【企画】幾崎ふぁんは褒められたい(自分に)

諸兄諸姉の皆様方こんにちは、あるいは初めまして。
幾崎ふぁんです。
これを書き始めたのは3月半ばだったのですが、中身を書いて消してを繰り返し続けているうちに暦は4月へ。新年度で生活環境が変わり、関係も大なり小なり変わり、はじめて会う人と挨拶をする機会も増える時期ですね。
という事で今回は
はれのそらさん(Twitter ID:g_zcl)から
・自分を褒める自己紹介コンテンツを作ろう
という企画「褒め褒めセルフプロデュース」にお誘いいただいたので有り難く書いてみることにしました。
こういうお誘いとかは初めてなので嬉しさに小躍りしつつもちょっとどきどき。いつもよりテンション五割増でお送りします。

◆はじめに

果たして私に紹介するほどの自己と褒めるところなんてあるのか……?
とさっそく心がおれそうですがまずは褒める前に私がどんな人間なのか、
大まかな情報をざっと書いてみましょう。現状理解は大事。

名前:幾崎ふぁん(いくさきふぁん)
所属:個人サークル「たとえ明日が来なくとも」
生き甲斐:趣味活動全般
趣味:妄想、読書、TCG、ゲーム、アニメマンガラノベ鑑賞、Vtuber視聴、VRゲーetc
好き:吸血鬼、妖怪
苦手:瓜系の食べ物とトマト(でも食べる)
座右の銘:明日は明日の風が吹く、しなやす
墓まで持って行きたい本:『神様のいない日曜日』『断罪のユディト』
悩み:口が悪いこと、仕事とゲーム中は特に。あとはひねた性格。
仕事:インフラ屋の下っ端

とまあ書き出してみるとわかるように、ただのアニメゲームVtuberファンというかオタクでございます。普段はネットサーフィンしつつアニメやYoutubeやニコニコみながらゲームとか読書とか。たまにこうして文章書いて公開したり、コミケでゆるゆると創作短編小説を頒布したり、気になったアニメゲームのキャラ元ネタとか設定背景とか調べたり。お金がかかわらない期限の無い調べ物、最高。
吸血鬼とか神様とか妖怪とか、長命な存在と定命な人との寿命差からくる寂寥感やすれ違い、一瞬のきらめきに胸をキュンとさせるタイプの人間。永遠がそこにあってもそれを感じられるのは永遠ではないから……
ハマったコンテンツの遍歴がメルブラ(型月)→ハルヒ(ラノベ全般)→東方(同人誌を知る)→神ない→艦これ→Vtuberというミーハーオタクっぷり。
メルブラのおかげで頭の中に白ネコが住み着いたためよく話す……というとちょっとアレな人に聞こえるのでオブラートに包むと、自分のわからない事、不安な事、どうしようもない事なんかを対話形式で膨らませたり噛み砕いたり飲み込んだりして消化する人間です。過去noteに書いてるミーハーヲタクの話はこのあたりの経験が元。フィクションですが。
最近はインターネット美少女吸血鬼こと『赤月ゆに』に心酔。ゆにちゃん様、すこだ……
本人はもちろん眷族諸氏も好き。ラジオのお便りとかコメントとかTwitterの呟きとか……
……と、これだけだとただの自己紹介で終わってしまうのでここから自分を褒めていきたいと思います。

ほまれに

やっぱり思いつかないなぁとカタカタ椅子を揺らしたところでふと一つの疑問が。
そもそも【褒める】とは何を指すのか、私は正しく意味を知っているのか。
褒めるという言葉をよく知っているつもりでもきちんとその説明が出来ないのではないだろうか。となると私の認識とは別の意味があるかもしれない、いや、さすがに全く捉え方の違う意味があることはないだろうけども。
そう考えたので辞書を引いてみる、と言いつつググってしまう現代人。
ネットは便利。

[動マ下一][文]ほ・む[マ下二]
1 人のしたこと・行いをすぐれていると評価して、そのことを言う。たたえる。「勇気ある行動を―・める」「手放しで―・める」「あまり―・めた話ではない」⇔そしる/けなす。
2 祝う。ことほぐ。
「真木柱 (まけばしら) ―・めて造れる殿のごといませ母刀自面変 (おめが) はりせず」〈万・四三四二〉

すぐれていると評価してそのことを言う。たたえる。
ここまではわかる。
祝う。ことほぐ。
……ことほぐ? 知らない言葉が出てきてしまったのでさらに調べる。

[動ガ五(四)]《上代は「ことほく」》喜びや祝いの言葉を述べる。言葉で祝賀する。「古希を―・ぐ」

どうやら祝いの言葉を送る、という事らしい。
要するに自分を褒めるとは、
今までしてきたことを思い出し並べて祝おう、という事だと言えなくもない、いや言える。別に優れていることを並べる必要はない。
つまり印象に残ってることと普段の生活を思い出し、否定的な単語は減らしつつ最後は褒め言葉「えらい」で締める。
これならなんとか出来る……かもしれない。

