ビーズ刺繍のたのしみ
たまには作家活動のことも書いておこう。私は「OYOYO」(オヨヨと読みます)という名前で、ものづくりをしています。イラストを描いたり、デザインをしたり、雑貨やアクセサリーや洋服を作ったりしています。
ここ一ヶ月くらいは、ビーズ刺繍のブローチを作ろうと思い、いろいろ試作をしていました。流れとしては、まず図案となるイラストを描く。配色を考える。使用するビーズを選ぶ。実際に刺繍してみる。と、こんな感じです。
今回は、以前から作っていたお花ブローチの新色と、オリジナルテキスタイルのイラストからピックアップした香箱ねこさんでビーズ刺繍ブローチを制作しました。どちらも図案は既存のものを使うし、2~3回の試作で完成するだろうと見込んでいたのですが、甘かった。。。
ビーズって、同じ色でも、加工の違いで見え方が全然違うんですよね。透明度とか、きらきら具合とか。あらかじめ配色は決めておいたとしても、自分のイメージに近いビーズ選びっていうのが意外と大変で。色は合ってるんだけど、何故かしっくりこない。素材感のバランスがむずかしい。これはもうひたすら経験を積んでいくしかないのかなーと思います。
結局のところ、今回は20回ほど試作しました。刺繍をひとつ仕上げるのに2時間くらいかかるので、結構な時間を要しましたね。。。ハハハ。なので、これだー!ってのが出来上がった時はめちゃくちゃ嬉しかったです。途中で諦めなくてよかった。。。
そして、作品として出来上がったのがこの子たちです。
うんうん、かわいい子たちができてよかった。お母さん、うれしいわ。と、ひとりしみじみ。お猫様、どことなく空気階段のもぐらさんに似ている気がする。笑
さて、このように理想のものが出来上がるまで大変だったビーズ刺繍ですが、作業自体はとてもたのしいです。大好きな時間。無心になれていいんですよ。ラジオや音楽を聴きながら作業するのもまた良し。
ビーズ刺繍、塗り絵とかパズルが好きな人だったらハマりそうな気がします。何にもない空間に、ちょっとずつ、ちょっとずーつピースを埋めていくこの感じ。ああ、たまらない。。。恍惚の時間です。うっとり。
一区切りしたところでまた新作を考案中です。完成までの道のりは長そうですが、これからもちゃんと自分で納得できるかわいい子たちを作っていきたいと思います。