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SPIKEグランプリ:進捗レポート①「セミファイナル」

i.labでは現在、社会人経験5年以上のビジネスパーソンやクリエイターを対象としたアイデアソン形式のイベント「SPIKEグランプリ」を開催中です。noteでは、グランプリの進捗を適宜、リアルタイムで発信していきます。

(参考1)公式ウェブサイトーSPIKEグランプリの概要紹介。

(参考2)開催決定時のnote記事―SPIKEグランプリのコンセプト紹介。

事業アイデアを2日で生み出す

SPIKEグランプリは書類審査、セミファイナル、ファイナルの3段階の審査で構成されており、2/10(土),11(日)の2日間で、書類審査を通過したチームによるセミファイナルが実施されました。

開催にあたり多数のエントリーがあり、結果的には70チーム以上がセミファイナルに挑む形となりました。驚きと共に、多くの共感をいただけた嬉しさを感じました。

さて、そんなセミファイナルの内容ですが、「事業アイデアを生み出す2日間のミニプロジェクト」です。各チームが、2日間という時間制約の中で、与えられた課題に対し事業アイデアを創出するミニプロジェクトを実施しました。

アイデアを考える際、何かが「降ってくる」のをぼんやりと待つ方は多いかもしれません。しかし今回のセミファイナルでは、2日間の中で強制的に良い事業アイデアを捻り出さなければ、ファイナルに進めません。

さらに、どのようなプロセスを経るかという点も評価ポイントで、それが「ミニプロジェクト」と呼んでいる所以になります。参加者には、良い事業アイデアを生み出すための戦略が求められます。例え定式化されたプロセスに則る場合でも、どのような情報をインプットするかなど、ディテールの部分で創意工夫が求められます。

成果物の提出形式

i.labによる事前レクチャー

セミファイナルの事前に、セミファイナリスト向けに、主催企業i.labによるレクチャーが実施されました。アイデア創出のプロセス設計に関する基本的な考え方や、アイデア創出に関する有効なフレームワーク、ビジネスモデルへの落とし込み方などがレクチャーされました。

事前レクチャーの様子

課題:〇〇のオルタナティブ

今回のSPIKEグランプリのグランドテーマは「オルタナティブ」です。現在の社会を構成する「当たり前」に対し、代替的な選択肢を提案することを目標としています。セミファイナルでは、「〇〇のオルタナティブ」という形式で、3つの課題から1つを選択して事業アイデアを創出する形式を採りました。なお、「〇〇」の部分は、エントリー時に参加者から募集した案を採用する形で設定されました。

実際にセミファイナルでは、以下3つの課題が設定されました。

・「飲み会」のオルタナティブ
・「部活」のオルタナティブ
・「タワマン」のオルタナティブ

募集案を採用する際には、①最近の動向を踏まえたオルタナティブの社会的要請度、②多様な視点での解釈可能性、③誰もが身近に感じられる、などといった観点が考慮されました。自由度の高いテーマであるからこそ、それぞれが選択した課題の中での「当たり前」を解釈して、それに対する代替的な選択肢を検討する必要があります。

課題:飲み会のオルタナティブ

今後について

ファイナルでは検討期間が2日から約1ヶ月に拡大され、新たな課題のもと事業アイデアを検討することになります。チームも、現在のチーム数から最大10チームに絞り込まれます。
今後も引き続き進捗を発信していきますので、ぜひ続報をお待ちください!