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【らべあろ企画】この歌は…泣ける…|おかわり😋

えっ、本日締切!!?
ギリギリのお代わりです🙇‍♀️💦


前回の記事


今回は、俳句を詠んでも詠まなくてもOK
とのことですよー♪

参加しやすくなっているかと思いますよー🤭

まだの方、よろしければ
ご一緒にいかがですかー🤭🤭


・1記事3曲まで(お代わり自由です)
・今回は、俳句を詠まれても詠まれなくても構いません。
・その歌のYouTubeを記事に貼ってください。
・歌にまつわるエピソードなど
・期間は、当記事公開より3月25日午後7時まで
・ハッシュタグ、らべあろ企画または号泣ソングを付けてください。
・マガジン追加しますのでこの記事の貼り付けもお願いいたします。
・嬉しい涙・悔し涙・恋に破れたときの涙…涙のジャンル(?)は問いません😊
らべあろ企画「この歌は…泣ける…」より


前回は、「歌なしのインストゥルメンタルでも大丈夫ですよ」と、主催のラベンダーさんより優しいお言葉をいただいたので、ピアノ曲なんかも入れていました。


ですが今回は「歌」のみです!!


学生時代から、ずっと聴き続けている
ミュージシャン(バンドも含む)たちの曲から
3曲選んで俳句も添えています。



どの歌も珠玉の名作!
貼りつけたYouTube動画で、
ぜひとも歌を聴いていただけたら感無量です。


ひょっとしたら前回より長いかも💦
目次から興味ある歌に飛んでいただいたら、
気持ちよくお読みいただけるかもしれません🙇‍♀️



「魂の本」中村一義

二代目の犬の名は「魂」春の雲

(にだいめのいぬのなはゴンはるのくも)


中村一義、6枚目のシングルであり、
2作目のアルバム「魂の本」の
タイトルナンバーです。


デビュー15周年を前に出版された、
ご自身の著書「魂の本」(ややこしいですね、前述の「魂の本」と同名のタイトルです)
によると、


中村くん(親しみを込めて)は、
小学校に入るか入らないかの頃、
「レオ」という名前の犬を飼っていました。

ところが、常日頃からの「両親の夫婦げんか」におののいて、家を出ていってしまったそうです。


それで何日かして、僕が学校に行ってるとき

「近所の道でレオが車に轢かれて死んでる」

っていう連絡が教室に来たんです。
家に誰もいないっていうので。

それで結局、血まみれのままでレオが家に帰ってきて、それを僕が火葬場に持っていったんです。もう、なんだこれはって感じですよね。
それが小2か小3の頃ですから。
中村一義「魂の本」34頁より



ちょうど、この本を読んでいた2016年、
中村くんはデビュー20周年を前に、

「海賊版」というアルバムを
リリースしていました。

そのジャケットに登場する柴犬が、
中村くんの現在の飼い犬「魂(ゴン)」です。

このアルバムの最後に収録されている
「魂の子守唄」で歌われているのも、
曲の最後に、元気に「ワン!」と鳴いているのも、魂(ゴン)です。

中村くんは、ライブツアーも
この子と一緒に回っていて、
Twitterにもよく写真をあげています。

(現在は次男坊「ワン」もいるとか)

たしか、中村くんとゴンとのツーショット写真などもTwitterにあると思うのですが(うろ覚え)、そのときの中村くんが、どの写真も満面の笑みで、幸せそうなんですよね。


ある日の仕事帰りに、車の中で
歌のほうの「魂の本」を聴いていたら、

ふたつの記憶が、ばちっと繋がったんです。

血まみれの飼い犬を、火葬場に持っていく中村くんと、にこにことゴンを連れ歩く、中村くんの記憶。


僕は魂の本に
今日のみんなを記すんだ
中村一義「魂の本」歌詞より抜粋



小学生の頃の、飼い犬にまつわる痛ましい出来事を跳ね返して、中村くんが、いま、犬と楽しく暮らせていることが、ほんとうに尊い、大きな喜びのように思えてきて、

運転中なのに涙が止まらなくなりました。

嫌な記憶って大なり小なりあるものだけど、
魂を強くすれば、跳ね返せる。

中村くんの歌を通して、そのことを知れて
前よりちょっとだけ
明るく暮らせるようになった気がします。








「影ドロボウ」FISHMANS

影のない人なんてない花曇



1991年にデビューした「FISHMANS」の2枚目のアルバム「KING MASTER GEORGE」の4曲目に収録されています。


たしか、アルバムの4曲目って
「作品の勝負曲」みたいな位置づけだった
ような。野球の4番みたいな感じ? で。

シングル曲やタイアップ曲でなくとも、
アーティストいち推しの曲を4曲目に
持ってきていた、と聞いたことがあります。


ちなみに、このアルバムには
深夜ドラマの主題歌になっていて
シングルとして先行発売されていた

「100ミリちょっとの」も収録されていますが、アルバムの曲順は10曲目です。



「影ドロボウ」の話に戻りますね😅

この歌が一貫して伝えていることは、

「変わった人でも大丈夫!
むしろ、変わってる君が大好き」

ということです。

君は変わった人さ 僕は知ってるよ
君は変わった人さ 僕は知ってるよ
何もそんなに 困ることないよ
そんなの やめなよ
君はなんとかやれるよ
君はなんとかやれるよ
ちょっぴり曲がった君は
とってもね 素敵だよ……
FISHMANS「影ドロボウ」
歌詞より抜粋




この曲を初めて聴いた高校の頃、

「普通のことを普通にできない」ことが
大きな悩みでした。今もかな?

