ギフトエコノミーの流れを整理してみる【新企画構想メモ】
noteでやってみたい企画のアイディアを思いついたものの、怖くてまだGOができない。
そんな悶々とした考えを記事にしたら、たくさんの応援コメントをいただきました。めちゃくちゃ励まされました!ありがとうございます。
すごい嬉しいです。noteの中の人って本当にやさしい。ホント感謝。
新企画として思いついたのは、
「ギフトエコノミー」
×
「ホロスコープの個人鑑定」のアイディア。
超ザックリ言うと、個人鑑定のペイフォワードってできないかな?というもの。
まだ構想段階なので今回はギフトエコノミーの流れを少しスッキリまとめてみようと思います。
ギフトエコノミーって何?
ギフトエコノミーは、贈り物で循環する経済。
有名な事例が食事代0円のレストランのカルマキッチン。
そこでの食事後に出されるメッセージがこちら。
まずはギフトを受け取り、感謝して味わい、次の人へ恩送りする。
そんなギフトで循環する経済がギフトエコノミー。
実際に日本で開催されたカルマキッチンの実例が、こちらのnoteにとても分かりやすくまとめてあります。
このカルマキッチンの事例を見て、次の人へランチの恩送りができるなら、才能の個人鑑定も恩送りすることもできるのでは?とインスパイアされたわけです。
ギフトエコノミーの流れを図解して理解しよう
記事で読むだけだと美しい話として消化するだけで終わってしまうが、実際に自分でやってみようとなると考える必要があることが山ほどある。
そこでまずはギフトエコノミーの流れを理解することからスタートしてみる。
まずレストランなどの一般的なサービスやビジネスの場合、お客さんとお店(サービス提供者)の関係にはこんな図式が成り立つ。
お店から提供されたサービスに対して、お客さんは代金を支払う。
これが基本の流れ。とてもシンプル。
では、これがカルマキッチンのようなギフトエコノミーになるとどうなるかというと下の図のような流れになる。
お店が提供したサービスに対して、お客さんの支払いが1個となりへシフトする形になる。加えて、次のお客さんへの恩送りという感情的なものが追加される。
図解してみると、1個シフトしているだけならなんか簡単にできそうじゃないか?という気もしてくる。
だがここでポイントとなってくるのが「提供されるサービス」と「支払われるお金」との天秤。
一般的なビジネスでは、事前にこの天秤が釣り合って利益が出るように設計されている。だからこそサービスを提供し続けることで利益は増えていき、事業が継続していく。
それに対して、ギフトエコノミーではこの天秤が事前に設計されていない、というかできない。
お客さんは恩送りとして「任意の金額」を支払うので、毎回この天秤がグラグラ揺れる形になる。
天秤がうまく釣り合うときもあれば、お客さんがサービスの代金以上のお金を恩送りする場合もあるし、当然0円で恩送りをしない選択をする人もいる。
この揺れがあるから継続できるかどうかが未知数になってくる。
もちろんだからこそ面白いというのもある。
この流れと天秤のボラティリティを考えると、どういうものにギフトエコノミーが向いていて、継続するためにはどうするのがいいのか?のヒントが少し見えてくる。
というわけで、次は
● ギフトエコノミーはどういうサービスと相性がいいのか?
● ギフトエコノミーを継続させるために大切なポイントはなにか?
を考察してみます。
ひとまず今日はここまで!
考えていくと謎にどんどん楽しくなってきています(笑)
こういう根拠のない自信が湧き出てきて、なんかできそうな気分になれるのって気分いいですね。
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