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KALKI 2898-ADを観た話

皆さまあけましておめでとうございます🎍
今年初の投稿ですので、ご挨拶とさせていただきますm(__)m

さて、題名にも書きましたが、年始早々にインド映画「KALKI 2898-AD」を観てきました。
特典ステッカー付きムビチケを購入し、IMAXの入場特典ポスター&ポストカードをゲットするくらい楽しみでおりました。
感想を一言で述べるなら、私としてはめちゃめちゃ面白かった。
RRRを1年かけて4回観た事をきっかけに、インド映画に高い期待を抱いておりましたので、ドキをムネムネさせながら観てきましたが、その時の胸の熱い思いを、勝手にここで放出したいと思います!
やーーーー!!((やかましか!笑

以下ネタバレを含みますので、「あらやだわ〜」という方はお帰りいただき、暖かい部屋で美味しい飲み物(カレー)や食べ物(カレー)を召し上がりください。










① 3時間が30分に感じるマジックがかかります
 ↑は完全に個人の体感なのですが(笑)、マジです。通常版(2D版)は168分、IMAX版は180分と、ほぼ3時間の上映時間。
しかし、RRR4回を経験した身としては3時間など朝飯前なのです!!
洋服はゆったりコーデ。事前に食事をしっかり済ませ、カフェインは控えめに。非常食のポップコーンと氷少なめウーロン茶をシアターで注文し尿意を最小限に。お手洗いも最後の一滴まで搾り出して準備万端。
いざ、出陣!!これから3時間の戦が始まる、インドの平和をかけて…!!
と意気込んで行きましたが、

あっ

という間にお話しが終わっていました。しかも終わってない。そう、この映画、続編有りの映画だったのです。うっかりネタバレを目撃しないようSNSを封印していたので知らなかった私は、途中で腕時計を観て絶望しました。
「え…あと40分しかないのに、決着つく気配がまるでないぞ…?!」と…
いや恐ろしすぎる。さすが規模が違うインド映画。途中の戦闘シーンで多少の中弛みはありましたが、シーンや主人公の視点がテンポよく切り替わるため(しかも「え?!どうなるん?!」ってとこで変わる笑)、ずっとへ???みたいな顔で観てました。

② お金めちゃかかってます
 ほんまこれにつきます。特にCGがふんだんに使われており、生身のアクションを使うイメージのあったインド映画とは真逆に、CGによる未来の地球(インド?)の表現が非常にリアルだった。((未来を見たことがないので妄想
ストーリーが超未来の設定のためそりゃあそうなるが、marvelやスターウォーズシリーズを彷彿とさせる、もしくはオマージュ(リスペクト?)が多くみられた。
いい意味で、今までのインド映画のイメージを覆してくるストーリー構成だった。

そして私的超驚きポイントがありまして、エンドロールが無音だったのです!真っ黒な画面に白色の小粒字で流れるスタッフの方々…思わず白米を連想しました。
「ああ、たくさんの人が関わったんだな…」と思いを馳せながら、5分くらい沈黙の中その画面をじっとみつめている時間。静寂。詫び寂び。
音楽作成のためのお金がなかったのか、はたまた何か意図があったのか…真実は分かりませんが、ある意味貴重な体験となりました。
私はあまり映画には詳しくないのですが、これは結構ある現象なのでしょうか…有識者の方がいらっしゃいましたらご教示くださいm(__)m

③ ストーリー=神々の命をかけたお遊び戦の記録
 まず、悪役がいない、というか人間やモンスターやエイリアンではなく、結構軽率に神が出てきて暴れちゃうのです。そんなスケールのでかい話、人類がどうやって応援したり感情移入すりゃあ良いのよ〜と思いながら、観客置いてけぼりで光の速さで進んでいく話。でもなんか納得しちゃう、というか、納得しないとツッコんでたら置いてっちゃうよ〜!!と言わんばかりの速さ。
終盤は完全に現実を受け入れ、「まぁ、神だからそういうこともあるかぁ」となっていました。
そして神が強過ぎる。いいなぁ私も強くなりたいなぁと思いますが、流石に神は次元が違い過ぎて参考になりません…泣
規模が違う。さすがインド。
そして、①でも書きましたが、続編有のため続きが気になり過ぎて、今私は夜しか寝れません。((超寝れてるぅ
死んだと思ったら最後に生きてた人、20分くらいしか出てこなかったポスターに載ってたはずの主要人物っぽい人、神々がそれぞれ真の力を取り戻し覚醒した直後に終わってしまい戦いは途中のまま…否、まだ始まっていなかったのだ。という有様。RRRは完結したから鑑賞後にも熟睡できましたが、早く続編の情報を教えていただかないと、誤ってインドに行ってしまいそうです。
頑張って働かないと!!助けて!偉い人!!

④ ダンスが薄味
 私が個人的にインド映画で好きな点は、突然始まるダンスです。
「えっ?!今ここで踊るの?!」という、とんでも展開を炸裂させてしまうような、血湧き肉躍るアツいダンスシーンを期待していましたが、今回はあったにはあったのですがダンスは少なめ…申し訳程度に真似できそうな簡単な振り付けはありましたがなぁ~んか物足りなし。
というかストーリー的に踊ってる暇がなかった、が正しいような気もしました。が、もう少し観たかった…
それかナートゥが神曲過ぎたのかもしれません。他作品の栄光を重ねてはいけませんね。反省。反省の意をこめて、自作インド風コレオで1人で踊っておきます。土下座。

とまあ、熱い思いの勢いに任せて、言いたかったことだけわーーーーーっと書き連ねましたが、私はインド映画の新しい境地が開かれたな、RRRが作り出した勢いある波に乗せ、ボリウッドから世界に対する挑戦状のような気概を感じました。
インド映画の良さは残していただき、映画界に更なる旋風を巻き起こしてほしいな、と感じました。※もちろん私は邦画も応援しております!!!

なんだか窮屈で変わらない日常に飽きてしまった人、頑張りたいのに元気が出ない人、心の底に熱いものがくすぶっている人には、RRRと一緒に本作をおすすめします。
ちなみに私はこのレポを書いている間に、RRRをDVDで観ました。((既にn回目
本当にインド映画はカレーのような中毒性がありますね、皆様もご注意ください・・・ふふふふふ笑



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