作詞のシカタ
作詞をどうやってしているのか、その方法を訊かれることがよくあります。
そんなに特別なことはしてないと思います。
なので、ほんとに、淡々となーんにも盛らずに作業内容を綴ってまいります。
こういうのってリアリティ大事。
◆ 違和感センサーフル稼働
一番、好きな仕事は作詞。
一番、自信があるのも作詞。
そんなことを言えるのも、自分だけの作業ではなく音が言葉を連れてくるから。
私の場合、というか最近はそれがほとんどらしいですが、基本的に曲を先に頂いて、後で詩を書く場合がほとんど。
「曲先」
と、呼ばれるものです。
これまでの私の作詞仕事は、本当に環境が豪華でした。
誰もが知っている曲を手がける超ヒットメーカーの作曲家、林哲司さんとほとんどの音楽制作をさせて頂いている。
(林さんとのお仕事については、また改めてじっくり書きます)
曲が届いた瞬間は、いつも幸せな緊張感があって、あれは何度でも経験したいと思う。
どんな時も、どんな状況でも、頂いた曲は、最初の一回を聴く時、全力で絶対的に集中するようにしています。
気持ちをフラットに保って、必ずいいヘッドフォンで、誰もいない場所でひとりでその一回を聴く。
そこで、かなりのことが決まります。
その後、言葉を当てていくのだけれど、私は何より音を優先します。
詩の流れ的に入れたい言葉があっても、音に当てた時にほんの少しでも違和感があると使いません。
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