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フェティシズム:スパンキング

 スパンキング(spanking)は、「平らなもの」や「平手」でお尻を叩くことである。体罰などで行われる「尻叩き」は古い歴史がある。確かに尻は筋肉だけでなく脂肪でも覆われており、叩いても「痛いがそこまで被害が大きくない」部位ではある。フェティシズム、性的嗜好(BDSM)としてのスパンキングについて調べてみた。

 BDSMとは、人の性的な嗜虐的性向をひとまとめにして表現する言葉で、「Bondage(ボンデージ)」、「Discipline(ディシプリン)」、「Sadism & Masochism(サディズム& マゾヒズム)」の略称である。スパンキングはSMの方法の一つである。性行為中に叩くソフトなものから拘束し皮膚が剥離するまで叩き続けるハードなものまでレベルは様々だ。
 スパンキングは本来、叩くものによってその呼び方は異なる。ケイニングは「cane(杖)」で打つこと

ケイニング

スリッパリングはもうそのままスリッパで打つことである。

スリッパリング

 パドリングは「パドル」で打つことである。

パドリング

 ウィッピングは鞭で尻を打つことで、平手でのスパンキングは英国ではスマッキングと呼ばれている。
 さらに性行為中や前戯の一環としてお尻を叩くこと、あるいは叩かれることに性的興奮を覚えることを意図的にSM界では分類しておりラブスパンキング(love-spanking)と呼ばれる。一般にBDSMの一分野と見なされるが、当のスパンキング愛好者はそうは思っていない。一説には、叩かれた瞬間に締まりが良くなる、あるいは挿入感がより強くなるとされている。

 ただし、スパンキング含むBDSMの方法は欧米の方が研究発達している。何事にも玄人素人があるわけだ。

 上記、下記のように素人が叩くポイントと玄人が叩くポイントがしっかりとガイドされている。非常に面白い。

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