カリグラフィーの飾り文字はそんな簡単ではないと痛感した
インパクトのある飾り文字の作り方を自分なりに分析してまとめたので早速実践してみることにした。だが「言うは易く行うは難し」をペンを握りしめて数分で痛感することになるとは思わなかった。
筆ペンカリグラフィで書いた普通の文字をアーティスティックな飾り文字に変えるポイントは前回の記事に書いた3つ。
1. 文字に躍動感を与える流れるような線をつける
2. 文字のアクセサリーとなる丸ポチなどをつける
3. 文字の周りにアクセントの絵をつける
早速、書けるようになった普通の文字に流れるような線を付け加えてみようとして、文字通り筆が止まる。
「どんな流れるような線を描けばいいのかがわからない。」
どこから、どっち方向へ、どれくらいの長さの線を付け加えたらバランスが取れるのかがさっぱり検討がつかない。
iPadのお絵描きツールを使って色々な線をシミュレーション的に引いてみても、イマイチバランスが悪くなったり、レイアウト的におかしい感じになったりしてしまう。
数時間こねくり回してみて、何となくこんな感じだろうかという図案を作って、はじめて筆ペンで実際に文字を書いてみる。
普通の文字から、流れる線をつけるところまで試してみること約15分。
ひどい出来に非常に躊躇したのだが、今後と比較するために恥を忍んで書いたものをのせることにする。
明らかにおかしい。
どれもしまりのない残念さが溢れていて、躍動感どころかグダグダ感が漂っている。一般的なカリグラフィーから漂う気品あふれる優雅さみたいなものは微塵も感じられない。
どうしてこんな事になってしまったのだろう。
どうしたら、おしゃれな躍動感あふれる線を引けるのだろうか?
そもそも「躍動感あふれる線」とは何なのか?
Pinterestでステキな飾り文字を片っ端から眺め続けて、1つの英単語に行き当たる。
【Flourish:フローリッシュ】
繁る、繁栄するという意味の英単語。
Flourishing Calligraphyでよく使われているものを見かけた。
意味通り「筆文字をもしゃもしゃにする」こと。
そこで、Flourishing Calligraphyで調べてみると、びっくりするほど、カリグラフィーの普通の文字に流れるような線を追加するチュートリアルが見つかる。
※日本語で検索すると、ほとんど出てこない。
これぞまさに探していた「躍動感を与える線の付け方」だと狂喜乱舞し、チュートリアルの記事を読み漁りはじめてしまい、実践練習はたった15分でストップ。
しっかり読み込んで、次回はFlourishing Calligraphyの練習をすることにしよう。
12時間チャレンジ進行度:39.6%
(4時間45分経過/12時間)
次の課題
●Flourishing Calligraphyのポイントを理解。練習する
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