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適応障害になった私が社会復帰するまでの話

この記事はフラー株式会社のAdvent Calendar 2024の23日目の記事です!

【はじめに】


みなさんこんにちは〜!フラーで品質保証(見習い)をしている戸田です🦭

いや〜、最近は寒いですね。私は末端冷え性なので冬場は特にツラいです。こんなに寒いと……




寒すぎて指先が凍るど〜!(cold)




なんちゃって。ダハハ!

え?お前のギャグの方が寒い??
アイスブレイクのために1週間くらい真剣に考えたギャグなので笑ってください(圧)
こら、誰ですか「アイスブレイクどころか場がさらに凍りついてるぞ」って言った人ー!!!!

…………さて、あまりふざけていると本編に入る前にみんなブラウザバックしちゃうので、そろそろ真面目にお話します。


なんとわたくし、フラーに入社して2年目、初のアドベントカレンダー参加になります!

「初参加なのにタイトルが重い!」って思ったそこのあなた、大丈夫です、書いた本人もそう思います。

なぜこの話題を選んだか…それはですね…

・技術的な話題で記事一本書く自信はなかった
・普段の雑談じゃ中々ツッコミにくい話題
・成長記的なものを書いてみたかった

からです。

読んでて「重ッ!!!」ってなるかもしれませんが、今の私は寒いジョークを言えるくらい元気なので、その前提で読んでください!

ではスタート〜

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は少し特殊なルートでフラーに入社しました。

①専門学校卒業後、区役所で勤務
②区役所の電話応対で色々あって、適応障害になった
③医師に転職を勧められたけど自力で転職活動できず、就労移行支援施設に入所
④施設でフラーの障害者雇用の求人を発見、応募してご縁をいただいた

ざっくりですが、こんな感じでした。
中々珍しいケースですよね。
この①〜④を1年半くらいで経験したので、当時はかなり目まぐるしく動いていた気がします。

それぞれ、もう少し詳しくお話していきます!

【適応障害になったきっかけ】


一言で言うと

「溜め込んでいた辛さが爆発した」


です。

私は新卒で区役所に入区(入社のことを入区といいます)したのですが、当時配属された部署が電話応対の多い部署で、そのほとんどがクレーム電話という、今までのうのうと生きてきた学生にはとてもハードな環境でした。

ちょうどコロナ禍に被っていたこともあり、私の代の新卒は新人研修すっ飛ばしで現場へ投入されたので、当時の私はクレーム電話が来ても上手に対応できませんでした。

同じ部署の先輩たちは全員ベテランで、電話に慌てる新卒は私だけでした。

「新卒なんだからできなくてもしょうがない」と心では思っているものの、やはりまわりが優秀だと罪悪感を感じてしまいます。

次第に「未熟な自分が悪い、もっと頑張らなくちゃ」と思うようになり、退勤後に勉強したり、過去の研修資料を探して読んだり…できる限りの努力をしました。

それでも中々うまくいかず、相談する相手もいなくて日々どんどん辛い気持ちをためこんでいました。

それがある日、とあるクレーム電話がきっかけで
どかーーーーーーーんと爆発しました。

職場に行くだけで震えと吐き気が止まらなくなったり、夜眠れなくなったり、急に涙が溢れてきたり…

身体と心の異変に気付き、病院に行ったら「適応障害」と診断されました。

そこからもう持ち直すことができなくて、一年ほど休職した後、辞職しました。





……………やっぱり話題が重〜い!!!!






ちょっと、こないだ食べたラーメンの画像でも挟んでおきましょうか。

ひむろの味噌ラーメン。松戸駅でよく食べます。


今だからこそ、こうしてゆるく記事を書けていますが当時はかなりしんどかったです。

【就労移行支援施設での就活】

さて、みなさんは就労移行支援という制度をご存知でしょうか?

