🌸いくりん🦌

櫻坂46のファン。影山優佳さんが好きなアイドルファンだった人。この世界をより良いものにするために自分ができることをやっていく

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最近の記事

【歌詞読み解き】桜月っていい曲だよね―トュルルル トュル トュルルル トュル ルルル―

もう一年以上も前に櫻坂46の5thシングルの表題曲として発表された『桜月』っていい曲だよねという記事である。聴けば聴くほど涙腺が緩んでくるので歌詞を引用しながらメモしていきたい。 主人公が誰かを今までにないほど好きになった「気がする」っていう回想?気がするってことは、何か確固たる証拠や保証もない純粋な恋なのか。 自分より相手のことを優先したい気持ち。これは恋かもしれないけど、自分が傷ついてもいいから君を傷つけたくないって気持ちはどこか気を遣っているようで、無理をしているよ

    • 見守ること

      上手くいかないかもしれないけど、ちゃんと見守るって大事だ。 誰かに何かを任せるのは勇気の要ることだ。 なぜなら自分でやった方が早いから。 とりわけ、自分が慣れていることならなおさらだ。 自分がどれだけ優れていようが、自信を持っていようが、自分が誰かに何かを任せることができて初めて一人前の大人になったような気がする。 プレーヤーとしての優秀さは大事だ。 自分ができないことは誰にも任せられない。 偉そうなことは言うが内実が伴っていない大人は多い。 何もしないくせに口だけは

      • Victorious Centuryを読んで

        はじめに 2023年は久しぶりにまとまった英語の文章を読んでみようと思って、自分の好きなイギリス近代史に関わる英語文献を探してみた。 とはいえ、専門的な議論を細かく勉強していくのにも骨が折れるので、以下のような意図をもって読書に励みたいと考えた。 ①イギリスの近代史に関する専門的な知識を身に着けたり最新の学術研究の動向を調査するというよりは、体系的にまとまった知識を学ぶことができる。 ②ただし、専門家が読んでも一定の水準が担保されていると見なされるもので、かつ一般の読者が

        • 渡邉美穂さんの卒業に寄せて日向坂46が思うこと

          窓の外から差し込む暖かい太陽の光は、彼の決心の邪魔をする。 どこかで聞いたことのあるタイトル、どこかで聴いたことのあるメロディー、どこかで訊いたことのある別れ話である。  何気ない日常を過ごすその二人はお互いのことを理解していることからくる一定の余裕が感じられる。彼は彼女を受け入れ彼女の心地良い居場所であり、彼女も彼の愛情を非常によく理解しており、彼との時間に感謝もしている。傍から見ると順風満帆なのだ。  好かれあう男女がどうして別れなければならないのか理解に苦しむこと

          大人たちへの反抗という使い倒されたテーマへのひとつの回答-森田ひかる、藤吉夏鈴、武元唯衣、増本綺良へのインタビューを読んで

          櫻坂46が誕生してから1年と少しが経った。3枚のシングルの発売、2年連続での紅白歌合戦の出演など、欅坂46の遺産を引き継ぎながらも新しいグループとして生まれ変わりつつある現在。グループの現在地と将来について、多くのファンが関心を持っていながら、コロナ禍という先の見えない長いトンネルの中で今後の見通しも立ちづらい状況にあるのも確かである。そのような状況において、メンバーが実際に何を考えて活動しているかを知ることは非常に有用なことと思われる。 2021年12月28日に発売された

          大人たちへの反抗という使い倒されたテーマへのひとつの回答-森田ひかる、藤吉夏鈴、武元唯衣、増本綺良へのインタビューを読んで

          アザトカワイイ女の子に嫉妬するこけしの挑戦③

          ※この物語はフィクションです。 Ⅲ  私がどういうつもりで彼と付き合うことにしたのか、彼は全く理解していませんでした。私からすれば、彼とは長い付き合いで、お互いに好意を持っていたことは確かだと思うし、よき理解者だと思っていました。彼が、あの時同情心だけで私を励ましてくれたわけではないと今でも信じたいです。  小さい頃は私の方が背が高くて、ピアノも上手くて、勉強がどれくらいできるかはよく分からなかったけど、自分は彼よりはできる方だったと思います。彼は特別に何かに秀でている

          アザトカワイイ女の子に嫉妬するこけしの挑戦③

          アザトカワイイ女の子に嫉妬するこけしの挑戦②

          ※この物語はフィクションです。 Ⅱ  いつも目に涙を溜め込んでいる彼女を見ていると、自分がもう少ししっかりしていれば、自分の気持ちをしっかり伝えて彼女と共に生きていく勇気を持つことができていれば、と思わずにはいられませんでした。  色々な恋をしてきました。とは言っても、今でも思い出すのは、肌寒い朝、どこを向くわけでもなく遠方を眺めながら、カーディガンの袖口を少しだけ長めにして両手でグーしていた彼女の姿です。  その朝、いつものように電車に乗って学校に向かおうと駅のホー

          アザトカワイイ女の子に嫉妬するこけしの挑戦②

          アザトカワイイ女の子に嫉妬するこけしの挑戦①

          ※この物語はフィクションです。 Ⅰ  彼は、恋する気持ちが信じられず戸惑っていました。出会ったばかりの頃はそこまで感じることはなかったけれど、付き合ううちに、自分の中で足りなかったピースが分かってきたのです。特に、いきなりポニーテールに髪を束ねた私を見たとき、心の中でパチンと弾ける音がしたそうです。直接聞いたことがあるわけではないので分からないですが、そういう音があるらしいです。いわゆるキュンキュンしたのだと思います。  昔は、同じピアノ教室に通っていた、幼馴染みたいな

