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2021年11月11日 読了
角川コミックス・エース 如月芳規著
ユア・フォルマ(1/紙媒体)
原作小説は、1巻を読んで即続巻を買うため本屋に走ったくらいハマっている。そのコミック版。
小説だとわかりにくい部分が絵になっているので、おーなるほどなぁと感動した……が、唯一の不満がある。画風が劇画調で小説版の挿絵ほどエチカがかわいくない。異能を持っている幸薄い周囲から孤立している不気味な子って雰囲気がひしひし伝わる描かれ方していると思う。他の女の子のクラーラやビガは、結構可愛いのに。
まずはエチカを可愛く描いて欲しい……。
ユア・フォルマIII 電索官エチカと群衆の見た夢 (電撃文庫)
2021年11月13日 読了
電撃文庫 菊石まれほ著
ユア・フォルマ 電索官エチカと群衆の見た夢
(紙媒体)
存在を知ったのは、電撃文庫の公式Twitter。Kindleのサンプルを読んで、一目惚れ。本屋さんで紙媒体を読んで、二目惚れ。次の日、2巻を一気に読んでしまった。もう電撃文庫を手にとるようなことはないんだろうなーって思っていたけど、素敵なSFだった。
1巻は、ちょっと読みにくいなぁって思っていたけど、進むにつれてだいぶ読みやすくなってきた。1、2巻はテクノロジーがもたらす光のギフト。今作の3巻目は、その逆。闇のギフトがもたらす悪夢がエチカと相棒のハロルドを襲う。本作は未来の話だけど、人は今も未来も変わらないんだなって感じる。
そんな中、エチカとハロルドはお互いの関係に悩んで、解決していく姿がただひたすらかわいくて、愛おしい。不穏なフラグが終盤に立っていたけど、きっとこのふたりなら大丈夫って思える不思議。