デパートとエコ:はるきる展
はじめに
横浜のそごう美術館で開催されている「空箱職人 はるきる展」を鑑賞してまいりました。
そごう美術館は今回が初めてで、「はるきる」さんも、この展覧会で知りました。
ちょっと検索したところ、2019年にも池袋で同じような展覧会が開かれていたようです。
この時は約30点、今回は約60点。コレクションが順調に増えているのかもしれませんね。
展示概要
展示されていた作品は全て はるきる さんが商品の空き箱を使って(素材としてそれだけで)作った人形やミニチュアでした。
作品の合間ところどころで、制作模様のビデオも展示されています。YouTubeの はるきる さんのチャンネルでも、同様の映像が公開されているようです。(まだそちらは詳しくは見ていません。)
展示作品や会場風景
「写真OK」の展覧会でしたので、いくつかご紹介します。
キャプション。元の商品とそのパッケージのデザインコンセプトが語られ、さらにそれを受けて はるきる さんがどのようなモチーフで作品化したかが述べられる。感心しきり。
お菓子以外にも、いろいろな紙パッケージで作品が作られている。個人的に一番ツボだったのはこれ。
ミニチュアや模型好きには、これとか。
最後に、「SDGs パネル紹介コーナー」。これはもちろんアート作品ではありませんが、いい取り組みだと思いました。親と子供で会話する。子供にとって分かりやすい説明は、大人にとっても分かりやすい。
感想ほか
鑑賞の仕方(写真を撮ったり、お子さんなどと一緒に見たりなど)によって所要時間は違ってくると思います。私は思う存分写真を撮りながら鑑賞して、45分ぐらいでした。ゆったり鑑賞できる程度の人入りだったので、良い時間帯だったのかもしれません。
最近の展覧会はこのような「写真OK」なことが多く、楽しみ方が増え、活用の広がりを感じます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。もしご興味が湧いたら、会場に足を運んだり、作家さんのページ(YouTubeなりTwitterなり)にアクセスしたり、書かれた本(『すごい空箱工作』)を手にとったりしていただくと、良いのではないかと思います。
以 上