海猫の映画文学探訪記/『ジャンヌ・ディエルマン』
明けましておめでとうございます。
一年の計はお正月にあり、と子供の頃に読んだ、宮沢賢治だったかの短編の中で、猫が言っていたような気がします。
匿名でSNSを興すのは初めてなのですが、人生の行きがかり上、最近映画を見る機会が多くなり、その備忘録として今年はnoteを書いてみることとしました。映画のアナリーゼ、批評というよりは、自分の感性のための記録として機能させていこうと思います。
早速、年をまたいで鑑賞したアケルマン監督による『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、