見出し画像

ヒトとヒトの関係性と"水"の性質から考える”お陰さま”の本質【ギフトエコノミー】

お陰さまという日本語

日本語には、日本の風土や気質に由来する独特の表現があります。

その中のひとつに「おかげさま」という言葉があります。

「お陰さま」とは何の「陰」なんだろう。

ふと、そんなことを考えていました。

相手「あなた成長したね〜!」

 私「おかげさまです。」

私は普段、お礼の言葉に近いニュアンスで用いることが多いです。


少し掘り下げて考えるために、

”水”をベースに考察していきたいと思います。


天然温泉ゆの里に勤めていた期間

私は2020年7月~2021年7月の1年間、

和歌山県橋本市にある株式会社重岡(ゆの里)という3種類の湧き水を扱う会社に勤めていました。

自然農の師、三浦伸章さんのご紹介で縁をいただきました。

湧き水を活用した温泉施設「ゆの里」や宿泊施設を運営しており、

その施設内に提供する野菜を育てるファーム事業部に所属していました。

ファームでは科学的なお水の視点から”自然農”という概念を基に野菜づくりをしていました。


新しい研究分野アクアフォトミクス

ゆの里には水の性質や役割を科学的に解析する研究分野、

”アクアフォトミクス”のラボが併設されています。

勤務していた期間は、お水を通してあらゆる事象を科学的な視点からお話される重岡社長からたくさんのお話を聞き、学ばせていただく機会が多くありました。

(ゆの里で過ごした1年間は人生の大切な財産であり、ここでの体験を文章にすると膨大な文字数になってしまうので、いつかシリーズで丁寧に綴りたいと思います。)


私たちになじみ深い”お水”ですが、こんなにも身近に存在しているのに

科学の時代である現代でもまだまだ知られていないことが多いです。
 

アクアフォトミクスは

アクア「水」と

フォトン「光子」を用いて

オミックス「網羅的に研究する学問」です。

 

そして水の性質を特徴づける9つのキーワードがあります。

・水は絶えずバランスを整えている

・水には軸がある

・水はすべてを繋げている

・水は物質及びエネルギーの鏡である

・月の光が宇宙の「いま」を水の構造に書き込んでいる

・水は循環している

・水の「構造」が機能を決める

・水は光によって螺旋のように時を刻んでいる

・水は共鳴している


今回私が考察に用いたのは9つのうちの

「水はエネルギー及び物質の鏡である」というキーワード。

そして重岡社長のお水のお話を参考にさせていただきました。


"水はエネルギー及び物質の鏡"


鏡は自分自信を観ることはできません。

鏡が鏡を観ようと思ったならば、合わせ鏡のように反射によって観るしかありません。


私たちヒトは70%が水分で構成されます。

地球も7割が海、つまり水です。

そして水(分子)は液体だけでなく空気中にも大量に存在しています。

この性質は私たちヒトにも当てはまるのではないでしょうか。


水分子はスピンしていて一兆分の一秒の速度でくっついたり離れたりしながら、光を循環させ情報のやりとりをしています。


!!!

水から考察した「お陰さま」

ということは、私たちも照らしたら照らされる循環の秩序の中に存在しているのではないか。。。

相手が与えてくれたことを「光」とするならば、
与えられた私は光で照らされ明るくなります。

私は照らされているので私から観たら相手が陰になりますが、

私の反応(鏡)を通して相手に光が反射します。
 

「お陰さま」とは「あなたの行いで私は照らしてもらいましたよ」ということで、

「陰」とは照らしてくれた相手をさす言葉なのかなぁ、、と思いました。

私からみた相手は

私の反応を観ることで照らされるので、

合わせ鏡のように相手を通して自分を観ることができるのかなぁ、

と思いました。 

ヒトとヒト同士の関係性の中にも水による光の循環が存在しているのではないだろうか。



ギフトエコノミーの本質?

与えたら与えられる。

「お陰さま」にギフトエコノミーの本質をみたような気がします。

そして日本の地域は古来より、高温多湿な気候であるため、

生物にとってはある種のストレスとして水の影響を強く受けていると考えられます。

日本に住む人々はそれを体感的に識っていたからこそ、

「お陰さま」という言葉が生まれたのかもしれません。

今日はそんなこんなをボーっと考えながら、

少しの時間イラにいました。


※本文は科学的な根拠を証明するものではなく、科学をもとに考察した一個人の感想です。※


🌏✨



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?