とくにコミュニケーション面で、
ほかの人たちみたいに
誰とでも気さくに話せなかったり、
思っていることを上手に伝えられなかったり、

人と目が合うのが怖かったりもして

なかなか、ほかの人たちのように
普通に友だちをつくることができないことに
ものすごく苦悩していました。


いつも「わたしなんて」と思っていて、

みんなができることを、わたしはできない。
明るく活発に、学校生活を送れない。

自分が嫌い、と
めそめそしていました。


そんなときに、この歌が耳に入ってきて、

変わらないといけないと思ってるけど、
変わらなくていいの?

と驚いたと思ったら

だれもが素直さを愛する
だれもがやさしさを信じる
わけじゃない
FISHMANS「影ドロボウ」
歌詞より抜粋



と、歌が続くではありませんか!!


え、そうなんだ!?
みんな素直で優しい人が好きだと思ってた。

そうなんだ……


と、やっぱりめそめそしたんですけど、
今までの「めそめそ」とは、
明らかに違いました。

書いている今でも、グッときます。



相変わらず自分に自信は持てませんが、
この歌を聴くたびに、気持ちがホッとゆるんで、いびつな自分を好きになれるのです。

素直でやさしくなくてもいいんだ
あるがままの自分でいいんだ

「影ドロボウ」に詰まった教えに
今も、だいぶ救われています。


だから、この曲はアルバムの
4曲目に据えられているんですね、きっと。



FISHMANSは、1999年3月15日、
Vo.佐藤伸治さんの突然の死去にともない
一時、活動を休止していましたが、
2005年、メンバー最後のひとりになった
Dr.茂木欣一(現・東京スカパラダイスオーケストラ)の呼びかけにより再始動。

ゲストのヴォーカリストをはじめ、
さまざまなゲストミュージシャンを迎えながら、断続的に活動を続けています。

リアルタイムでの「FISHMANS」の活動を
わたしが追えたのは、わずか1年ほど。
それでも、自分に正直であることや、
他人に流されない強さなど、
大人になるために大切な、たくさんのことを
FISHMANSの楽曲を通して、
佐藤さんに教えてもらいました。

思春期といわれる多感な時期に、
佐藤さんの音楽に出会えたことは、
本当に本当に幸せです。




「また逢う日まで」ホフディラン

来世でもまた逢えるかな春の月



この曲は、ホフディランの9枚目のアルバム
「帰ってきたホフディラン」に
収録されています。
4曲目ではないですが、いわゆる「トリ」曲。(大トリは、ホフディランのテーマ曲と言っていい「ホフディランのバラッド」です)


2017年10月に発売された
このアルバムを、車の中でヘビロテしていて
しばらく経ったころ、平成の名優・大杉漣サマが世を去ります。

2018年2月21日のことでした。

それはもう悲しくて悲しくて、
仕事もろくに手につかず、
いつも抜け殻みたいで、

隙あらばしくしく泣きそうになる日々が始まり、あんなに楽しくポップなホフディランの曲を聴いていても、ぜんぜん元気になれず。


ある仕事帰りの夜、ぼーっと車を走らせていたら、この「また逢う日まで」が流れました。

CDを替える気力もなかったんです。

そのまま流しっぱなしにしていたら、
ぼろぼろ涙があふれてきて。



過ぎ行く日にSAY GOOD NIGHT
笑顔で別れましょう また明日
寂しい気持ちを胸に今 月の下眠ろう

過ぎ行く日にSAY GOOD NIGHT
笑顔で別れましょう また明日
そっと手を振って
ホフディラン「また逢う日まで」
歌詞より抜粋




仕事中に泣いてはいけないと、
ずっと張りつめていた気持ちが、
この歌で決壊したかのようでした。


今でも、この歌を聴くと漣さんのことを思い出して、ぎゅっと胸が締めつけられウルウルしてしまうのです。




いつもいつも、大ボリュームですみませぬ〜🙇‍♀️

ラベンダーさんalohaさん、
好きな音楽を語り尽くせて、
今回も楽しかったです!

ありがとうございました☺︎☺︎

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Sazanami
いただいたサポートで、たくさんスタバに通いたい……、ウソです。いただいた真心をこめて、皆さまにとどく記事を書きます。