追懐録*カットアップノベル
こちらの曲中に出てくるカットアップノベルをまとめたものです。
著:ユリイ・カノン
それは空の上。
それは海の底。
それは一面に広がる花々の中。
それは一縷の光も届かない闇の中。
落ちているのか、昇っているのか、止まっているのか、浮かんでいるのか、
思い出の水底。そこに淀むのは眩い程に美しい日々と、鳴り止まない音楽。
彼女は間違いなく、私の世界を変える一因だった。
いや、今でも彼女は——
だれかの心臓になれたなら
audio novel 追懐録
彼女に憧れて音楽を始めて、