一年目社会人で楽しいって、そんなすごいことなの?

ご無沙汰してます。
いくとです。


周りの人から、「仕事が楽しいと思えるなんて、すごいね」みたいなことをよく言われます。
僕としては、「そうなんですか?あなたはどうなんですか?」と言いたくなります。

今回は、なぜ僕が楽しんでいると周りから思われ、自分でもそう思えるのかについて考えようと思います。

  • そもそもいくとはどんな仕事をしてるの?

  • なにが、なぜ、そんなに楽しいの?

  • 個人的に思うこと


そもそもいくとはどんな仕事をしてるの?

僕は小売業を営む会社のマーケティング部にいます。
去年の6月に配属されました。もうすぐ一年経ちますね。(執筆時点)

そもそもマーケティング部とは何をやる部署なのか。これ結構難しいんですよね。
僕のとこの場合、販売促進はもちろん、広報やデジタル広告、SNS、イベント運営なんかも含まれます。
人によってやってることが全然違うんですよね。

そんな感じなので、同じ部署でもいろんな仕事を体験できます。

僕が主に担当している領域は、公式LINEの運営と分析。ユーザーにメッセージ送った後の効果測定とか、メッセージ配信の効率を上げるための分析とか。そんな感じです。

あとは、3月に1万人が来場するような大型イベントの運営もしました。超大変だったけどとても貴重な体験でした。

他にも、うちの会社が主催するイベントの運営をやることもあります。
たまに、社内報の取材について行ったりもしてます。
なにやってるか、一言で言えないのが悩みです。別にいいんですけどね。


なにが、なぜ、そんなに楽しいの?

さて、本題。

僕ははっきり言えます。仕事は楽しいです。
理由は挙げればキリがないですが、主には3つあると思います。

大学時代の経験があったから
好奇心が旺盛だから
楽しむ工夫をしているから

①大学時代の経験があったから
僕は大学時代にあるゼミに所属していました。
消費者行動学を専門とする先生のもと、企業と一緒に、超実践的なことをしていました。
最近友達がnote書いていたのでその文章をパクります。

企業と連携し、企業のデータをお借りしてマーケティング戦略の考案と実行など


を、やってたらしい。

正直、入社してからもゼミとやることはあまり変わっていません。
売上を上げるため、データという事実を基に仮説を立てて、検証をしていく。
もちろん、お給料を頂いているわけですから、責任も質も大学と同じなわけはないです。しかし、芯となる部分は同じです。
むしろ、直接売上や来客などのリアクションが結果として見えるのもあって、より楽しくなりました。
いつでもどこでもデータにアクセスできる環境のある会社に入ってよかった、と思うところはこういうところですね。


②好奇心が旺盛だから
前述した通り、僕の部署は広範囲な仕事を担っています。
新人の僕は、データだけってわけではなく、人が足りないプロジェクトに駆り出されることもよくあります。
イベント運営、Fukuoka Smart City Community、社内報取材、取引先挨拶、、、。毎日違うことばかりやっています。

僕にとってこの状況はとても楽しいです。知らなかった世界を知れる。
初めてのものに対面すると、「なんなんだろう」「なぜだろう」「どうなっているのだろう」という疑問が湧いてきます。
知的好奇心は持っていて損することはありません。
知りたい=楽しいです。
今は興味なくても、いずれどこかで繋がるんじゃないか。そう思えると本当になんでも楽しめます。

最初はなんとなくで始めたけど、あとでどんどん繋がった経験が皆さんもあるんじゃないでしょうか。
僕の経験で言うと、画像の編集加工はその一つです。
中学生の時、友達の写真を週刊誌風にして遊んでいたのが始まりでした。
そこからもっとクオリティを上げたほうが面白いと思い、ツールや素材を使い始めました。
大学生の時には、実家の焼き鳥屋のインスタグラムに投稿する写真の編集にも役に立ちました。
そして社会人。illustratorを使って広告の画像を作成するなどを行いました。
スキルはまだまだですが、何ができて何をすべきかわかっているかどうかは大きな違いだと思います。

好奇心が旺盛であることは、なんでも楽しむには必須であると思います。


③楽しむ工夫をしているから
いくら大学の経験があっても、いくら好奇心旺盛でも、やりたくないな〜って時はあります。でも避けられない。そんな時は、自分なりに工夫をすると楽しくなります。

例えば、複数のGoogleスプレッドシートから、特定の情報を集めるだけの作業。
こんな誰でもできるような仕事は楽しくありません。
そんな時、どうするか。
「誰でもできる」というのは、決まりきったルールがあり、情報へのアクセスも簡単ということ。
勘のいい方ならお分かりですね。そう。そんな作業は機械でもできるんです。

弊社は基本的にMicrosoftでななくGoogleWorkSpaceを使用しています。
さらに、Googleが提供するサービス同士を連携させる、GoogleAppsScript(通称GAS)というものが公式に提供されています。

GASを書くと、ボタン一個で複数のスプレッドやドキュメントから条件に合うものを自動で収集し、メールの本文を作成して送信することができます。他にも色んなことができます。

こうして単純作業を極力効率化させると、とても楽しいです。どこまで楽してやろうか、と考えるところから楽しくなります。
もっと楽したい!という気持ちからむしろやりたくなるくらいまであります。

実際、僕は先輩から引き継いだ単純作業を自動化し、従来の75%時間削減しました。

楽しくないことは機械にやってもらえばいいのです。
人と話すことなどはあなたにしかできません。そういう時は、好奇心旺盛に。面白くない時はさっさと切り上げちゃいましょう。



個人的に思うこと

これらは、僕の個人的な意見ですので、真に受けるも受けないも自由です。

そしてこれも、個人の意見なのですが、仕事が楽しくないという人は、自ら楽しもうとしていないのではないか、と思うのです。

もちろん人の運などはあると思います。それはあなたにはどうしようもない。他人は変えられません。
でも自分の捉え方は変えられます。

面倒な仕事と思うか、成長できるチャンスと思うか。
つまらない人生だと諦めるか、まだまだ下積みだと思うか。

私は、しんどい時こう考えるようにしています。
「20年後のドキュメンタリーで、"下積み時代"として紹介されるんだろうな」

「『あの時の経験と、乗り越えた自分があったから今の自分がいる』とか言えるようになるかな」

このように捉えると、辛いことも僕にとって全てマイナスにはならなくなります。

捉え方と、工夫。
自分のやっていい範囲で好き放題していれば楽しくなります。特に1年目は、なにを聞いてもいい時期だと思います。頼りまくって聞きまくって、時には提案もしてしまえばいい。

ゼミで得たことで、「言うのはタダ」なわけです。やるかやらないかは決裁者に任せればいいんです。


こうして私は、一年目をすごく楽しんで過ごすことができました。
二年目に入った現在も、何ができるかワクワクしてたまりません。
このまま、大人らしくない大人になりたいですね。

明日は何しようか。



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