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ダイエット “ごっこ” はもう終わり

★ 痩せるのは誰でも簡単だが

ダイエットや減量って、実のところ生命に直接的に関わること。

なのにそこらじゅうに無責任でテキトーな情報は転がっており、それを受けてさらにテキトーにおこなわれることが多い。

ちなみに、私がこれ言うと怒る友達いるんですが「痩せるだけならほんと簡単」なことなんです。

年齢がいくつであろうが、なんも食べなきゃじっとしていても必ず誰でもいつか痩せるから。

すごく若い頃は、食べないでいれば、食べるカロリーさえ激しく落とせば、その痩せる速度も早いし、結果の満足度も高い。

絶対真似しないでほしいんですが、10代の頃の夏休みに、その簡単痩せをやったことがあります。

食べずに寝てばっかりいると、勝手に痩せていくんです。

若いからこそ、少々衰えたってなんとかなる筋肉や肌のハリも含めて、それでも一時的には見た目が良くなったように見えてしまうという。

つまり雑に痩せても、そこそこきれいなまま。

年をとったら、考えなしの食べない極端な減量やダイエットはキレイとは遠い場所へ向かう。

見た目が人間から木へ向かうぐらい、望んでいない見かけに。

だから、食べないとか動かないとか●●だけ食べて痩せようとするとか、極端なことは本当に心からおすすめしません。

そして、逆に中途半端なやり方もほとんど意味がない。

「痩せたいから、ちょっと気をつけよう」

ぐらいな感覚で、目についた情報を深く考えもせず入れて、気まぐれにテキトーにやっていれば、ほとんど結果はでない。

つまり、痩せないしなんなら老化の速度の方が速くて、対応が追いつかず、結局太る。

それって何歳から?

個体差と、個人の好みによると思います。

健康面も含め、自分の体のどこまで何を我慢できるか、どんな自分が好きかによる。

たとえば30歳前後になって、ふわっとした柔らかい体つきになった自分をマシュマロ系と言って好む人もいます。

たしかに、脂肪が適度にのっていたほうが肌にも透明感が出てきれいだし、日焼けもせず、肌管理もしっかりしていれば、デコルテのあたりもふっくらしてレフ板的役割にすらなり、顔に光を当てたようなやわらかい輝きが。

ああいう子がモテるんだよねー、目指す!

みたいなことを言っていた友人もいましたし、今もいますし、よくその類の話は聞きます。

逆に私は、わりと体のラインがくっきりした状態が好きなのと、自分自身の体脂肪があまりにも女性らしく増えると体調も気持ちも下がっていくんですね

これは性格の部分も関係していて「一般的に男性が好きなタイプ」みたいなことにあわせる気もなく、子供の頃からずっと「別にモテなくてもいい」とも思っていることも大きいかも。

昔から、愛されなんちゃら、みたいな雑誌の見出しも「遠い国の文化」ぐらいに思っていました。

普通にしてて結果として愛されたとかならわかるが、他人に「愛されよう」とする気持ち自体が私にとっては脂肪みたいに重いんですね。

それと同じように体脂肪が多くて重いのも苦手。

自分が重い。

その状況が嫌なのです。

ただ、これも「え、私からしたら、あなた脂肪つきすぎて太ってるよ」と思う人もいるのかもしれないし、価値観はそれぞれ。

こんなふうに、体型って心と連動しながら「好み」があって、それを認識しておくことが当然無駄なく好きな自分に近づけるわけです。

ただ、共通して言えることは、どんな無茶している人でも時がきたら

「あ、食べずに栄養バランス考えずに痩せただけではもう私だめだな」

そういう冷静な物差しを持っておくことが大切。

本来、健康面を考えたらそれは若くても同じなんだけれど、どんなに言ったって「とにかく細いほうがいい!」と思いたくなるのが、若い思考だと思うんです。

とくにアジア圏では「かわいー」と「ほそーい」がイコールなぐらいの思考時代ってあると思うんですよ。

誰しも通ると言ってもいい。

でも、さすがに大人になったら冷静になろうよって話。

それと同時に、若い頃入れた知識や、通りすがりの情報、雑なSNS情報、流行り物のみで、テキトーに自分の体型管理をしようとする付け焼き刃な日々をやめない限り、きれいな体にはなれない。

改めて極端なことを言えば

10代(人によってはかろうじて20代前半ぐらいまで)→ 間違えた付け焼き刃ダイエットでも見た目に悪影響がそこまでない(※ あくまで 見た目 の話。健康面は除く)

それ以上の年齢 → 間違えたダイエットは、残された美を捨て去る行為

こういうことを同世代の友人に言うと「美なんて残ってないからもういいし」と返ってくることがあります。

いや、生きていれば誰にでも「美」はあります。

磨けばいきいきと質を上げてくれる肌や、輝く目や、刺激すれば育ってピンとなってくれる筋肉や、やれること、変われることはいくらでもある。

なんなら若い頃の自分よりキレイになれる部分もある。

とくに、私みたいな怠け者は、さぼってきた分キレイになれる部分がたくさん残っている。

そう考えて、大人になってから頑張ってきました。

運動なんて何もせず極力動かず生きてきたので、体のラインだって姿勢だって筋肉のつき方だって、努力すれば昔よりずっと良くなるものです。

だから人のカラダは一生おもしろい。

もうテキトーにできない年齢や時期に入ったのなら「ダイエット気分」で浮かれている場合ではなく、本気で丁寧にキレイになることをコツコツ楽しむのが、美を損なわず痩せる最短コースだと思っています。

とにかく、体型管理は一生続くものと考えて、楽しく参ろう。

ダイエットや減量で勘違いされがちなこと
この食材はいらん
痩せるまでに遠回りしないよう気をつけるべきこと
私が常備しているおやつにも食事にも便利なお助け食材(おいしいよ)

などなどでお届けします。

文字数たっぷりなので、飲み物でもご用意しながら、のんびり楽しんでくださいね。

"おまけ"  について
『なんでそんなに若いの? 美容法教えます』マガジンをご購読のみなさまには、こちらのダイエットマガジンがおまけでついてきます。
もしも、橋口いくよの美容の総合的記事をたくさん読まれたい方は、こちらの記事のみの購入や『ダイエット食堂 イクヨ』マガジン単体購読よりも、お得ですので、そちらの美容マガジンをぜひご購読下さい。

*美容というのは、総合的なことなので、私の思いとしては、本当ならぜひ全体の記事を読んでいただきたいのですが、減量やダイエットだけでOKという方は、もちろんこのマガジンをこのままお楽しみ下さい。 


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