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感染症をもらったときの共通項

保育士という仕事柄、ほぼ一年中なにかの感染症が子供達に流行るし、高熱を出したり嘔吐したりで早退するお子さん達を至近距離でお世話し、乳幼児のお子さん達の鼻水やよだれや排泄物を毎日一日中拭いて回ります。

不思議なことに、それを毎日やってると保育士は免疫がつくのか病気にかかりにくくなるのですが、それでも寝不足の時や人が足りずに全員の過重労働が連日続いて疲れがとれないときなどに、子供達の感染症をもらって倒れることがあります。

どんなときに大人の保育士が感染症をもらったか、自分の場合を検証してみました。ちなみにコロナ休園などのときもこれに該当しました。
✳あくまでも私の場合のケースです。 それは…

⚪寝不足が続いたとき
⚪職場や自宅のエアコンフィルター・換気扇・空気清浄器などが汚れているとき
⚪季節の果物が自宅に切れているとき
⚪人が足りなかったり過重労働で疲れのとれない状態が長く続いたとき


ひとつひとつ見てみます。

⚪寝不足(4時間以下)が続いたとき

これは行事前などの準備や作り物が多いときや、人が足りない園でのあるあるだと思います。
可能なら6時間以上(できれば7時間か8時間)は寝た方がいいのですが、フルタイムで仕事して帰ったら家事も育児もやってる先生で7時間以上寝れてる先生には、これまで一人しかあったことがありません。
(その先生はお子さんに家事を仕込んで分担を決め、起きる時間のぴったり8時間前になる時間が来たら交代して毎日決まった時間に睡眠をとれるように工夫されてました)

そういえば不思議なんですが、保育士になったばかりの頃、私はシンガーソングライターのアーティスト活動・他のアーティストとのユニットや他のアーティストのサポートやラジオ番組などと並行してブログもSNSも毎日更新してご飯も3食作ってたので、何年かは睡眠3時間ぐらいの生活でしたが…
なぜかほぼ病気をしませんでした。 大変だったはずなのに楽しい記憶が多い。
あれは何でだったんだろう?と思います。 今よりも10歳若かったから?

⚪職場や自宅のエアコンフィルターや換気扇や空気清浄器が汚れているとき

考えたら当たり前ですが、忙しくなって過重労働の時や人が足りない時には大人達もくたくたで行き届かなくなることがめずらしくないと思います。
これは、最後に出てくる人手不足や過重労働で全員の疲れがとれない状態が長く続いたときと見事に連動していました。

⚪季節の果物が自宅に切れているとき

意外にも旬の果物は、睡眠・掃除とならんで私には一番予防効果があるように思いました。
私の場合ほぼ100%、これを食べてるときはかかりませんし、もしかかったとしても切れてまだ1日2日程度なら症状が軽くて1日程度で治ります。
なくなったけど忙しくて買いにいけない状態が3日以上続いたときに大体、3日以上治らないやつにやられてます。
旬の果物にはその時期もっとも人体に必要なビタミンや栄養素があって、免疫を爆上げして身体を病原菌から守ってくれてたことを実感しました。

すぐに手にとって噛みつけるものでないと続かないと思うので、私の場合秋冬はみかんとりんご、年明けから春にかけてはキンカン、春から初夏はブルーベリーやさくらんぼやチェリートマト、初秋には大好物の生プルーンやいちじくを常備。
バナナ・冷凍ブルーベリー・干しあんず・素焼きナッツは一年中食べるし、たまに趣味でゆずやレモンの蜂蜜漬けやりんごジャム・桃ジャムも作ります。
なんにせよ、季節の果物を毎日食べてるときは食べてないときに比べて格段に病気にかかりにくいし、周りで流行っててももらいにくいです。
それが切れて3日以上たったときにわかりました。
ちなみに一番栄養があるのは皮と実の間なので、私はまず重曹につけおき洗いして農薬などを落としてから丸かじりします。


⚪人が足りなかったり過重労働で疲れのとれない状態が長く続いたとき

正直これは業種を問わず、今の日本ではものすごく多いのではないかと思ってます。ブラックではない企業をあまり聞きませんし…
それにたいしては、対策というよりも(しないよりはましですが、対策程度では周りの状況が変わるたびに振り回されるだけなので)なにか思い切った発想の転換が必要だと思います。


という感じで、自分が感染症をもらったときの傾向について検証してみました。
正直、その方の体質などもあるので全員がこれに当てはまるとは思いませんが、
 ⚪睡眠
 ⚪清掃(特に空気と水回り)
 ⚪旬の果物や野菜

の3つは、これだけで改善したことが私はものすごく多いので、すぐにでもどれかひとつでもやれば効果があると思いました。
ちなみに咳が出るときのエアコンフィルター掃除は、薬よりも効きますからものすごくおすすめです。

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