地震の日、手にした地図とコンパス
2011年の311に大きな地震が起きた際、私は家から離れた場所にあるスタジオにいました。
そのあたりのお話は前回の記事にあります。
今回は、その続きとなります。
あの日、私がどのようにしてどんな感覚で家までたどりついたか。
その奇跡的な道のりのお話をしようと思います。
地震が起きた時、自分が関わるコンテンツの撮影に立ち会っている真っ只中だったわけですが、現場はあまりの状況に撮影が一旦中断されました。
カメラマンさんの腕には照明が落ちてきてしまい、氷で冷やしたりされ