世界に一つだけのリーダーシップスタイルを🌸
2019年夏のグローバルリーダーシッププログラム卒業生髙橋美帆さんの寄稿です。
プログラムに参加した理由
初めまして。立教大学三年の髙橋美帆です。
就職活動を控え、将来を本格的に考え始める大学三年生の夏休み。
私は就職活動の一環である国内インターンシップではなく、iLEAPリーダーシッププログラムを選びました。なぜなら、その頃の私には就職活動をする自信がなかったからです。自分が社会に出てどのように人と関わっていくのか、人を引っ張っていくのかを明確にするためにiLEAP参加を決めました。
iLEAPに参加してみて
ホームステイでの生活やサイトビジット(現場視察)、個人メンタリングなど毎日濃い経験をさせて頂き、私の脳と体は眠りにつく頃にはいつもパンク状態でした。
そんな沢山の経験の中で私は
1. リーダーシップセミナー=必要な知識のインプット
2. グループプロジェクト=実行
3. リフレクション=内省
についてこのブログで書かせていただきます。
この黄金サイクルを繰り返しながら少しずつ自分のリーダーシップスタイルを確立することができました。
1. そもそもリーダーシップとは?から始まったセミナー
「そもそも、リーダー気質じゃないし、リーダーシップなんて持っていない…」
私を含め、参加メンバーは上記のように考えていました。
けれど、リーダーシップは誰にでも備わっている力なのです。
そう思えるようになったのは、代表のブリット山本さんの講義のおかげです。
ビジョンを示すことで仲間を引っ張っていくリーダーシップや、メンバーと同じ視点にたち仲間をまとめるリーダーシップなど、計8個のスタイルを丁寧に教えてくださりました。
そのおかげで過去の経験や性格と照らし合わせながら自分に合ったリーダーシップを見つけることができました。
2.リーダーシップスタイルを意識しながらのグループプロジェクト
セミナーで学んだことをすぐに実践に移せるのがiLEAPの魅力です。
私が与えられた課題は【シアトルの社会起業家が集まるCo working spaceにおいて健康とは何かを定義する】でした。
Co workingとは異なる職業や仕事を持った人たちが集まり、作業場を共有することです。コスト削減や利便性といったメリットに加え、才能や志のある他の分野の人たちと刺激しあい、仕事上での相乗効果が期待できる面を持っています。(Wikipediaより)
明確なゴールがなく、社会人にもなっていない私たちが異国の仕事場について取り組むのはとても難しかったです。
話し合いを進めるにつれてメンバー間で意見の食い違いが起きることもありましたが、セミナーでの知識をもとにリーダーシップを実践し、グループプロジェクトを無事やり遂げることができました。
実際に働いている人へのインタビューやアンケートを元に
【メンタル面での健康=仕事にやりがいを感じていること】と定義づけました。そのうえでCoworkingspaceにおいてメンバーが仕事の意味を見出せるような工夫を凝らしました。
私たちが取り組んだ工夫について紹介します。
これはSDGsステッカーです。実は今回取り組んだCo working spaceはSDGs達成を目指している企業が集まっていたのです。しかし、目の前の仕事に追われて大きなゴールを見失っているとの声を沢山耳にしました。
なので一つ一つの企業に交渉をして企業が取り組んでいるSDGsのステッカーをオフィス前に張らせてもらいました。この工夫によって、企業のメンバーは仕事が社会の貢献に繋がっている意識を持つことができました。
(写真:私たちのSDGsステッカーをオフィス前に貼った企業と共に)
もう一つはSDGsマップです。一目でそれぞれの会社が目指しているゴールを知ることができ、マップの前ではCoworking spaceのメンバー同士で交流が生まれていました。
(写真:co working spaceのマネージャーでグループプロジェクトの課題を出してくれたAliと)
短い3週間でしたが、プロジェクトメンバーがそれぞれの強みを生かしたリーダーシップを発揮し、与えられた課題以上の取り組みをすることができました。
3.iLEAPでの行動を振り返りながら自分だけのリーダーシップスタイルを確立したリフレクション
グループプロジェクトでの行動を元にiLEAPスタッフや参加メンバーから自分について客観的な意見を貰えたり、自己内省をする時間を与えられるのがiLEAPの特徴です。
学んだことや経験したことをそのままにせず、言語化をするまでやり切ることで今まで知らなかった自分の強みや弱みが分かるようになりました。
最後に
iLEAPは自分にとことん向き合える最高の機会でした。また、参加したことで新しい出会いや未知の経験をすることができました。iLEAPで見つけた自分の可能性を信じて、残りの大学生生活を楽しんでいこうと思います。
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iLEAPウェブサイト:http://ileap.org/ja/
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