床水拭きがくれる変化が劇的だった
◆ 毎日がガラリとかわった
夜、何時に寝ようとも私は毎朝6時頃には起きるようになりました。
5時とか5時半に目が覚めた時には、さすがに寝不足になるからもう少し寝ようと思うぐらい、目があっさり覚めるようになったのです。
赤ちゃんの頃は知りませんが、私は物心ついた頃から、朝起きるのが大嫌いでした。
クリスマスの朝以外。
クリスマスの朝は、確実にいいことが起こる。
毎日がどんな状況でも、サンタさんが来るから。
それは絶対だったから。
でもそれ以外はけっこう過酷な毎日で、生きるってきついなあつらいなあと小さい頃から思っていたのが正直なところ。
幼稚園も学校も嫌いだったし。
あまり動かず寝てるのが好きだったなあ。
そんな私とは真逆の友達もいます。
大好きなその友達の、めちゃくちゃ可愛いエピソードがあるんです。
彼女は、子供の頃、夜、親戚などで集まっている楽しい会などで深い時間になってくると、どうしてか目が閉じてくることに、心底悲しみ、悩んでいたそう。
なんのことはない、その深刻な症状はただの「眠気」なんです。
子供なら眠くなるのは当然のことというか、大人だって夜遅くになればまぶたが重くなるもの。
でも、その人は子供時代それを「眠さ」と認識できていなかったみたいで、目が閉じてきて頭が少しぼんやりしてくると、つまり眠気がおそってくると
「どうしよう、また “あれ” になってきた。どうしよう。絶対嫌だ! どうしよう。 “あれ” が! “あれ” が!」
と泣き出し、そうしているうちにどこからか記憶がなく(ただ寝ただけ)気づいたら朝で、リビングにいたはずだったのにちゃんとベッドで眠っている。(寝落ちした後、親が移動させてくれているだけ)
すると
「ああああああっ! また “あれ” になってしまった! なんで! なんで自分だけすぐ “あれ” になるの!」
そう頭を抱え、絶望し、まわりにあの後どんなことがあったか全部教えて欲しいと訊きまくっていたらしい。
なんて可愛い。
私はこのエピソードが大好きで、会うたびに、この話を振ってしまうほど。
ずっと起き続け、世界をずっと見ていたいという彼女の願いが叶うことは一生ないのだけれど、それが理解できない小さすぎる頃は必死で実現させようとするところに感動すらします。
彼女の話を聞くまでは、睡眠なんて人間の三大欲求なのだから、誰だって眠くなったらさっさと寝たいものだと思っていました。
世の赤ちゃんが眠くなるとグズるのは、うまいこと眠りに入れないからなんだろうと勝手に思っていたけれど、実は
「寝たくないんですけど!」
「せっかくこの世界に来たばっかだから、見続けていたいんですけど!」「は? 寝る? さんざんもうやったわ。いらーーーん」
とか思って「いやじゃああああ」と泣いているのかもしれない。
私にもそんな時代があったのかもしれないけれど、覚えていないし、物心ついた頃から真逆の感覚だったし。
少しでも時間があれば寝たい。
起きたくない。
そんな人間になっていました。
でも、今は違います。
ここのところずーーーっと朝起きたくて仕方ない。
夜になると、朝が楽しみでソワソワするほど。
なぜそうなったのか。
きっかけは、アプリで瞑想を始めた(かなりテキトーです)ことと、あとひとつ
拭き掃除
です。
自分でもちょっとびっくりしています。
ある時ふいに始めた拭き掃除が、劇的に私の毎日のさまざまな部分に影響を与えはじめました。
そのひとつの影響として、人生のほとんどの朝を「起きたくない」と思っていた私が、起きたくてワクワクするほどになったという。
今日はその「拭き掃除」が劇的によかったというお話をシェアします。
人生、大それたことからじゃなくて、こんなことから変わるんだねっていう今すぐにでも始められることのお話。
ひとまず、もしここでお別れの方も、やってみて下さい!
床の水拭き掃除。
マガジンご購読の皆さまには、ちょいとこの先も熱く語らせてもらいます。
絶対やりたくなっちゃうよ!
そして人生にプレゼント来ちゃうよ!
クリスマスの朝みたいに。
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