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[スタンダード]ハイスピードサントリー[シティリーグ4使用構築]
最近のサントリーって黒ウーロン茶のイメージが強い
どうも、アースです。JCSは優先参加枠に入れたので、無事に年に一度の戦いの祭典に参加できることになりました。
今回はシティリーグシーズン4で使用したファイヤー&サンダー&フリーザーGX(サントリー)のデッキについて紹介したいと思います。
目次
1.構築経緯
2.マッチアップ
3.デッキレシピと解説
1.構築経緯
経緯としては、新弾バトル用に何か組まないといけないなぁとなって、サントリーを使ったことがないから組んでみよう、どうせなら1ターン目にスカイレジェンド言えるようにしたいよね、という流れです。
コンセプトとしては、「1ターンで4エネつけて、スカイレジェンドで相手の盤面を破壊しよう」です。回してみたらかなり強く、個人としてはベスト4以上でなければポイントに旨味がない状態で出場するシティリーグで、安牌なデッキで中途半端な成績ではなく、尖ったデッキで良い成績を残そうという考えにマッチしていたため、使用に至りました。また、直近のシティリーグでレシリザが勝っていたため、水バレットが増えるかもと予想した結果でもあります。
構築などについて、詳しくは3章を読んでもらえたらと思います。
2.マッチアップ
1戦目:ブルー型ガブギラ先〇
2戦目:ジラーチサンダー先〇
3戦目:サナニンフ先〇(じゃんけんは負け)
4戦目:ジラーチ型ピカゼク先×
5戦目:クワガノン後×
今回はマッチアップがかなりシビアで、有利マッチは強いて言えばガブギラが勝ちやすいぐらいでした。ただ、この構築はそれらに勝てる要素を持っていたため、それを遂行できた試合はもぎ取ることができました。また、負けた試合も、勝ち筋は最後まで残った状態で1手の差、僕の右手が弱かったことに帰着するため、エネルギーを貼ることに困らないサントリーにはパワーがあるということは実感できました。
※2020/10/28追記
以下、有料部分でしたが無料に変更し公開いたします
3.デッキレシピと解説
今回使用したデッキレシピはこちらになります。サポート枚数は全盛期の白レック並みに少ない7枚です。
エネルギースピナー、デデンネ、テテフでぶん回すデッキです。イメージとしては、ピカゼクとレシリザを足して2で割ってアタッカーがサントリーになった感じです。
プランとしては、エネルギースピナーでエネルギーを持ってきた後、テテフの特性でもってきた、あるいは現物の溶接工でエネルギーを加速、水エネの手張りとせんじんのまいで4エネサントリー(たまにレシリザ)を完成させることです。そして先行であれば、やぶれかぶれを打って相手を止めることで、先行2ターン目スカイレジェンドGXでのイージーウィンを狙います。後攻でも、やぶれかぶれを使うことで、トリニティバーンを安全に打つことも狙えます。
察しのよい方はお気づきかと思いますが、コンセプトの半分は「事故らせて一掃して勝つ」です。今回は正面から殴りあうことを放棄しました。
以下、採用カードの使い方について
ファイヤー&サンダー&フリーザーGX:3
メインカードで、ボールがなくても来てほしい、サイドに落ちるとスカイレジェンド後に試合が続く場合に辛くなるので3枚。
レシラム&リザードンGX:1
サーナイト&ニンフィアGXが受けループに入ってしまうと負けるため、ワンパン要因として採用。ピカゼクなどの雷タイプ全般に圧力がかけられる他、溶接工との相性も良いので合法的な採用。負けた不利マッチはコイツがサイドで寝てた。
ジラーチ:2
スタートしてくれると一番うれしいカード。3枚入れてましたが、スタートしてくれないと邪魔なので2枚。エネルギースピナーを取ってくるのが主な仕事で、これのお陰で尖った構築でも回るようになりました。
レックウザGX:1
カプ・コケコ◇がサイドに落ちた時、またはそれを使った後にあと1エネが欲しい時に付け替えと併用してに使うエネ加速要因です。イメージとしては、炎と水エネも拾えるカプ・コケコ◇です。コイツでスタートさえしなければこのデッキは事故ではありません。最終戦はコイツが出てしまい、サントリーに4エネ付いたのに入れ替えられず、スカイレジェンドGXが決められずにイージーウィンできなかったので、それを嫌うなら抜いてもいいですね。僕は抜きたくなりました。
カプ・コケコ◇:1
このデッキの要カード。1ターンで4エネつけるためには欠かせません。サントリーもそうですが、レシリザに1エネ加速することで、溶接工と合わせて後攻1ターンでフレアストライクが打てるのも強みになります。
カプ・テテフGX:2
溶接工を打つために入ってます。エネルギースピナーとハイパーボールがセットで初手にあるだけでサントリーが9割動きます。
デデンネGX:1
エネも溶接工もない時に、強引に解決するときに使います。終盤にエネとグズマに同時にタッチしたい時があるため、温存しておきたいカードではあります。
