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「HUNTER×HUNTER」幻影旅団が好きになる最新刊#223

2024年9月4日に、「HUNTER×HUNTER」の最新刊となる38巻が発売されました。

週刊少年ジャンプを定期的に読んでいる方にとっては、

以前週刊少年ジャンプで読んだ内容をおさらいできた作品でした。

「HUNTER×HUNTER」は1998年に1巻が発刊され、

26年も愛されている作品です。

2012年に発刊された32巻以降、33巻が発刊されるまで4年。

その後、2018年に36巻

2022年に37巻

そして今回2年ぶりに38巻が発刊となりました。

作者の冨樫義博の体調不良により、休載が度々ある作品ですが、

ファンからの支持が高く、休載期間が長くなろうとも

最新刊が読めることを楽しみにしている方はたくさんいる人気作品です。

私もそのひとりです。


こんなにも長く休載が続いたとしても、

愛されている作品は片手で数えるほどなのではないでしょうか。


幻影旅団の結成の秘密

出典:pexels

今回、最新刊となる38巻では前巻に引き続き、暗黒大陸編が描かれています。

その中で、注目の話題となっているのが

ヒソカと幻影旅団の戦い

ではないでしょうか。

クロロと命を懸けた戦いに敗れたヒソカが、

団員を1人1人と倒していき、幻影旅団全員から狙われることとなっています。

今作の目玉となるのが、

幻影旅団の誕生背景ではないでしょうか。


一族を皆殺しにされてしまい、幻影旅団に強い恨みをもったクラピカ。

前作までの話までだと、「非情」という印象が強い。

クラピカの一族だけでなく、なぜ反社会的な行動を続けているのかが明らかになります。

ウボォーギンがクラピカに倒されたことを知った際の、

クロロ、ノブナガの感情の動き、とった行動心理が

どこで生まれたのかも最新刊で知ることになりました。



流星街からの出発

出典:pexels

「血も涙もない連中だと思っていたけど、仲間のために泣けるんだね」
by ゴン

「ナカマ×カタナ」より

ゴンとキルアが初めて幻影旅団と接触し、囚われた際

ノブナガに対してゴンが言った言葉。

仲間であるウボォーギンに対する想いが、ノブナガを通して伝わってきました。

ですが、ホームである流星街に戻って、キメラアントとの戦いでは

「助けなくていいの?」byカルト
「は?なんで?競争って言ったろ。あいつがやられたら、次のやつが行けばいいんだよ。」byフィンクス

「ゲキトウ×デ×ゲキメツ」より

仲間の生死を気にせず、戦いを楽しんでいる様子もうかがえます。

ヒソカとの違いは、幻影旅団に対して殺意をもって

攻撃をしてきたかどうかなのでしょうか。

ですが、キメラアントとの戦いはホームである流星街を守るためにとった行動のように思えます。

幻影旅団として、どう行動するのか?というのが創立メンバー全体で共通意識をもっているのがわかりました。


まとめ

10月の週刊少年ジャンプから、最新話が掲載されるようです。

冨樫義博先生、どうかお体にお気をつけて。


枡田泰明

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