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[技術系]Discord Bot「tournament supporter」ver2.0を公開[アップデート]

 Discord Bot「tournament supporter」のアップデートを行いましたので、ご報告いたします。今回はver2.0を公開ということで大幅なアップデートになります。

目次

1:ver2.0のアップデート内容
2:利用の仕方
3:今後の運用
巻末:過去の記事

1:ver2.0のアップデート内容

 ver2.0のアップデート内容ですが、この度botの操作がGUI化されました。

 これまでは、/join など、CUIによる操作のみでしたが、コマンドがそれなりに多く、覚えるのが手間という問題点がありました。運営者以外が使用するコマンドは最小限にしていましたが、そもそもCUIによる操作に不慣れな人もいるため、運営者が操作方法を理解していも、それを説明するコストが発生していたと思います。これがbot利用のハードルになっていたことは否めません。

 そこで今回のアップデートにより、クリックするだけで操作できるように改修いたしました。詳しくは"2:利用の仕方"をご覧ください。

2:利用の仕方

 運営者がコマンド"/make_list (大会名)"で大会を作成する手順は変わりません。

 コマンドを打ち込むと、botがサーバ内に参加者リストを作成し、

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 カテゴリ"大会"内に大会用のテキストチャンネルを作成します。

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 今回ですと、テキストチャンネル"テスト"が作成されます。アップデートによる変更はこの後からになります。

 作成されたテキストチャンネル内には、次の画像のようにメッセージが送信されます。

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 これまでコマンドによって行っていた操作は、このメッセージに付与されているスタンプをクリックすることで行うことができます。

 コマンドとスタンプの対応は次の通りです。

参加申請: /join → "参加"スタンプをクリック
参加解除: /join_out → "不参加"スタンプをクリック
参加締切: /join_end → "締切"スタンプをクリック
受付再開: /join_start → "再開"スタンプをクリック
リスト表示: /show_list → "リスト"スタンプをクリック
マッチング: /first_match → "組合"スタンプをクリック
大会を開始: /start → "大会開始"スタンプをクリック
大会リセット: /reset_event → "最初から"スタンプをクリック

 大会を開始すると、対戦部屋が自動で作成され、テキストチャンネル"テスト"と作成された対戦部屋のそれぞれ次のようなメッセージが送信されます。
※1枚目がテキストチャンネル"テスト"へのメッセージ
※2枚目が各対戦部屋へのメッセージ

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 テキストチャンネル"テスト"では、大会の進行作業を行います。コマンドとスタンプの対応は次の通りです。

リスト表示: /show_list → "リスト"スタンプをクリック
マッチング: /next_match → "組合"スタンプをクリック
勝敗登録の締切: /funish_round → "勝敗締切"スタンプをクリック
戦績を表示: /show_result → "戦績"スタンプをクリック
結果発表: /finish_event → "大会終了"スタンプをクリック
大会削除: /end → "大会削除"スタンプをクリック

 対戦部屋では、勝敗の登録作業を行います。コマンドとスタンプの対応は次の通りです。

勝利報告: /submission → "勝敗勝ち"スタンプをクリック
引き分け: /submission 引き分け → "勝敗引分"スタンプをクリック
両者負け: /submission 両者負け → "勝敗両負"スタンプをクリック

 アップデートの内容は以上になります。個人的にかなり使いやすくなったと思っていますので、ぜひご活用いただければ幸いです。

 注意点として、機能拡張に伴い、botに与える権限が増えていますので、確認をお願いいたします。

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 すでに追加していただいているサーバでは、絵文字の管理(目的:スタンプ管理)とメッセージ管理権限(目的:リアクション管理)を付与していただくか、新しい権限での招待をお願いいたします。→招待リンク

 もしも不具合が見つかった場合には、ご連絡いただけますと幸いです。

3:今後の運用

 2021年5月27日の時点で、13サーバにてご利用いただいている状況です。現状でも利用時間が重ならなければ、サーバを強化せずとも応答速度に影響が出ない想定です。不具合の相談はお手数ですが、Twitterまでお願いいたします(不具合報告は来たことないですが)。アップデート情報の連携等もありますので、ほかの連絡手段を用意するかは検討したいですが、まだそこまでするほどの規模でもないという現状もありますね...。

巻末:過去の記事

tournament supporter ver1.1
tournament supporter ver1.0

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