マーシャドー:1
不利マッチや非GXに対して、勝ちを拾うまたはイージーウィンを狙うためのカードです。僕はピカゼクの先1やぶれかぶれを嫌いと言いつつ、不利マッチは事故らせろ、と言いながら今回は自分がやりました。手札が悪い時、無人発電所を置かれてしまったときはドローソースとして使います。
ハイパー・ネスト・ミストレ:4・3・1
テテフとデデンネに触ることが命なので、ハイパーボールは4枚。アタッカーとカプ・コケコ◇に触るためにネストを3枚、4枚目はテテフとマーシャドーに触れやすくするためにミストレに化けました。
エネルギースピナー:4
要のカード。好きな色のエネルギーを持って来られるため、3色以上のデッキならそのポテンシャルがいかんなく発揮されます。レインボーブラシとは異なり、試合中いつでも強く、デッキの圧縮も進みます。特に後攻1ターン目には、手札に3枚のエネルギーを持ってきてくれるため、4エネが付きやすくなります。例えば、手札に雷エネルギーがあれば、スピナーで炎2水1と持ってきて、ハイパーボールで雷エネを切りつつテテフワンダータッチ溶接工、水エネ手張り、せんじんのまいで4エネが付きます。成功率が段違いに高くなります。
ダートじてんしゃ:3
デッキの枠と相談して4枚が3枚になりました。溶接工やスピナーなど、コンボパーツを掘り当てるために使います。たまに、せんじんのまいの前に雷エネルギーを落としたりできます。
エネルギー付け替え:2
主にレックウザからエネルギーをもらうために使います。または、カプ・コケコ◇のエネの貼り先がない時に、とりあえず他のポケモンにつけておくこともできるようになるため、動きやすくなります。
エネルギー循環装置:1
山札に戻したり、手札に欲しいエネルギーを持ってきたりすることができると非常に助かります。溶接工でしっかり2エネつけたり、サントリーの足りない色のエネルギーを持ってきたりと、かなり助かりました。ただ、山札に戻すことがなかったので、エネルギー回収の方が強いかもしれません。
レスキュータンカ:1
トラッシュにいるテテフデデンネマーシャドーを再利用するために入っています。プレイの自由度があがるので、終盤の詰めであったり、序盤に豪快なプレイングができるようになります。
ポケモン入れ替え:1
エスケープボードの3枚目がこれになりました。レックウザでスタートしてしまったときの保険の意味合いが大きいですが、バトル場に出たサントリーをいったんベンチに下げたい場面があったので、1枚これになりました。とても感触が良かったです。枠との相談になりますが、2枚入れてもよい。
エスケープボード:2
サントリー、レシリザ、レックウザ以外はこれで逃げられるため、これが強いです。特に、1ターン目に技を打つことがコンセプトなので、入れ替え手段は大事。
こだわりハチマキ:1
ピカゼク、ライライ、サナニンフはワンパンしないといけないため、1枚採用しました。ちなみにこれのお陰で、サントリーでもピカゼクと戦えました。
リセットスタンプ:1
試合が長引いたら使うカード。勝率を上げられるカードです。ピカゼク戦では、残りの山札20枚ほどからデデチェンジとダートじてんしゃとヒートファクトリーを使って13枚めくっても引き込めなくて負けた。
溶接工:4
要のカード。4枚しかあり得ない。試合中はこれしか使わないレベル。使うとすればグズマを1回ぐらい。
リーリエ:1
保険のカード。溶接工を言えない手札、または言わなくても良い場面の手札補充でのみ使うため、使っているときは苦しい時です。
グズマ:2
最初は1枚だったが、トリニティバーン後の狩り損ねや、ミュウが出てきてしまったときにしっかり使いたいので2枚に増やした。
ヒートファクトリー◇:1
追加ドローエンジン。強いですが、使いどころをミスすると溶接工が言えなくなるので、ここだけは練度がモノを言います。手札と残りの炎エネルギーと相談して下さい。
トキワの森:1
保険のカード。序盤の無人発電所を割るためにも使うが、終盤に置いておけばスタンプされても解決しやすくなる。
無人発電所:1
40%づつ、ピカゼクとジラサン(コケコGX)用に採用したカードです。そのほかには、相手の追従を許さないように使うのがポイントです。
炎エネ・雷エネ・水エネ:8,3,3
この枚数が気持ちよく回る枚数でした。炎エネは7枚でしたが、ちょっと少なく感じたため8枚、雷と水はサイド落ちや引き込みやすさ、試合を通しての扱いやすさを考慮して、これが最低限度であり最高枚数だと思います。
以上、ざっとレシピを紹介させていただきました。惜しくも結果が出なかったのは残念ですが、パワーのあるデッキを作れたと思います。これがインスピレーションの足しになれば幸いです。
またお読みいただければ嬉しいです。ありがとうございました。
※2020/10/28追記 以下投げ銭用
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