はじめまして
私がnoteを始めるなんて、思わなかった。
小さい頃から会話は聞き役で、主張がない子どもだった。保育園の頃から、そんな自分の性格を悟っていたのかもしれない。
プリキュアごっこをする時(当時は「ふたりはプリキュア」)、みんながロングヘアの「ほのかちゃん」役を奪い合う中、私は自ら人気のないショートヘアの「なぎさちゃん」を志望した。
本当はほのかちゃんが良かったけど。
争いごとは嫌だし、自分から折れることの楽さに気付いていた。
「他の子に役を譲って、偉いね」と先生からも褒められるし、大人から認められることが嬉しかった。
そんな性格のまま、気付いたら20歳になっていた。
時経ちすぎだろ。
やはり反抗期もなくて、聞き分けの良い子どもだった。
親の言う事も、学校のルールも守って、
中高同じ部活を続けて、
そこそこに友達もいて、
そこそこに恋愛もして、
そこそこに勉強もしたから、大学にも入った。
もうすぐ大学を卒業する。
大学生活は、最低で最高な4年間だった。
家族に失望したり、
誰かを想って号泣したり、
クソみたいな夜を過ごしたり。
愛おしさを感じたり、
思わぬ優しさに感謝したり、
会いたくて夜中家を抜け出したり。
「平凡でそこそこ」
そう生きてきた私にとって、20代に入った辺りから、なんだかやっと人生が始まったような気がした。
私の想ったことや考えていることを誰かに知って欲しくなった。
共感を求めてるわけじゃなくて、こんな奴もいるんだくらいに、思って欲しい。
でも、やっぱり、恥ずかしいから誰も見ないで〜とも思っている。
小さい頃と、根っからの性格は今も変わっていない。
どうぞ、よろしくお願いします。