100年続く産業を。『城陽ワイナリーへの軌跡』その7
2019年〜2020年
それから2年。
様々な人たちの関わりと
何よりも家族の協力のおかげで。
生産量は安定し、
畑は素晴らしく美しくなり
様々な人たちの笑顔の中で、
少しずつ少しずつ。その広がりを感じ。
なんだかもしかしたら、
凪の海に辿り着いような感覚の松本号。
ひょっとしてひょっとして、
これはこのまま安定していくのかなと…
けれども。
本当に人生は難しい。
時に予想だにせぬ、とんでもないことが起こってしまいます。
来年2021年を持ちまして…
この畑は、終了してしまう事になりました。
父と家族と仲間で作ってきた5年。
その畑が無くなってしまう…。
信じられない…。
開発の波にさらされて、
松本号は、まさか。沈没の一歩手前です。
次回で最終回。
よろしくお願い申し上げます。