          アザトカワイイ女の子に嫉妬するこけしの挑戦①

          2021年の受験体験記①

          こんにちは。2021年ももう終わりが近づいておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。気づいたら年末という感じで、時の流れが非常に早く感じます。 今年は、もともと予定していた2つの資格試験を受験しました。ビジネス会計検定試験の1級と中小企業診断士試験です。今回は、これらの試験をなぜ受験しようと思ったかという点や、実際の受験の手ごたえや結果、今後の展望のようなものを書きたいと思います。 ①ビジネス会計検定試験○はじめに ビジネス会計検定というと、あまり聞き馴染みがないかも

          2021年の受験体験記①

          偶然の答え

          「偶然の答え」のMVが公開されて数日が経つ。 ラジオ音源でこの曲を聴いた時は純粋に美しい曲だと感じた。ややゆっくりしたテンポで進む恋愛曲で、シンプルな解釈をすると、偶然の出会いは運命の出逢いだった?という含みを持たせて終わる歌詞になっている。 歌詞に登場する「秘密」は、自分の知らなかった感情「恋」の表出を示唆していると解釈するのが自然だ。秋元康の歌詞の世界観においては、主人公の「僕」が「君」と出会って変化するモチーフがよく使われる。二人セゾンにしろ、君の名は希望にしろ、自

          新しいことにチャレンジした方が良いよねって言う割には新しいことにチャレンジする文化がないよねっていう話

          生きていると目まぐるしく変わる世界にポツンと一人残されたような気分になる。 ああ、自分はまた変われなかった と何度目かもわからないため息を漏らす。 フランツ・リストのような波打つアルペジオに交錯する美しいメロディーが流れ込んでもそれは自らの心を癒してくれはしない。 変わりたいと思う心が激情の中で、惰性となるのが人の常だ。何度同じ失敗をしても、何度挫折を繰り返しても、変わらない心に折り合いを付けて心身のバランスを保って生きていかなければ、自己否定という名の絶望に陥りかねな

          新しいことにチャレンジした方が良いよねって言う割には新しいことにチャレンジする文化がないよねっていう話

          【新春特別企画】影山優佳ちゃんを愛でたい

          皆さん、あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!! さて、今回は新年一発目ということで影山優佳ちゃんを愛でたいと思います。 それではいってみよう!! まずこれですよこれ。この天に昇っていきそうなはちきれんばかりの笑顔。 目開いてないんですよ。目尻の皺とかどうでもいいんです。アザトカワイイとか何言われてもいいんです。 「お前、なんだその顔、そんな幸せなことでもあったのかよ」 ええ、この笑顔はファンの幸せを体現しています(何言ってんだバカ)。 次

          【新春特別企画】影山優佳ちゃんを愛でたい

          欅坂から櫻坂へ。変わりゆくものと変わらないもの(2020年下半期)

          7月 偶然の鐘7月16日、欅坂46の配信ライブKEYAKIZAKA46 Live Online, but with You!が開催された。徐々に活動が始まっているとの情報が解禁されるにつれ、新しい欅坂46のスタートをまた見ることができるワクワク感を感じていた。しかし、結局最後のゆっかー(菅井友香)のスピーチで語られた、「欅坂46が幕を閉じる」という言葉に、心のシェルター(避難所)を失ってしまうのではないかという不安を感じた。同時に、致し方ないという気持ちも沸き上がり、結局、彼

          欅坂から櫻坂へ。変わりゆくものと変わらないもの(2020年下半期)

          影ちゃんの復帰と鈴花ちゃんの存在感としゃおりさんの言葉と欅坂46の停滞(2020年上半期)

          2020年ももうすぐ終わりだ。今年はたくさん自己表現をしたいと思ってブログを書いてきた。満足できることもあればそうでもないときもあったけれど、面白い記事(を書いている人)に出会えるとやっていて良かったと感じる。 今回、2020年の振り返り記事を書いている方も多く、一年の振り返りとして私も重い腰を下ろすことにする。 1月 旅立ち誰もが知る由のないことがある。なぜ理想と現実のギャップはこうまでに大きくなってしまったのか。欅坂46のメンバーの3人が卒業or脱退してしまったこの時

          影ちゃんの復帰と鈴花ちゃんの存在感としゃおりさんの言葉と欅坂46の停滞(2020年上半期)

          変えられなかった運命はこの先もずっと背負っていかなくちゃいけない。でもこの先の運命は自分次第でいくらでも変えられる。

          時々刺さる言葉というものがある。 タイトルは2018年8月13日の小林由依のブログタイトルの引用だ。 直接的な内容は、欅坂46のメンバー(当時)だった今泉佑唯に向けられた言葉だ。ゆいちゃんずとして歌唱する機会も多かったふたりの「ゆい」の結びつきは想像以上に強固で刺激的なものだったのだろう。復帰してから『ガラスを割れ!』で代理のダブルセンターを務めるなどこれからを嘱望されていただけに、自分の意志で巣立って行ったゆいちゃんずの片割れの卒業は、小林由依にとってその想いを背負って

          変えられなかった運命はこの先もずっと背負っていかなくちゃいけない。でもこの先の運命は自分次第でいくらでも変えられる。

          孤独感、依存と虚栄と信念と

          前の日曜日(12月13日)、珍しく話したいような雰囲気があったから高校の時の友人に会いに倉敷まで帰った。 倉敷の美観地区を堪能するわけでもなく、寒い寒いと思いながら大原美術館の前をうろうろして待っていると5分くらい遅れて彼女はやってきた。 束の間の休暇を友人と語らうのも悪くない。会うのは2年10か月ぶりくらいのようで、10年以上の付き合いとはいっても約3年ごとに会っていたらなかなか関係性も親しいのかよくわからんなという感じだ。 直截的な内容について記すわけにはいかないが

          孤独感、依存と虚栄と信念と