まじめに

ということで実際に自分を褒めていきます。えらいぞー。
・仕事ほぼ無遅刻無欠勤。えらい
さっそくこれえらいか? と思うけども。
現在の仕事はそこにいて待機することも仕事の一つなので一応。

・趣味で経済回してる。えらい
資本主義社会である以上お金が無いとコンテンツは死ぬ。
人も死ぬ。なればこそ、持っているお金は使わなければ。
決して散財ではない、決して。

・物理的行動力が凄い。えらい

御柱祭を見に長野まで行ったり
Vtuberリアルトークショー見に都内まで出たり
Vtuberのライブ観に大阪まで行ったり。
興味があって、そこに何かある気がしたらとりあえず行ってみる。
上述の経済回しにも通じる。

・コミケにサークル参加してる。えらい

つまりやりたいと思った事を実践して続けている。
初参加したときは2000字くらいのオリジナルの短編を書いて無料頒布した思い出。
今は10000字くらいの短編をだしているので文字数は順調に増えてる。
ちゃんとオチまで決めてから書くようになったし、秒速5センチメートルとまではいかなくとも確実な進歩だ。
中身は、うん。まだやれるはず。
将来的には文庫本一冊分の分量で綺麗にまとまったものを書いてみたい……

書いたものはpixivに投稿してるものもあるので良かったら見てください。
https://www.pixiv.net/member.php?id=1054017

・自分で人型3Dモデル作ってた。えらい
2018年4月ごろから6月ごろまでの間にBlenderで色々ネットで調べつつ、一から2つほど作った。VRMは初心者でも動かすまでの設定がしやすくて助かった。
そのあとVroidやカスタムキャスト、Vカツが出てきて、BOOTHに色々と素敵なモデルが売られ始めてきたので一から作ることは多分もうしないけど。個人的には特にVroidが魅力的。何がいいかというと有志の方が作成した服とか色々と公開されているので簡単に着替えが出来たり、Blenderに取り込めてボーンとかUV展開とかが観察できたりすること。

・自分用に動画を撮ってる。えらい
最近日本語対応したからMtGアリーナを始めたのだけど、ドラフトのカードピックとかプレイングとか見直すために録画を始めた。自作モデルと変声ボイス付きで。後は字幕やカットなんかの編集を出来るようになれば多少は動画製作者の苦労がわかるかも知れない。
上の2つでも言えるけれども、気になったら上澄みでもいいから触れてみるやってみる、何かを知るということは優しくなる事、というのが極めて個人的な私の信仰。

・学生時代の友人たちと今でも遊んでる。えらい

これはどちらかというと私がどうこうというよりかは友人たちが聖人君子なのだけど。
えらい感謝してる。……”えらい”違いだ。

・生きてる
これに尽きる。
もし私が河童だったらまず間違いなく産道を通らずに済ませていることだろうし。(芥川龍之介の作品はぜひおすすめしたい、特に河童と歯車)
もちろん趣味に生かされてるという面は多分にあるけれども、それでも生きるという選択をしてるのは私自身。何も選択しないことも選択。

◆おわりに

自分を褒める、というハードルが大層高く見えたので何とか潜り抜けられないかと辞書を引くところから始めてみたけれど、どうだったでしょうか。これ自己紹介になってるんでしょうか、いやなってる。
人は三次元に生きてる生物で多面的だから、全面が同じ色をしている事は中々ない。その一面すら一色ではない事だってあるはず。
つまり悪いと思うものは別の位置から見れば好いものかもしれない、モノは言いようだ。自分にとっては当たり前のようなことでも人から見ると凄い、という事もある。
だから
朝ちゃんと起きた。えらい、とか
やりたいゲームできた。えらい、とか
やりたくないことでもやるべき事やった。えらい、とか
そんな感じで少し離れたところから自分を見つめて日常を祝えればいいんじゃないかな。……というのが今回のnoteを書くときに考えた、自分なりの自分の褒め方です。
あとは、なるべく人と比べない事。私は自己肯定感が低いわりに変なプライドを持っているから特に。
と、ここまで随分と長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

◆謝辞

企画責任者のサンサワさん、はれのそらさんに感謝を。特に企画に誘ってくださったはれのそらさん本当にありがとうございます。自分の新しい発見になりました。
もしこのnoteを見てる人でかのフェネックさんを知らない方がいるならぜひ知ってほしい。生きる意志を見せてくれる素敵な方なので。
企画自体もオープン募集をしているようなので興味を持った方はぜひ参加してみてはどうでしょうか(ダイマ)。


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