簡単に説明すると、障害を持った人が就職をするためのサポートを受けられる制度のことです。

自力で転職活動ができなかった私は、障害者手帳を取得した後、就労移行支援を行っている施設で半年間ほどお世話になりました。

施設では就職に向けて、様々な活動が行われています。

はじめは「朝起きて施設にたどり着く」ところから。
生活リズムを直すところからスタートしました。

休職中、部屋に引きこもって寝てばかりだった私には中々にキツかったです(今も早起きは苦手です)

生活リズムが整ってきたら、次は施設で行われているプログラムに参加します。
内容は軽作業だったり、就活に必要なスキルを学んだりと様々です。

プログラムを経て、就活ができる準備が整ったらいよいよ就活が始まります。

施設に届く求人から選んだり、スタッフさんから紹介があったり、自分で探したり…就活の仕方もそれぞれ違います。

私は施設の求人サイトにあったフラーの求人を見つけて応募しました。

自宅から比較的近い柏の葉キャンパスにオフィスがあること、フレックス・リモートワークなど自由な働き方ができることを知り、求人を見つけてすぐにスタッフさんに相談して応募しました(笑)

規律の厳しい役所勤務だったので、ベンチャーに少し憧れがあったんだと思います。

ちなみに、ゴリゴリの文系でIT未経験&パソコン持ってない超絶機械音痴です。

応募が済んだらひたすら面接練習をしました。
元々人と話すことは好きだったのですが、当時の私は前職でのあれこれがあって「ニンゲン、コワイ…」状態だったので面接練習もかなり大変だった記憶があります。

そんなこんなでバタバタと就活を進めていたら、意外にもすんなりと内定をいただいて、フラーに就職することになりました(障害者雇用って選考に時間がかかるイメージがあった)

【フラーに入ってからの生活】

はい、やっと今のお話ができますね。

私は今、契約社員としてフラーでフルタイム勤務しています。
障害者雇用の方の中には体調面を鑑みて時短勤務を希望する方もいるのですが、私は比較的元気なのでフルタイムで働いています。

その代わり、合理的配慮(障害を持つ人が企業にお願いできるコト)として電話応対を入れてもらっています。

前職でのトラウマがあるので、会社の電話には出ないというルールを決めて働かせてもらっています。

私がお願いした合理的配慮はこれだけなのですが、頻繁に1on1を行って体調面・業務面のヒアリングをしていただいたり、業務の調整を行っていただいたり…私が働きやすいようたくさん考えてくださったフラーの皆さんには頭が上がりません。

業務以外でも、部活などで社員の方と交流したり、プライベートで遊びに行ったり…
ヒトを大事にするフラーならではの文化が肌にとても合っているようで、毎日本当に楽しく過ごしています。
人生で今が一番充実してるんじゃないかって言っても過言じゃないくらいです(忖度なしに、です)

長くなってしまうので今回は省いたのですが、業務面でも様々なことを任せていただいていて、やりがいを感じながら働くことができています!


本当に転職してよかったーーーーー!!!


【さいごに】

長々と自分のことについてお話しましたが、皆さんに一番伝えたいことは

「無理、ダメ、絶対!!!!!」

です。

自分への戒めでもあるんですが、ツラい気持ちをためこんでもなーんもいいことありません。ためていいのはお金とソーラービームくらいです。

絶対に無理はしないこと。できれば、何かあったときに相談できる人を作っておくこと(SNSでも何でもいいです)

心の拠り所を作っておくことはとても大事です。

あと、時には自分を甘やかしちゃいましょう!
自炊をお休みしてスーパーのお惣菜たくさん買ってみたり、カロリー気にせずお菓子食べまくったり、一日中ごろごろ〜ってしたり。

自分で自分の機嫌を取るのも社会人として大切なスキルだと思います。

もうすぐ年末年始なので、お休みに入る方も多いのではないでしょうか!

お休みの方はぜひ、自分なりのリフレッシュ方法を見つけて有意義な休暇を過ごしてくださいね✨

ではでは!ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました〜!

メリークリスマスイブイブ🎄


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