


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