【らべあろ企画】日本の世界遺産・東日本編〜富岡製糸工場と絹産業遺産群〜
高校野球だお盆だ何だと夏休み気分でいたら、すっかり出遅れてしまいました😂
でも、〆切には
まだ間に合うはず!
いつも俳句を楽しめる「らべあろ企画」
今回は「日本の世界遺産・東日本編」!
(西日本も楽しみにお待ちしております🤭
だって沖縄……🤫)
ご案内記事のなかにあった場所で
いちばん行ってみたいのは
古都・奈良と法隆寺なのですが……
そことは別で、気になるところがありました。
富岡製糸場です!!
大正ロマン漂うレトロな外観
袴すがたの可愛らしい工女たち
そして、アートの集まる場所でもあります。
以前から、なにか惹かれる場所なんだよなぁと
思っていたので、いい機会です。
富岡製糸場について学びつつ、
俳句にできたらと思います。
白練の絹のスカーフ小鳥来る
富岡製糸場は明治5年(1872年)、
群馬県富岡市に設立された
日本初の本格的な器械製糸工場です。
ラベンダーさんも
御記事内で仰っていましたが、
150年も前に作られた建造物が、
空襲を免れ、上の写真(赤煉瓦)のように、
当時のまま保存されているのがすごいですね!
また、富岡製糸場は
フランスから生糸をつくる技術を導入しており、当時としては世界最大の規模を誇っていました。
のちに日本の気候に配慮した器械がつくられ、
働いていた工女たちが、後続の製糸工場で
この器械を使って、各地で生糸の技術を伝えていったのです。
この伝統と歴史は現代に脈々と受け継がれ、
富岡シルクと呼ばれる、富岡産の繭100%を
使用した、純国産のシルクが作られています。
美しさ、しなやかな肌ざわり、心地よさ……。
一度でいいから、
実際に触ってみたいっ(*´Д`*)
製糸工場内の東置繭所・南側スペースにある
「富岡シルクギャラリー」には、こだわりの絹製品がたくさん!
ネクタイやハンカチ、
ブックカバーにペンケース、
名刺入れやコスメ商品だけでなく、
フランス人画家とのコラボ商品
「絵画スカーフ」など、
たくさんの絹製品が展示・販売されています。
あなただけの「宝物」に出会えるかも!?
幾千の糸繰る指や彼岸花
こちらの映画は、2017年、
「富岡製糸場映画制作委員会」によって
制作されたものです。
「紅い襷〜富岡製糸場物語〜」
物語の舞台は、もちろん富岡製糸場。
激動の明治初期、「日本人とフランス人の女性がともに時代を切り開いた証」の場所です。
日本各地からやってきた工女たちは、
フランス人教師の厳しい指導や、
出身地などによる待遇の差、
容易ではない糸取り作業など、
数々の苦難に立ち向かいながら、
「紅い襷」を掛けることを許される
一等工女になり、技術を習得し故郷に戻る日を
夢見ているのでした。
予告編、ぜひ見ていただきたいです。
ちょっと泣きそうになりました。
蟋蟀やクラヴサン待つ置繭所
富岡製糸場の西置繭所は、現在
多目的ホールとして、公開活用されています。
上の写真(アートの集まる場所)のように、
絵画展などが開かれていたり、
定期的に落語の独演会も開かれているとか。
ガラス張りのオシャレな空間。
この建物そのものがアートです。
今年は明治天皇・皇后両陛下が
富岡製糸場を行啓して150年の節目です。
創業開始まもない頃の、両陛下の行啓。
この場所が、近代化への先駆けとして期待され、注目されていたということがわかります。
それを記念しての演奏会が、
10月に開催されるようです。
こちらで詳しく↓
ちなみに、クラヴサンというのは
「チェンバロ」のフランス語です。
バッハやヘンデルと同時代(バロック期)のフランスの作曲家・ジャン=フィリップ・ラモー、そしてフランソワ・クープランらが、
たくさんの、美しい
「クラヴサン組曲」を残しています。
こちらのブログ↓で、ラモーの
クラヴサン組曲が少し聴けます。
富岡製糸場について調べているとき、
「フランスの技術を導入〜」のくだりで、
フランスの文化を入れた
俳句を作ろう!
と決めていました。
ラモーやクープランのクラヴサン組曲は、
いつもうっとりしながら聴いているので、
取り合わせには迷わずにすみました😅
いつか、チェンバロ(クラヴサン)に限らず、
西置繭所での演奏会、
聴きに行ってみたいです。
おまけ
紹介した以外にも、
見どころがたくさんありそうな
富岡製糸場。
↑こちらによりますと、
工女風着物で街歩き
富岡シルクのエステ体験
富岡シルクのクラフト作り体験
盛りだくさんで、
ぜんぶ楽しそう……(๑˃̵ᴗ˂̵)
でもこれは「富岡製糸場」というより
「富岡市」のカテゴリーになるのでしょうか😂
「絹産業遺産群」……どこまで!?
いただいたサポートで、たくさんスタバに通いたい……、ウソです。いただいた真心をこめて、皆さまにとどく記事を書きます。