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34歳の夏休み

お盆休みなのに風邪を引いて寝込んでいる。

本を読む。

『経済学を味わう---東大1、2年生に大人気の授業』
時事ネタでドヤる用。
YouTubeの解説動画くらいの手軽さでガチ専門家のテキストが読める。経済学とは金の儲け方の学問ではないんだなあとなんとなく理解できる。じゃあなんだと聞かれても答えられないけどとても面白い。

『発達障害と少年犯罪』
文献の引き方にちょっと物足りなさを感じるが取材の丁寧さが良い。さすがはテレビ局のディレクターといったところ。

『もしキミが、人を傷つけたなら、傷つけられたなら』

私もついにvtuberに手を出した。
元少年院の司法教官という変り種vtuber。最近はずっとこのチャンネルを作業用に聴いている。
ただこの本については評価以前に対象から私はずれている。ちょっとタイトルからも薄々わかっていたが10代とその保護者が対象だろう。私はそのどちらでもない。
しかしこの本に書かれているよう情報へのアクセスがあれば助けられる中高生はかなり多いと思う。

やるせない夏風邪

やるせない。夏風邪ほどやるせないものはない。抗原検査は陰性だった。コロナだったらいっそ諦めもつくのに。
暑いのに風邪だ。これといって出かける予定もないのだけど。
体温が上がってきている。38℃を超えた。ロキソニンを飲む。
寝ながら読書とYouTubeとnetflixと腹が減ったらうどんをずるずる食べる。なんともやるせない。

映画三昧

風邪で寝込んでいるのでnetflixばかり観ている。配信サービスはそれぞれ独自コンテンツを売っているが品質はnetflixが頭抜けていると思う。アカデミー賞獲るくらいだから当たり前といえば当たり前だけど。
『ゾン100』と『N号棟』を観た。
どちらもすごく金のかかった高級低予算映画という雰囲気で楽しめた。

ダイレクトに消費者から金を取るクリエーションはスポンサーや広告屋ありきのテレビよりも自由度が高いし、消費者もタダじゃないからそれなりに集中して観る。のだなあと思った。

あとprimeで『シン仮面ライダー』も観た。
これもまた豪華キャストを使った同人映画といった趣き。
役者の演技と相変わらずの庵野臭さでなんとか成立している。筋の通らない脚本にも目をつむれる。
役者はこのわけの分からない映画をよくやったと思う。特に森山未來の身体表現がとてもよかった。さすがは舞踏家。
しかし庵野ファンでなければ観る価値はない。庵野映画というジャンル映画だ。デビッド・リンチみたいなもの。

四季折々

季節のことばかり書いていると過去の投稿を読み返して気が付く。雪が降った雨が降った桜が咲いた暑い。
ああ、そうか。これは随筆なのだ。

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